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「付き添いの旦那さんは立ってほしい」産婦人科の待合室での“マナー”に非難の嵐「つわりなのに座れなかった」「送迎だけなら外で待っていてほしい」

  • 2025.5.19
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出典:Photo AC ※画像はイメージです

病院の待合室では、ちょっとした気遣いが求められる場面があります。特に産婦人科では、妊婦さんが座れずに困ってしまうケースもあるようです。

SNS上では「検診で産婦人科に行ったけど、席はたくさんあるのに夫婦で来ている人たちが2人で座っていて座れなかった。つわりがひどく、貧血もあってフラフラして辛かった。付き添いの旦那さんは立っていてほしい」といった趣旨の投稿が話題になっています。

同じような経験をした人からは「外で待っていてほしい」「気遣ってほしい」といった声が寄せられていました。

はたして、「混雑した産婦人科で妊婦さんが立っているなか、椅子に座っている付き添いの夫」について、多くの方はどんな感想を持っているのでしょうか?SNSの声を中心に紹介します。

座っているのは迷惑です!

「付き添い自体は悪くないけど…」としながらも、混んでいる待合室で立つのはやめてほしい、非常識だと考える人が多数でした。

  • 送迎だけなら外で待っていてほしい。
  • 当たり前のような顔をして座っていると腹が立つ
  • 混雑して立って待っている妊婦さんもいるなか「俺の座るところないんだけど!」と怒鳴っている人がいて絶句でした。

奥さんの具合が悪すぎて待っている間も付き添いが必要、不安なので近くにいてほしいと妊婦さんが望んでいる、という場合もあるでしょう。ですが、車での送迎だけで充分という時もあり、そういう際は待合室自体に入らないという選択肢もありますよね。

特に混雑する待合室では、座れずに辛い思いをした人も少なくありません。

  • こちらは辛いなか立っているのに、座ってスマホをいじっているだけの旦那さんがいて、迷惑でした。
  • つわりなのに座れず、付き添いの旦那さんが堂々と座っているのを恨めしく見ていました
  • 産婦人科にはさまざまな事情を抱えた人がいることをわかってほしい

産婦人科には、つわりで苦しむ人や大きいお腹で立っているのも辛い人、治療で通っている人などさまざまな人がいます。相手を思いやる気持ちがほんの少しでもあれば、患者さんに辛い思いをさせるのも防げたかもしれません。

注意したことがあります

なかには、辛そうな妊婦さんを見かねて、付き添いの人に声をかけたという人もいました。

  • 「健康なら他の妊婦さんに席を譲って差し上げてくださいませんか?」と声をかけると、その方は恥ずかしそうに立っていました。
  • 近くに座っていたおばあちゃんが、座っている男性に「患者さんに席譲ってあげて」と言っている声が聞こえました。

また、自分が旦那さんと来たときには、注意するという人も。

  • 夫に一緒に来てもらったときは、どんなに待合室がガラガラでも座らせませんでした
  • 夫には「妊婦さんが優先だから」とあえて大きな声で注意していました。

座っている旦那さんはもちろん、一緒にいる奥さんも自分の旦那さんに注意を促してほしいとの声も。

  • 気付かない旦那さんが悪いけど、一緒にいる奥さんも良くない
  • 座っている旦那さんはもちろんだけど、注意しない奥さんにもイライラします。

夫婦そろって配慮に欠けると感じる人も少なくないようです。

対策しているクリニックも

自分のパートナーには声をかけやすくても、相手が他人だとそうはいかないものです。

そんななかで、医療従事者経験のある方からは「受付に声をかけてください。患者さん同士で注意し合うとトラブルになることもあるので」とのコメントもありました。実際に、スタッフさんが注意してくれたという経験談も少なくありませんでした。

  • 助産師の方が「妊婦さんに席譲ってください!」と伝えてくれて無事に座れました
  • 私の通う産婦人科では、必要なく妻の付き添いで来た男性は受付に呼ばれて、次からは来ないようにと指導されています

産婦人科によっては、事前に対策されているケースもあるようです。

  • 受付の人に伝えたところ、待合室の壁に「妊婦の方に席を譲ってください」といった内容の張り紙をしてもらいました。
  • 私の通っていた産婦人科は、案内板の画面で定期的に「お付き添いの方は患者様にお席をお譲りください」とアナウンスされていました。
  • 私が通っていたクリニックは、旦那は外で待つルールになっていました。

本来なら、言われなくても動いてほしいものですが、そうもいかないときには病院側からの働きかけも必要なのかもしれません。

みなさんはどう思いますか?

「混雑した産婦人科で妊婦さんが立っているなか、椅子に座っている付き添いの夫」について、SNSの声を中心に紹介しました。

同じような場面に遭遇したケースは少なくないようで、「迷惑でした」「辛かったです」といった声が多数見られました。また、座っている旦那さんへだけでなく、一緒にいる奥さんに対しても「注意してほしい」「周りが見えていない」と非難の声が高まっています。

公共の場では、周囲への気配りや思いやりが求められます。特に、体調のすぐれない妊婦さんが多く集まる産婦人科などでは、配慮ある行動が大切でしょう。

また、失念しがちな方も多いですが、産婦人科には妊娠以外の理由で受診している女性も数多くいます。妊婦さんでなくても体調が悪く立っているのがつらいという方も大勢いるということも、どうかお忘れなく。

皆さんは、この問題についてどのように考えますか。