【お花の飾り方豆知識】長持ちする花は？もらったブーケはどうする？…真似しやすいプロのアイディア

生命力に満ちた美しい花が視界に入るだけで、気持ちも空間もリフレッシュ。特に色とりどりの花がフラワーショップにあふれているこの季節は、毎日の暮らしに花を取り入れてみて。インテリアの一部として花をもっと身近に、より長く楽しむための豆知識を、人気フローリストの越智康貴さんに教えてもらいました。

花のある暮らしをもっと楽しむ豆知識

花を楽しむヒントは実は日常にあふれているもの。知っているだけでより花を身近に感じられる簡単なアイディアは、すぐに真似できるものばかり！

ワインやビール瓶、ジャムの空き瓶などキッチンには花器として使えるアイテムがいっぱい。考えすぎず、少々乱雑に飾るくらいがセンスよく見えます。

単子葉類の花は性質上、双子葉類に比べて長持ちする特徴が。左写真のサンダーソニア、アルストロメリア、グロリオサはすべて単子葉類同士で、長く楽しめる好例。

花器［高さ28cm］1万6500円（sghr スガハラ／菅原工芸硝子）

単子葉類は細長く、葉脈が平行状に伸びているのが特徴。代表例はユリやチューリップ、水仙など。対して双子葉類は葉脈が網目状になっています。

贈り手の思いが詰まったブーケはうれしいもの。私らしさをイメージして贈られたブーケを楽しんだあとは、“私らしく”生け変えることで、さらに楽しさが何倍にも広がります。

撮影＝小川久志スタイリング＝永岡美夏取材・文＝小嶋多恵子監修＝越智康貴 ※GLOW2025年４月号より