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【MLB】「右足つった」今永昇太、緊急降板も……3勝目をマーク 「大きな問題になる数歩手前でやめた」と予防的措置を強調

  • 2025.4.30
カブス・今永昇太(C)Getty Images
SPREAD : カブス・今永昇太(C)Getty Images

カブス今永昇太投手が29日(日本時間30日)、敵地でのパイレーツ戦に先発登板。6回途中に右足をつって緊急降板したが、6安打無失点、3三振1四球でまとめて3勝目(1敗)を挙げた。防御率は2.77。今永は試合後、「大きな問題になる前に降板した」という趣旨のコメントを残しており、今後の登板に支障はなさそうだ。試合は9-0でカブスが大勝した。MLB公式サイトなど米複数メディアが伝えている。

■「交代のタイミングは正しい」

初回を三者凡退で切り抜けた今永。その後は走者を出しながらも粘り強い投球で、パイレーツ打線を封じていった。
異変が発生したのは6回。先頭アンドルー・マカチェン外野手に二塁打を許し、顔を歪めた。クレイグ・カウンセル監督やスタッフがマウンドへ集まると、今永が訴えたのは右足のけいれん。そして、足を引きずるようにしてベンチへ下がり、ここで降板となった。
アクシデントに見舞われながらも勝利投手となった今永。試合後には「5回を投げ終えた後、体がつりそうな感覚があり、6回に完全に足がつってしまった」とした上で、「ひどくなる前に、あのタイミングで交代するという判断は正しかったと思う」と振り返った。
そして「以前にも同じような感覚になったことがあって、その時は無理して続け、(体全体に)悪影響が出たことがあった。だから、今日は大きな問題になる前に、その数歩手前で止めることができたと感じている」と話した。

■指揮官も軽症強調「問題ない」

MLB公式サイトによると、今永は(本拠地シカゴに比べて)湿度の高い環境で投げた時、今回と同じような症状に襲われたことがあったという。そのため、6回のマウンドに上がる前、ベンチ裏で本人の口からトミー・ホトビー投手コーチに“もしかしたら、つるかもしれない”ということは伝えていたという。
「自分としては、もし先発を一度でも飛ばすことになれば、それはチームにとってより大きな影響を与えることになると思ったので、6回のあのタイミングで交代するという判断は、正しい決断だったと感じている」と主張した。
今永の状態について、カウンセル監督は「大丈夫、問題ない」と軽症を強調。降板は予防的な措置だったと話し、この日の投球についても「今日は我々が彼に期待しているものだった。直近2試合もよく投げていたと思うが、うまくかみ合わない部分もあった。でも、そういったことも含めてショウタには常に高いものを期待してしまう。我々は彼の安定した投球に慣れ過ぎてしまっているね」と高評価を与えていた。

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