ネイト・ロウマンが日本初個展を開催。ユーモアと批評精神が交錯する唯一無二の世界へ

ギャラリー・コモンにて、アメリカ人アーティスト、ネイト・ロウマンの日本初個展「This Neighborhood’s Changed」が、2025年4月26日（土）〜5月25日（日）まで開催される。本展のキュレーションを手がけるのは、ニューヨークを拠点に活動するキュレーター、マット・ブラックだ。

ラスベガス生まれ、現在はニューヨーク在住のロウマンは、2000年代よりアメリカのポップカルチャーやストリートカルチャーを批評的に再構築するスタイルで注目を集めてきた。ハートやスマイリーフェイス、ピザといった親しみあるモチーフを用いた作品から、銃痕や原爆といった社会的テーマを扱う作品まで、その表現は幅広い。2022年にはシュプリーム（SUPREME）とのコラボレーションでも話題を呼び、アートとファッションを横断する存在としても知られている。

本展では、エドヴァルド・ムンクやウィレム・デ・クーニングの名作にインスパイアされたシリーズや、ゴルフコースやハリケーンなどを衛星写真で捉えた新作群が登場。視覚的なインパクトと社会への鋭い視線が共存するロウマンの作品は、私たちが日常的に目にするイメージに対する見方を問い直す。現代アートの潮流を体感できる貴重なこの機会をお見逃しなく。

Nate Lowman「This Neighborhood’s Changed」

開催期間／2025年4月26日（土）〜5月25日（日）

住所／東京都渋谷区神宮前5-39-6 B1F

開廊時間／12:00〜19:00

休廊日／月、火曜日

Tel.／03-6427-3827

www.gallerycommon.com

Text: Makiko Yoshida

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