「Inoue」が米国・世界のトレンド1位を席巻　井上尚弥のヒヤリダウン→圧巻KOに歓喜した「モンスターinラスベガス」

ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥（大橋）は5月4日（日本時間5日）、米国・ラスベガスのT-モバイルアリーナでWBA同級1位ラモン・カルデナス（米国）と対戦。第8ラウンド45秒でKO勝利を飾った。

■「Inoue」が世界トレンド1位

4年ぶりにラスベガスへ再上陸した井上尚弥に、日本国内や米国のみならず世界の注目が集まった。

戦前からモンスターのラスベガス入りがSNSを賑わせ、当日は控え室でリカバリー食のカステラを食すシーンも拡散。会場では井上のアップシーンが映し出されると大歓声に包まれた。

また、、現地中継局『ESPN』では大谷翔平・ドジャース戦から井上尚弥戦へリレー中継し、SNSでは井上と大谷のコラージュ画像で番宣を行うなど加熱。第2ラウンドによもや井上のダウンシーンがあり、スリリングな試合展開となったこともあり、X（旧Twitter）では日本国内が「井上尚弥」、米国と世界では「Inoue」がトレンド1位を席巻した。

井上はこれで世界戦25勝（23KO）。“カネロ”ことサウル・アルバレス（メキシコ）に並ぶ世界最多タイとなる4度目の4団体統一王座防衛成功となったほか、元WBA世界ヘビー級王者ジョー・ルイス（米国）を抜き“世界新記録”の世界戦23KOを記録。

次戦は9月にWBA暫定王者アフマダリエフ戦と発表されており、新設される名古屋・IGアリーナでの国内戦が予定されている。