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【MLB】「印象的なルーキー」佐々木朗希は選外……ドジャースからはブレイク中の中継ぎ左腕がランクイン 防御率0.66で脚光

  • 2025.4.23
ドジャースのジャック・ドレイヤー(C)Getty Images
SPREAD : ドジャースのジャック・ドレイヤー(C)Getty Images

米専門局『MLBネットワーク』は21日(日本時間22日)、番組内で「最も印象的なルーキー」を発表。今季ここまでの活躍を評価し、9人を選出した。ドジャースの佐々木朗希投手は選外となったが、同僚のジャック・ドレイヤー投手がランクインした。防御率0.66の中継ぎ左腕に脚光が当たっている。

■「ササキは潜在能力を発揮できていない」

同局の「MLBトゥナイト」で司会を務めるグレッグ・アムシンガー氏は冒頭、「開幕前の有望株ランキングを見てみると、1位は断トツでロウキ・ササキでした。どの出版物を見ても、どのサイトを見ても、“日本からのセンセーション”がトップでした」と説明した。
その上で「しかし、ササキは必ずしも圧倒的な活躍をしているわけではありません」と指摘し、「だから、ちょっと調べました。彼が潜在能力を発揮できていない間、チーム内には急成長中の新人投手がいました。ジャック・ドレイヤー、ランキング8位! 今、メジャーで最も注目すべきルーキーの話です」と続けた。
開幕前は佐々木の影に隠れていたドレイヤーは、2021年にドラフト外でドジャースに入団。22年からマイナーで投げ始めると、昨季は2Aでスタートし、その後3Aオクラホマシティ・コメッツに昇格。そこでは37試合に登板し、防御率2.95を記録した。
そして、今季は開幕からロースター入り。東京シリーズ・カブス戦(第2戦)でメジャーデビューを果たすと、米国に戻ってもアクティブロースターから外れることなく、貴重な中継ぎとして活躍。ここまで13回2/3を投げて2勝0敗2ホールドで、防御率は0.66というハイパフォーマンスを披露している。

■ド軍ブルペンに不可欠な存在に成長

この活躍を受けて、米メディア『ドジャース・ウェイ』も21日(同22日)、「春季トレーニングでの驚くべきブレイクアウトにより、すでにブルペンでの地位を固めている」と記し、「タナー・スコット、カービー・イエーツ、アレックス・ベシア、ブレイク・トライネンといった強力リリーフ陣の中にルーキーとして唯一加わった」と紹介した。
投球スタイルにも触れ、「彼が異彩を放っているのは、いわゆる剛速球タイプとはかけ離れている点にあるのかもしれない。フォーシームの平均球速は93マイル(約149.6キロ)で、それほど速くはないが、スライダーをうまく使い、時折カーブも交えていく。今季、彼はスライダーで12三振、フォーシームで5三振を奪っている」と特徴を伝えた。
剛腕タイプの佐々木とはまったく違う投球スタイルで、脚光を浴びている26歳。今やドジャースのブルペンには欠かせない存在となっている。

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