ヘイリー・アトウェルは、『ミッション:インポッシブル』シリーズで共演したトム・クルーズから、社交不安障害を克服するためのアドバイスをもらったそうだ。ポッドキャスト「Reign With Josh Smith」で、彼女は社交不安障害を「新しい環境」や「職場の状況」「友人関係」によって引き起こされるものだと定義し、こう明かす。
「不安に襲われると、自分の中に閉じこもりたくなる。考えすぎてしまい、『変に見えるかな? 挙動不審かな? 何も話さず、言葉を濁そう。無感覚になれる様に何かしなくちゃ』と殻に閉じこもってしまう。でもトムは、『その逆をやってみて』と言いました」
ヘイリーはトムのアドバイスを振り返り、こう続ける。「外に目を向け、周囲を見回し、不安の元は何なのか考えてみる」「学生時代のいじめを思い出させる人がいるからか、かつて仕事をくれなかった人がいるから? または、いじわるだと感じたことのある人がいるからなのか? 自分の外部にある不安の根源」を探ってみると良いそうだ。「十分な時間」をかけて見つめることで、「心の中で抱える漠然とした不安が、より抑制されたものに変わる」と話す。「今はもっと実践するよう心がけています。何か恐ろしいものがあっても、長く見つめるとベッドの下の怪物ではなくなります」
不安の根源を特定すれば、対処する機会も生まれる。「思い切って相手に挨拶したり、『素敵すぎて嫉妬しています』と声をかけてみると、そうした感情は消え去る傾向がある。悪魔に名前を付けて、大声で呼ぶことで倒せる。つまり、もう私の中にはいなくなるんです」「トムは言いました。『恐れるものがあったら、見つめ続けるんだ。目を閉じたり逸らしたりせず、見続ける。そうすれば、克服法が見つかるものだ』」
Text: Tae Terai
READ MORE