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どうやって計算するか覚えてる?「40+150×0.8」→正しく計算できる?

  • 2025.6.3
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小学校で学習する計算問題でも、意外と間違えてしまうことがあります。

特に普段電卓を使って計算をしている方は、計算方法を忘れてしまっているかもしれません。

この記事の問題に挑戦し、正しく理解できているか確認をしましょう。

問題

次の計算をしなさい。
40+150×0.8

小数の計算が含まれていますが、正しく答えを出すことはできるでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「160」です。

途中の計算式は次のようになります。

  40+150×0.8
=40+120
=160

計算のポイントを順に解説していきます。

計算の順序

四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混じった計算の順序は、次のとおりです。

(1) 掛け算・割り算の計算
(2) 足し算・引き算の計算

つまり、今回の問題では、掛け算の部分「150×0.8」を優先して計算しなければいけません。

小数の割り算の計算

まずは「150×0.8」を考えます。

小数を含んだ掛け算では、以下の手順で計算が可能です。

<小数の掛け算の手順>
(1)「掛ける数」と「掛けられる数」が整数になるように、小数点を右に動かす。
(2)整数の掛け算をする。
(3)(1)で小数点を右に動かした数の合計分だけ、答えの数の小数点を左に動かす。

「150×0.8」の場合で考えてみましょう。

まずは、小数で表された数を整数にします。

0.8→8(小数点を右に動かした桁数:一桁)

次に整数どうしの掛け算をします。

150×8=1200

最後に、答えの数の小数点を元に戻しましょう。

整数になるように小数点を右に動かした桁数は一桁なので、答えの数の小数点を一桁分、左に動かします。

1200→120.0 (=120)

これによって、元の計算式は「40+120」となりました。

足し算

元の計算は「40+120」となりました。

これは簡単に計算できますね。

40+120=160

したがって答えは「160」です。

まとめ

今回紹介した計算問題は、小学校で学習するものです。

正しい答えを求めることができたでしょうか。

忘れていた方は、ぜひ学び直しをしてみてください!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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