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「割り勘でいい?」と言いながら一番高いものを頼む友人→言葉で言えなかった私が、一度だけ"同じこと"をしてみた

  • 2026.3.8
ハウコレ

友人とのごはんはいつも「割り勘でいい?」から始まります。でも彼女が頼むのは毎回メニューの中で一番高い料理。私はパスタとドリンクバーで1,200円、彼女はステーキとデザートで3,500円。それでもきっちり半分。ずっとモヤモヤしていた私は、一度だけ同じことをしてみることにしました。

毎回2,000円多く払っている計算

大学からの付き合いで、月に一度ランチに行く友人がいます。いつも彼女が「ここ行こう」と店を決めて、席に着くなり「割り勘でいい?」と聞いてきます。もちろん「いいよ」と答えます。問題はその後です。彼女はメニューをじっくり見て、一番高いステーキランチやコース料理を頼みます。ワインも追加する。私はいつもパスタかリゾットと、ドリンクバー。会計のとき合計金額を半分にすると、私のぶんより毎回2,000円近く多く払っている計算になります。月一回で2,000円。年間24,000円。7年間で約17万円。一度計算してみて、自分でも驚きました。

「言えばいいじゃん」は簡単じゃない

友人に相談したことがあります。「毎回割り勘なのに高いもの頼まれるのがモヤモヤする」と。返ってきたのは「それ言えばいいじゃん」でした。そんなことはわかっています。でも7年間「いいよ」と言い続けてきた関係で、今さら「別会計にしよう」と切り出すのは簡単ではありません。ケチだと思われたくない。面倒くさい人だと思われたくない。その気持ちが毎回勝って、レジで半額を差し出してしまうのです。彼女の方から「今日は私が多めに出すね」と言ってくれたことは、一度もありませんでした。

同じことをしてみた日

ある日、覚悟を決めました。言葉で伝えるのが無理なら、一回だけ同じことをしてみよう。いつもの店でいつもの「割り勘でいい?」の後、私はメニューを開いて一番高いステーキランチを指さしました。「今日これにしようかな」。さらにデザートの盛り合わせと、グラスワインも追加しました。彼女は一瞬「え」という顔をしました。彼女はその日、なぜかいつもよりおとなしくパスタを頼んでいました。

そして...

会計のとき、合計は5,500円でした。私が電卓を出して「2,750円ずつね」と言いかけて、彼女の手が止まりました。私のステーキランチとデザートとワインで4,200円。彼女のパスタとドリンクバーで1,300円。いつもと立場が逆だったのです。彼女はしばらく電卓を見つめた後、「……今日、別会計にしない?」と言いました。

思わず聞き返しました。「え、いつも割り勘だったのに?」。彼女は少し黙った後、「……そうだよね。ごめん、全然気づいてなかった」と言いました。本当に気づいていなかったのか、気づかないふりをしていたのか、今でもわかりません。

でもその日以来、彼女は「別会計にしよう」と言ってくれるようになりました。たまに奢ってくれることもあります。月に一度のランチが、ようやくモヤモヤなしで楽しめるようになったのです。

(20代女性・事務職)

本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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