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サービス業に勤める私に「どこも行けないなんて可哀想」→ 数年後、セレブママ友が『まさかの転落』

  • 2025.5.1

今や共働き夫婦も当たり前となってきました。
それでも休みや時間の都合をつけて子どもと遊ぶようにするなど、工夫して過ごされている方も多いと思います。
今回は筆者の友人A子さんが出会った、あるママ友のお話です。

画像: サービス業に勤める私に「どこも行けないなんて可哀想」→ 数年後、セレブママ友が『まさかの転落』

フルタイムで忙しい。あなたは自由でいいなぁ

A子さんは共働き夫婦で、二人ともサービス業に勤めていました。
公園で、子ども同士が同い年ということで知り合ったママ友がいたのですが……。

そのママ友Bは、社長夫人。
専業主婦で、時々趣味のジムや習い事に通うなど、優雅に過ごしていたようです。

自由に過ごすBママを羨ましく思うこともありましたが、A子さんは「よそはよそ、うちはうち」と、あまり気にしないようにしていました。

仕方ないじゃない。なんか悔しい……

ある日、BママにGWの予定を聞かれたのですが、A子さん夫婦は祝日や連休関係なく仕事をしています。
するとBママは、

「せっかくの長い連休なのに、どこも行けないの可哀想」
「子どもちゃんも可哀想だよ~」

と、本気で憐れまれたのです。
さすがにムカつきましたが、大人げないと思ったので言い返すのはやめました。

確かに旅行などに連れて行けないのは可哀想だと、自分自身でも思っていたのです。
それでも他人から言われたくないことだったので、なんとなく悲しい気持ちがずっと残っていたのでした。

だいぶ生活が楽になったし、旅行も行けて幸せ

それから数年後、子どもは小学生になりました。
Bママとは学区が違うので、会う機会はなくなっていました。

その頃A子さんは転職して在宅ワークに切り替えていて、かなり時間の自由が利く状態に。
夫も昇進して随分と家計が楽になり、休みも取りやすくなったのです。
休日は旅行へ行く事も増えて、幸せいっぱいでした。

そんなある日、買物中に偶然Bママに遭遇したのですが、Bママを見てビックリ。
煌びやかだった彼女は髪をキッチリまとめ、化粧もネイルもしていなかったのです。

立ち話だったのですが、Bママの現状を知ることに……。

立場が逆転したわけじゃないけど、私はそんな酷い事は言わないわ

「夫の事業が失敗した」
「今は私もフルタイムで働いている」

そうため息交じりに愚痴るBママに、励ます言葉しか送れませんでしたが……。

休みも出かけられないと言う彼女に「子どもが可哀想」とは思わなかったし、そんな発言をしようとも一切思いませんでした。
けど、あの時A子さんに向かって「可哀想」を連呼していたBママは、明らかにA子さんを下に見ていたのだろうなということがハッキリ分かって、なんだかモヤモヤが残ってしまいました……。

まとめ

夫が稼いでいるからと偉そうにする人はたまに見かけますが、そういう人を見る度に「あなたが凄いわけじゃない」と思ってしまいます。
どんな人生も山あり谷あり。今の現状から回復できるよう、頑張っていくしかありません。

【体験者:30代・在宅ワーク、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

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