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子ども&動物をスマホでもっとかわいく撮りたい!プロが教えるきょうからできる7つの技

  • 2026.4.2

牛や馬専門の 獣医師の経歴 を持ち、 アニマルセラピーにも詳しい ママライター「MERI」が、北海道各地の「動物とふれあえるおすすめスポット」とそのおすすめポイントを紹介する【連載】「こころ育む、動物ふれあいスポット」。

子どもとお出かけしたとき…
おいしいごはんを食べたとき…
絶景に出会ったとき…
かわいい動物とふれあったとき…

そんなとき、スマホで気軽に写真が撮れるようになってもう久しいですが、「もっとステキに撮りたい!」と思ったこと、ありませんか?

Sitakke

「でも本格的なカメラなんて持ってないし撮れるわけないか…」とあきらめちゃうのはもったいない…!

お手持ちのスマホでも、とってもステキな写真が撮れるんです!

今回は、獣医師ママライターであり、プロのフォトグラファーとしても活動している私が、ステキな写真を撮るコツを教える特別回!

日常風景をステキな写真とともにたくさん残すことができたら、家族や友人との思い出を残すのがもっともっと楽しくなるかも。

スマホカメラでステキな写真を撮るコツ、「子ども」「動物」「風景」それぞれの撮影テクニックも写真と一緒に解説します!

まずはスマホカメラの設定を

Sitakke
私が使っているスマホは、「iPhone15Pro」です!

実はスマホのカメラも、いろいろと細かく設定ができます!
これからご紹介するのはその一部ですが、全部このとおりに設定しなくても良いので、自分が必要だと思った項目をぜひ設定してみてください。

なお、Android/iPhoneなどスマホの機種によって操作方法が変わります。
基本的に、iPhoneではホーム画面にある「設定アプリ」(歯車のアイコン)から行います。
Androidでは、カメラアプリを開いてその画面上にある「歯車アイコン(設定)」から設定できます。

それでは早速、初心者さん向けのおすすめの設定をご紹介していきますね!

「グリッド線」と「水平ライン」

写真を撮るときにとっても役に立つのが、「グリッド線」と「水平ライン」!
通常はOFFになっていますが、設定をONにするとカメラの画面上に線が現れます。

Sitakke
縦横を3分割する白線が「グリッド線」、中央の黄色の線が「水平ライン」を示す(iPhone15Pro)

「グリッド線」は縦横それぞれ2本ずつの線が交差しているもの。
カメラの中央のエリアが分かりやすくなるほかにも、この線をうまく利用すると「3分割構図」などステキな構図の写真が撮れます!(構図については後ほど解説します)

「水平ライン」はその名のとおり、水平を示してくれる線のこと。

この「水平」、写真で最も大切といっても過言ではありません。
水平が乱れている写真は、それを見る人に不安感を与えてしまうといわれているほど。

なので、あえて斜めに撮る場合を除き、きちんと水平を保って撮影するのがポイントですよ!

ちなみに水平ラインは、先に紹介した「グリッド線」でも代用できます!

グリッド線を地平線、水平線、階段、建物のフチのラインなど、絶対にまっすぐなものに合わせて撮影してあげればOK。
(ちなみに私はグリッド線だけ設定しています!)

慣れるまでは画面に少し違和感があるかもしれませんが、大丈夫!すぐ慣れます!

もしもこの基本的な設定で物足りなくなったら、Androidの機種によってはスマホカメラでもマニュアル撮影(ISO感度やシャッタースピードなどの設定)ができるものがありますので、そちらにもぜひ挑戦してみてください。

では設定が完了したところで、まずは子どもの撮影のポイントについて解説していきますね!

【スマホ撮影】子ども編

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こんな3ピースも良いけれど、カメラを意識した途端に真顔…(撮影:iPhone15Pro)

動き回ってて止まってくれない。写真がブレてしまう。カメラ目線をくれない。
…などなど、悩みが尽きない子どもの撮影。
痛いほど分かります…

私もプロのフォトグラファーとして普段からたくさんの子どもたちの撮影をしていますが、本当に難しいと感じています(苦笑)

ズバリ子ども撮影のポイントは、「カメラを意識させないこと」!

『こっちは勝手に撮ってるけど、好きにやっててね〜』くらいのスタンスの方が実はうまくいきます。

コツは、 カメラを構えつつも会話を止めない こと。

写真を撮るときはシャッターを押すことに集中しがちですよね。
撮影者がカメラの操作に集中してしまった一瞬で、子どもの意識は別のところに移ってしまいます。
その結果、いつの間にかカメラ目線じゃなくなっているなんてことも…

なので、子どもと楽しく会話を続けたまま、写真を撮っていくのがおすすめです!

Sitakke

こちらの写真は千歳市にあるサケのふるさと千歳水族館でのひとコマですが、カメラを意識させてしまうと真顔になりがちなので、「下の水槽深いね〜」「お魚いっぱいだね〜」なんて会話をしながら撮ると、いつもと違ったステキな写真が撮れますよ♩

特に水族館内は薄暗い場所が多いので、自動補正してくれるスマホカメラの方が実は撮りやすいです!

さらに、ステキな写真を撮りたいあなたにおすすめのテクニックがあります!

「3分割構図」でプロっぽさ爆誕!

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ウトナイ湖野生鳥獣保護センターにて(撮影:ミラーレスカメラ)

それは、「3分割構図」という写真の基本構図!
これを覚えておくと、プロっぽい写真が簡単に撮れちゃうんです。

まず見ていただきたいのが上の1枚。

ウトナイ湖野生鳥獣保護センターで望遠鏡をのぞいている息子なのですが、非日常的な体験をしている姿ってとってもステキですよね。
やっぱり親として、子どもの好奇心が高まっている表情もしっかり写真に残したい…!

それなら、「今何が見えてる?」「どこかに動物いるかな?」と会話を続けながら、顔が見える一瞬を狙うのがベスト。

こういう写真は、カメラ目線じゃない方が自然ですよね。
あえて視線をカメラ側に誘導することなく、自然体の姿を撮影するのもステキなんですよー!

Sitakke

そして、ここで「グリッド線」にご注目!

右側の縦線上に子どもがバッチリ配置されていますよね。

このように、縦横をそれぞれ3分割したグリッド線の上やグリッド線同士の交点の部分に被写体(写したいもの)を配置している写真のことを「3分割構図」と呼びます。
カメラ初心者さんにもおすすめな基本構図なので、ぜひ覚えておいてくださいね!

こうやって撮ることで、とってもステキな雰囲気の写真になります。
ぜひ、マネして撮ってみてくださいね。

さらにもう1点。
背景をボカして良い感じの雰囲気で撮りたい!ってとき、ありませんか?
そのテクニックもご紹介!

「ポートレートモード」は背景との距離感がカギ

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ポートレートモードではF値(絞り)が調整できます(iPhoneカメラの操作画面より)

スマホカメラで「ポートレートモード」を選ぶと、「F値(絞り)」を調整して写真のボケ感をお好みで変えることができます。

なお、ポートレートモードで撮影していれば撮影済みの写真のF値を変更することも可能です。写真フォルダから写真の編集画面を開いて、調整してみてくださいね。

F値は小さければ小さいほど背景がボケやすく、大きければ大きいほど背景はボケずにくっきり写ります。

ただし、被写体(写したいもの)が手前にあってそのすぐ後ろに壁などの背景がある(=被写体と背景の間の距離が短い)場合には、F値を変更しても背景はボケません。
つまり同じF値でも、背景との距離によって写真のボケ感は変わってしまうんです。

うまくボケ感を出したいときには背景との距離も意識してみてくださいね!

では続いて、動物撮影のコツを伝授します。
ペットがいる方や動物が好きな方は必見です!

【スマホ撮影】動物編

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おひさま牧場(日高町)のミニチュアホースさんたち(撮影:ミラーレスカメラ)

まず、動物撮影のときは 動物にストレスを与えない ことが基本になります!
フラッシュを使用しない、自撮り棒など動物を驚かしてしまう可能性のある道具は使用しない など、動物にストレスを与えないことが基本となります。
ルールを守って写真撮影を楽しみましょう!

動物をよりかわいく撮りたいなら、ふれあいができる観光牧場がおすすめ!
私も大好き!日高町の「おひさま牧場」もとっても楽しいですよ~!

動物園だと柵があったり離れたところからしか見られなかったりしますが、より近くで撮れるだけでなく、撮る角度も自分で決められるのが魅力です。

目線を下げてみる

たとえばしゃがんで動物の目線の高さで撮ると、足が短いミニチュアホースさんも体全体がしっかり写って良い感じになります!

このように被写体が写真の中央にある写真を、 「日の丸構図」 と呼びます。
普段から何気なく撮ることが多いのは、きっとこの日の丸構図ではないでしょうか?

続いて、おうちの中でペットを撮影するときのポイントもご紹介!

かわいい瞬間に限って部屋が散らかってて…

Sitakke
あのー、荷造り中なんですが…?の1枚(撮影:iPhone15Pro)

あるある…とうなずいてくださっている猫飼いさんも多いことでしょう…
どうして猫ってスーツケースに入りたがるんでしょうね…

こんな日常風景も、ぜひとも残しておきたい写真のひとつ!
でも、スーツケースの中身はあんまり写したくないし、家の中も散らかっているし…なーんて状況で、撮るのをためらってしまうことってありませんか?

そんなときは、スマホカメラの 「ポートレートモード」 がおすすめです!
写したくないものは、ボカしちゃえばいい んです!
ボケて映り込んでいる分には、写真の演出の一部みたいに思えてきませんか…?

写したくないものは ボカす、被写体の後ろに隠す、撮る角度を変えて入らないようにする
そんなテクニックも覚えておくと、撮りたいのに撮れない!なんて悩まずに写真撮影を楽しめますよ!

最後に、風景を撮るポイントを解説します!

【スマホ撮影】風景編

Sitakke
帰省中、空港で撮影した1枚(撮影:iPhone15Pro)

夕焼け空の写真や旅行先での景色など、『写真に残しておきたい!』と思う風景ってありますよね。

そんな風景をよりステキに残しておくために、簡単にできるテクニックを伝授します!

風景写真でよく使われているテクニックのひとつが、 「2分割構図」
こちらの写真を見てみると、上半分が空、下半分が地面になっていますよね。

やさしい青色の空、さわやかに流れていく雲、雲間から一瞬差し込む太陽。
この瞬間の空が美しくて、空港の景色と一緒に残した1枚です。

こんな感じで、上下や左右で写したいものを分ける「2分割構図」を意識して撮ってみると、よりステキな雰囲気の写真になるかも…!

続いてもう1枚、私のお気に入りの写真をご紹介しますね。

Sitakke
水たまりに反射する秋の夕焼け(撮影:iPhone15Pro)

9月、秋の夕暮れ。
この日の夕焼けがとってもキレイで、たまたま目の前に大きな水たまりがあったので水面に景色を反射させて撮影しました。
これも、水たまりの水面ラインで区切った「2分割構図」。

もちろん撮影はスマホのカメラです。
カメラを水面ギリギリの位置まで下げて撮影することで、水たまりと夕焼け空の存在感をより大きく表現しています。

実はこれは 「リフレクション」 という、反射を利用して撮影するテクニックのひとつ!
鏡やガラスでもリフレクション写真が撮れます。
水たまりの場合は風がない日限定にはなりますが、大きな水たまりを見つけたらチャンスです。
ぜひ挑戦してみてくださいね!

【番外編】スマホカメラの注意点

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とっても便利なスマホカメラですが、実はちょっと気をつけていただきたいポイントがあります。

まず1点目は、 「カメラレンズの汚れ」

スマホカバーをつけていても、カメラレンズは保護されていない場合が多いかと思います。

なので、指紋やほこりがべったり付着していたり細かい傷が付いていたりすると、撮影した写真が白く曇っている、変な映り込みがあるなど、かなり影響が出てきます。
日頃から汚れや傷に注意してカメラレンズを確認するクセをつけておくと、いつでもステキな写真が撮れますよ!

そして2点目にお伝えしたいのが、 「ズーム機能の多用に注意」 という点。

スマホカメラのズーム機能は画像を引き伸ばすだけの「デジタルズーム」のため、拡大すればするほど写真の画質が低下してしまいます。

なので、ズームしたい場合にはスマホカメラにあらかじめ表示されているズーム倍率(0.5x/1x/2x/3xなど)を使用するのがおすすめです。こちらは「光学ズーム」なので画質低下の心配はありません。

ぜひ上記のことに注意しながら、できるだけ美しく、ステキな思い出をたくさん残していきましょう!

スマホでも写活を楽しもう!

Sitakke
肉球がピンクで可愛い愛猫(撮影:iPhone15Pro)

写真に「正解」はありません。
なのでどんな写真であっても、あなたがシャッターを切った写真はすばらしいものです。
多少ブレてても、ピントが合ってなくても、見切れてても、それはそれとして写真の「味」!

一人一人の人間に個性があるように、1枚1枚の写真にも個性がありそれぞれの良さがあります。
なので、構図に当てはまらないからダメとか、うまく撮れてないからダメとか、そんなことはありませんよ!

だけど、ほかの人が撮った写真を見て、「この人の撮る写真好きだな〜」とか「この写真なんか良いな〜」って思うこともありますよね?

それはきっと、今のあなたの好みにピッタリと合った写真だということ!
そういう写真に出会ったら、その写真をお手本にして同じような写真が撮れるように練習してみるのも写真スキル上達への近道です。

ぜひスマホでも、写活を楽しんでくださいね!

【連載】「こころ育む、動物ふれあいスポット」

※MERIさんが執筆してきた【連載】「こころ育む、動物ふれあいスポット」は2026年3月で一区切りとなります。

家族で楽しめる、そしてほっこり癒される、さらに北海道の美しい風景も感じられる、さまざまなスポットをご紹介いただきました。

「ふれあい」を軸に獣医師ならではの知見やアドバイス、新たな気づきをくれて、フォトグラファーとしての美しい写真も見ごたえたっぷり。

今後は毎月の連載からは離れるものの、折をみてまた「獣医師ママライター」MERIさんにSitakkeでお会いできたらと思います。その日をお楽しみに…!

***

文:MERI
1991年生まれ、1児の母。東京都出身、2016年より北海道に移住し現在は安平町在住。
牛と馬の産業動物獣医師として勤務したのち、ライター&カメラマンに転身。動物やペットに関する記事を多数執筆。大学時代には馬の飼養管理を担当しながらアニマルセラピーの研究を行う。動物に関する豊富な知識と経験を生かし、動物とのふれあいを積極的に取り入れる子育てを実践中。

編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2026年3月)の情報に基づきます。

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