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『4代目バチェラー』黄皓「バチェラー参加時は全員を口説く覚悟だった」離婚・再婚を経て父に、そして上場を目指す【黄皓インタビュー】

  • 2026.3.23

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人気恋愛リアリティ番組参加者の「その後」を追う本連載。今回は、恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン4でバチェラーを務めた実業家の黄皓さんを取材。黄さんは『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1に参加後、4代目バチェラーに異例の抜擢。番組終了後、ファイナルローズを渡した女性と結婚するも、ほどなくして離婚。現在は再婚し、一児の父となっている。実業家、そして父として挑戦し続けている彼に、番組参加後から今に至るまでのお話を伺った。

バチェラー期間中は「参加女性全員を口説かなきゃ」という気持ちだった

──今回は、バチェラー参加から「その後」についてお話を伺うという企画です。先日、黄さんがバチェラーを務めたシーズン4の番組参加者だった休井美郷さんの結婚式に参列されている投稿を見て、今も皆さん仲がいいんだと驚いていたところです。

黄 実は今回の結婚式で番組参加者の方と久しぶりにお会いしたんですよ。番組が終わってから、おつきあいをしていた女性以外の方とは一切お会いしていなかったんです。それが先日、休井さんから結婚式にご招待いただいて。僕は休井さんのパートナーが嫌がるんじゃないかと心配したんですけど、むしろ歓迎してくれました。僕も妻に相談して、結婚式に参加することにしたんです。5年経って、ようやく皆さんとまた連絡を取ったり会ったりできるようになり、うれしかったですね。

──久々にみんなで集まることができたのは、番組から時間が経ったからでしょうか。

黄 それもありますね。僕自身、バチェラーに参加したときはすごく真剣で、とにかく全力で女性陣と向き合っていたんです。真剣だからこそ、空回りしたり誤解を招くような言動をしてしまったりしたこともあるかもしれないけど、あのときあの瞬間に全力でひとつの嘘もなくあの番組と向き合えたという自負はあります。だから番組終了後は、参加者の女性たちと会うことはありませんでしたね。

バチェラーとバチェロレッテはまるで違う。「バチェラーが素の自分」

──黄さんというと、バチェロレッテ参加者からバチェラーになった最初のケースです。どちらの番組にも参加した黄さんにとって、それぞれの番組はどう違うと感じましたか?

黄 やっぱり、選ばれる側と選ぶ側ではまるで違いますよね。言ってしまえば、バチェロレッテは自分が全力を尽くしたら、あとは相手に判断を委ねるだけですから、気楽といえば気楽です。逆にバチェラーは自分が最終的な意思決定をしないといけないので、そのために何が必要なのか、どう行動すべきなのか、常に考えなければいけない。とにかく自分が残り続けるために他の男性陣と差別化したアプローチを考えていたバチェロレッテに比べると、バチェラーの方がより素の自分で参加することができていた気がします。

──黄さんのバチェラーといえば、スキンシップやキスシーンの多さが当時は話題になっていました。

黄 あれも、自分にとっては必要なことだと思ってしていました。短期間で結婚まで行き着くためには、通常の工程を何段階もスキップする必要がある。その上、参加女性はバチェラーが誰かわからない状態で参加していたんです。だから「黄さんがバチェラーだから参加した」というスタートじゃない分、僕もバチェラーとして全参加者に結婚してもいいと思ってもらえるくらい好きになってもらわないといけない。だから、僕はあの期間「女性参加者全員を口説き落とすぞ」というくらいの気概で参加していました。

パートナーと離婚直後は「自分の命を守ることで精一杯だった」

──たしかに、以前の別の参加者へのインタビューでも、「バチェラー(黄さん)に本気で恋した」というお話をされていました。黄さんは、実際に最後にファイナルローズを渡した女性と結婚もされましたよね。一方で、離婚までが早かったことでも話題になっていました。あのときの心境はいかがでしたか。

黄 そうですね、当時はすごくたくさんの誹謗中傷を受けました。番組を観ていたファンが怒っているだけではなくて、メディアや週刊誌でもあることないこと書かれていたり、炎上に乗じてよく知らない人たちがひどい発言をSNSで繰り返したりなど、四方八方から攻撃されている気分でした。あのときはとにかく、言い返すことよりも「自分の命を守らなきゃ」という気持ちで一杯でしたね。

──あることないこと言われているのに言い返せないのも、もどかしいですね。

黄 ただ、中には的を射たコメントというのもあったりするんです。騒動が落ち着いて、少し時間が経った頃、ようやく自分のことを振り返る余裕ができました。僕に対するコメントも見返すことができるようになり、次第に「僕があのときこうしていれば……」「こうなってしまったのは、僕のこういうところが悪かったからかもしれない」と、やっと過去の自分を振り返ることができたんです。一度は幸せにすると心から誓った女性を幸せにすることができなかった。傲慢さや未熟さがあったんだと思います。だからこそ「今は謙虚に生きていこう」そう思うようになったきっかけでもありました。 過去は過去で受け止めつつ、そこに縛れることはなく、今と未来にだけ視線を向けて自己成長を考えています。

「妻がストレスを溜めないようにサポートする」のは僕にとって合理的なこと

──黄さんが今の奥さんと娘さんをとても大切にしているのは、Instagramの投稿などを見ていても感じます。育児はどういった分担をされているんですか?

黄 日中は、僕は仕事でいないので、妻が育児をしてくれています。また、義母も東京に来てくれているので、一緒にサポートしてくれている形ですね。僕は大体19時頃に帰宅をするので、そこから翌日の朝8時くらいまでは2人で育児をしています。授乳からの寝かしつけは妻がして、夜中に起きてしまったときの対応は僕がして、という感じですね。どうしても娘が寝ないときは抱っこしたまま外を歩いたりとか……そんな生活がもう10ヵ月くらい続いています。

──仕事をしながら、家にいるときは育児もして、となるとかなり大変な生活ですよね。

黄 大変なこともありますが、それは日中家で育児をしてくれている妻も同じですからね。もし僕が家に帰ってきてから育児をせずに妻に任せきりだったら、妻はストレスが溜まっていきます。そのストレスのはけ口を最終的に引き受けるのは誰かといったら、僕ですよね。逆に僕が家にいる間、可能な限り育児を引き受けると、妻はその分休めて機嫌がよくなります。その方が僕にとっても幸せです。だから僕にとって、妻がストレスを溜めないようにサポートすることって、非常に合理的な行動なんです。

──たしかにそういう考え方をすることもできますね。

黄 あとは子どもが生まれてから改めて、子どもがいる生活ってこんなに大変なんだって実感したのもありますね。近所のカフェひとつ行くのだって、そのために準備しなければいけないものがたくさんあって、夫婦だけの生活のときの気軽さはありません。おしゃれすることよりも、子どものお世話がしやすい服装で、荷物が一杯入ったマザーズバッグを持って……もはや子どもを抱っこして車を乗り降りするだけでも大変です。

それに加えて、妻はやっぱり自分が子どもの側にいないとという意識も強くて、たとえば「子どもは自分が見てるからネイルくらい行ってきたら?」と言っても躊躇してしまうところがあります。僕はあくまで妻の意思を尊重するようにしていますが、気が休まらないことも多いだろうなと思っています。

上場企業の経営者でありながら、バラエティ番組にも参加するような存在を目指す

──生活の中に家族との時間が加わり、バチェラーに参加していた頃とは生活が一変したわけですね。

黄 そうですね。この新生活が僕の事業にもいい影響を与えてくれたなと感じることもあります。地方を中心に24時間利用可能な女性専用フィットネス「HITORI WELLNESS(ヒトリウェルネス)」という事業を立ち上げました。

これは徒歩10分圏内にジムやピラティスがある都心の女性と比べて、自分のケアをする場所が少ない地方の女性に新しい選択肢を提供したいと考えたからなんですね。こういったサービスを考え付いたのも、子どもが生まれてから生活が一変したことがひとつのきっかけです。事業は順調に拡大していて、自社のサービスがちゃんと必要とされているんだと実感しているところです。

──子どもとの生活が、自身の事業のヒントのひとつにもなったのですね! 最後に、黄さんの今後の展望について伺ってもいいですか。

黄 僕は、人生においてプライベートと仕事どちらも大事だと思っています。今だと、娘の日々の成長を見るのが本当に楽しいです。昨日できなかったことが、今日できるようになる。その一つ一つに心動かされます。一方で、娘が生まれたことで妻と2人きり時間を作るのが難しくなってしまいました。今後家族として絆を深めながら、パートナーとの関係にもきちんと向き合っていく必要がある。そういった課題に向き合っていかなければいけないなと思っています。ただ、そういう部分も心のどこかで楽しんでいるところがありますね。

事業でいうと、まずは今の企業の上場を目指しています。一方で、バチェラーの経験を経て、様々なメディアに参加など、タレント業に近いこともさせていただいています。それは企業が上場したあとも継続したいと思っています。上場企業の経営者でありながら、バラエティ番組にも参加する、みたいな今まで見たことがないような存在になってみたい。他の経営者が見たことがないような景色を見てみたい。そう思っています。

取材・文=園田もなか 撮影=島本絵梨佳

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