キアヌ・リーブスの『ジョン・ウィック5』復帰が、4月1日(現地時間)にラスベガスで開催中のシネコンで発表された。シリーズ第5弾は、前4作品に続きチャド・スタエルスキが監督を務め、ベイジル・イヴァニクとエリカ・リーとともにプロデューサーを務める。ストーリーやほかのキャスト、撮影時期など、詳しいことは明らかにされていない。
「キアヌとチャド、ベイジルは、キャラクターや作品世界を語る驚異的で新しいものがなければ復帰しなかっただろう」とライオンズゲートの副会長、アダム・フォゲルソンがコメント。プロデューサーのイヴァニクとリーは、「ジョンの物語の次のステップを、正しいストーリーで適切に描くことが重要です。その第一歩を踏み出すことに興奮しています」と語った。
2014年に公開されたシリーズ第1弾『ジョン・ウィック』は、ガンファイトとカンフーを組み合わせた「ガンフー」という新たなジャンルを生み出し、大ヒットを記録。続編3本が公開され、世界で合計10億ドル以上の興行収入を突破する人気シリーズとなった。スピンオフドラマ「ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から」が公開されたほか、アナ・デ・アルマスを主演に迎えたスピンオフ映画『バレリーナ:The World of John Wick』の公開も控える。
さらに、前日譚を描くアニメーション映画と、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』でドニー・イェンが演じた盲目の殺し屋ケインを主人公に、ドニーの監督・製作総指揮で描くタイトル未定の単独映画の制作が明らかになっている。キアヌは『バレリーナ』に出演し、アニメ映画では製作と声優を務める予定だ。
Text: Tae Terai
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