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「卵1パック98円だった」30年間で約2.75倍か…“いま”の衝撃の価格は?

  • 2025.6.25
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画像:photoAC(※ 画像はイメージです)

近年の物価上昇を受け、SNSでは「卵が1パック98円だった時代」や「1,000円以上の買い物で1円だった卵」といった“卵に関する昔の価格”への投稿が話題になっています。日々の食卓に欠かせない卵の価格は、家計への影響が大きく、その変化を感じて、驚きと懐かしさが入り混じっていた多くの声が見受けられます。

生活者の本音があふれる「今の物価、苦しい…」

2024年以降、国内の物価上昇は多くの家庭にとって切実な問題となっています。総務省の「家計調査」でも食料品の支出額は上昇傾向にあり、中でも卵は、価格の変動が顕著な品目のひとつです。SNS上には、実際に買い物をする中で感じる“卵の価格”に関するリアルな声があふれています。

  • 何この値段!けど買わねば、生きていけぬ!
  • かろうじて生きてます!
  • 給与水準大して変わらないのに物だけ高くなる
  • そんな時代もあったねと いつか笑える日が来る

「卵1パック1円」の時代があった?

一方で、かつての卵の価格に驚く声も。「卵1パック98円の時代」「1,000円以上の買い物で卵1パック1円」といったキャンペーンが広く行われていた記憶を懐かしむ声も。

  • 「○○円以上お買い上げで、卵1パック1円」もあった記憶
  • 「おひとり様1パック限り」といった制限があったので、家族で別のレジに並んだ

こうした特売は近年では減少傾向にあり、物価上昇や物流コストの増加によって、今ではほとんど見かけなくなりました。

30年前の“卵の相場”は…?

実際の相場データから、卵の価格推移を確認してみましょう。JA全農たまご株式会社が公開している「たまご相場情報」によると、

  • 1995年6月25日:東京Mサイズ相場(1kg単価)=145円
  • 2025年6月25日:同相場=340円

この間の価格上昇率は、約2.34倍に相当します。
卵1個の平均重量を約61gと仮定し、10個入り1パック(約610g)換算で計算すると…

  • 1995年:約88円
  • 2025年:約207円

つまり、現在の価格は当時と比べて約2.35倍という結果に。
こうしたデータが、SNSでの「高すぎる!」という声の背景にあると言えるでしょう。

“安さ”を懐かしむ声は卵にとどまらず

卵以外の食品や生活用品でも、かつての価格を懐かしむ声は多く寄せられています。SNS上では以下のような投稿が見られました。

  • 牛乳1リットルが300円は高すぎる…
  • おにぎりが200円も懐かしい、昔は100円で買えたのに
  • ガソリン87円の時代が恋しい
  • 牛丼が280円だった時代、今は倍近い
  • 自販機で100円ジュースが当たり前だった

一方で、「賃金も物価も上がるのが自然な経済の流れ」「昔が異常に安かったのでは」といった冷静な声も。

みなさんは、どう感じますか?

「卵が98円だった時代」への郷愁は、単なる価格の話にとどまりません。それは、“当たり前に買えたもの”が“少し背伸びして買うもの”になりつつある、そんな生活実感の表れとも言えるでしょう。今回のように30年前のデータからも、私たちは自身の暮らしや価値観を振り返ることができます。

皆さんは、30年前の価格を覚えていますか? そして、今の物価高をどのように受け止めていますか?


※出典:相場情報 | 法人のお客さま | JA全農たまご株式会社