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夫「母さんの味噌汁を見習え!出汁から取ってるぞ!」私「インスタントだよ」義母に電話した夫の末路

  • 2026.3.23

私は夫と2人で暮らしています。共働きで、毎日それなりに忙しく過ごしていますが、家事の負担はほとんど私に偏っていました。そんなある日……。

「母さんなら…」私と義母を比べる夫

仕事中の私は夫に「今日は残業で遅くなりそう」と連絡を入れました。すると返ってきたのは、私の体調や帰宅時間を気遣う言葉ではなく、「俺の飯はどうするの?」というひと言でした。

そして夫は、「嫁としての自覚もない」「母さんはこういうときのために、いつも作り置きを用意していた」「仕事が忙しくても家事を完璧にこなしていた」と、自分の母親を引き合いに出してきました。

私は義母のことをすごいなと思いましたが、その“すごさ”を当然の基準のように押しつけられるのは違うと感じていました。だからこそ、「それだけやっていたなら、そばで見ていた家族は手伝おうとは思わなかったの?」と聞いてみたのです。

すると夫は、悪びれる様子もなく「だって母さんしか女がいなかったし、俺は子どもだったから」「それに俺は男だし」と言いました。あまりに時代錯誤な考えに、私は言葉を失いました。すると夫は、「俺の嫁なら母さんと同じことができるようになれ」「じゃなきゃ俺の嫁にふさわしくない」と言い放ちました。

義母に夫婦仲を聞かれ、本音を話すと…

それから1カ月ほど経ったころ、私は義実家を訪れていました。義父母の誕生日には毎年ちょっとした贈り物をしていたのですが、その日も義母はとても喜んでくれました。

「こんなに気の利くお嫁さんがいて、息子は幸せね」

そう言って微笑んだあと、義母は少し真顔になり、「息子とはうまくいってる?」と尋ねてきました。私はとっさに「ええ、まあ……」と曖昧にごまかしましたが、義母はその反応で何かを察したようでした。

実は少し前、夫は親戚夫婦との食事の席で、私のことをかなり悪く言っていたそうです。家事で手を抜いている、気が利かない――そんな愚痴ばかりを並べていたらしく、話を聞いていた親戚のほうが「共働きなのに、それで何が問題なのかわからない」と首をかしげていたのだとか。

私はそのとき初めて、義母のように仕事も家事も完璧にこなせる女性にはなれないこと、自分はまだ努力がたりないのだと思っていることを話しました。

「何言ってるの?」義母が明かした真実とは

すると義母は目を丸くし、「ちょっと待って。それ、誰に聞いた話?」と言いました。私が「夫です」と答えると、義母はあきれたように笑ってこう言ったのです。「冷凍食品もスーパーのお惣菜も、普通に買っていたわよ」

私は思わず聞き返してしまいました。夫の話では、義母はいつでも手作りの食事を出し、総菜や冷凍食品なんて一度も使ったことがないはずだったからです。

けれど義母は笑いながら、「何言ってるのよ。頼りまくってたわよ」と話します。夫が語っていた“理想の母親像”は、現実とはまるで違っていたのです。

ついに反撃「お義母さんの味噌汁、インスタントよ」

その日の夜、帰宅した夫は開口一番、「どこ行ってた? 夕飯は?」と言いました。

私はもう限界でした。「今日は作りたくない。どんなに頑張っても、手を抜いてるとか言われるから」と伝えると、夫は逆ギレし、「味噌汁ひとつまともに作れないくせに」「母さんの味噌汁を見習え。出汁から取ってるぞ!」といつもの調子で責めてきたので……。

私は「お義母さんの味噌汁だけど、インスタントだよ」と言いました。夫は一瞬、何を言われたかわからないという顔をしました。信じられない、そんなわけがない、と否定しましたが、私はさらに追い打ちをかけました。

夫が「母さんの手料理で一番好きだ」と言っていたローストビーフも、実は毎回スーパーの総菜コーナーで買っていたものだと義母から聞いていたのです。義父もそのことを知っていて、文句を言うどころか「共働きで食事まで用意してくれるだけありがたい」と感謝していたとのこと。

夫はなおも「そんなはずはない」「母さんがお前に気を遣ってるだけだ」と言い張りました。私は「そこまで言うなら、お義母さん本人に聞いてみたら?」と返しました。

義母の提案で夫が家事を担うことに…その後

夫は義母に電話をかけ、味噌汁のことを確認しました。すると義母はあっさり、「うちの味噌汁はずっとインスタントだよ」と言い、「お父さんは私の料理に一度も文句なんて言わなかったし、何度もありがとうって言ってくれた。あんたはどうなの? お嫁さんに感謝を伝えてるの?」

夫は何も言い返せませんでした。夫は、私に義母の声を聞かせようと電話をスピーカーにしていましたが、その言葉を聞いた瞬間、私は救われたような気持ちになりました。

そして義母は、夫にある提案をしたのです。しばらくの間、私は義実家で暮らし、その間は夫が仕事をしながら、家事をすべて1人で担うというものでした。夫は「今は繁忙期だから無理だ」と弱音をこぼしていましたが、義母に「◯◯さん(私の名前)だって、忙しい中でやっていたでしょう。一度、自分でやってみなさい」と言われ、私はしばらく義実家で過ごすことになりました。

義母によると、私がいなくなってわずか3日で家は荒れ放題になったそうです。義父母は私に謝ってくれました。「うちの息子が申し訳ないことをした。離婚したいと思うなら、それでもいい」とまで言ってくれました。

一方で夫は、「一度だけチャンスをくれないか」「これからは俺も家事をするから」とすがってきました。でも、私は首を横に振りました。たとえ今後態度を改めたとしても、過去が消えるわけではありません。こうして私は夫と離婚し、新しい生活を始めました。夫はその後、「しばらく誰とも連絡を取りたくない」と言って姿を消し、今は義母とも連絡がつかないそうで、どこで何をしているのかもわからないとのことでした。

私は、離婚後に出会った男性と穏やかな時間を過ごしています。結婚も視野に入れていますが、次こそは家事の分担やお互いの価値観について、最初からしっかり話し合える関係を築きたいと思っています。

◇ ◇ ◇


日々の家事は、誰かが担うことで成り立っています。だからこそ、感謝の気持ちを言葉にしたり、負担を分かち合ったりする姿勢を忘れずにいたいですね。

【取材時期:2026年3月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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