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義父「子の名づけは家長の権利!嫁にはない!」義父母の“名づけ介入”に戸惑いの声「時代錯誤」「勝手に出生届出された」

  • 2025.4.23
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出典:Photo AC ※画像はイメージです

子どもの名前は、親にとって特別な思いが込められた「大切な最初のプレゼント」ともいえるもの。ところが、そんな名づけに義父母が口を出してくることもあり、戸惑いや違和感を感じる人も少なくありません。

インターネット上で「義父に『子どもの名づけの権利は家長である息子にある。嫁にはその権利がない』と言われた」や「義父母がこれから出産する子の名前を勝手に決めている。納得できない」といった趣旨の投稿が話題になっています。

実際に義父母に名付けられたというコメントもあり「産むのは私なのに…」と不満の声や、「義父母が我が子の名前を勝手に決めようとするのだが、命名権はないのでは?」という意見多数見られました。また、自分自身が祖父母に名付けられており、悲しい思いをしたという人も。

はたして、「義父母が勝手に子どもの名前を付けようとすること」について、多くの方はどんな考えをもっているのでしょうか?SNSの声を中心に紹介します。

義父母に名前を付けられた

実際に、義父母やその周囲の考えで子どもの名前が決まってしまうケースは少なくないようです。

  • 義母の母が信頼しているお寺の先生に名前を決められました
  • 義父母から一方的に「お寺さんにもう頼んであるから」と言われました。勝手に決めないでほしい
  • 大変な思いをして産むのは私なのに、旦那から「義両親と名前を決めている」と言われた
  • 名前を紙に書いて持っていかされ、義父から画数のチェックが入った

名前を勝手に決められることは、両親の気持ちを無視したものとして不満の声が多く上がっています。特に母親にとっては、出産の大変さも含めて「自分たちで名前を選びたい」という思いが強いようです。

考えた名前を却下されました

なかには、せっかく夫婦で考えた名前も、義父母の一言で否定されてしまうことがあるようです。

  • 息子の名づけの際に、義母から「その名前は嫌」と却下された
  • 娘に平仮名の名前を付けようとしたら、義父から「平仮名はだめ」と言われた
  • 決めた名前を占いのような理由で否定されて意味が分かりません
  • 夫婦で決めた名前を「運勢が悪いからやめなさい」とダメ出しされた。

義父母に名前を却下される理由として、画数や運勢などの“縁起”を重視するケースも少なくありません。義父母は子どものためと思っているのかもしれませんが、親の気持ちを無視した一方的な否定になると、納得できずにモヤモヤが残るでしょう。

義父母に決定権はないはず!

義父母が名前の主導権を握ろうとすることに対しては、否定的な意見が多く見られました。

  • 義父母には拒否権も決定権もない。なぜあると思っているの?
  • 子どもの名前は親が決めるもので間違いない
  • 義父母に口を出す権利はない

当たり前のように孫の名前を考えようとする義父母には、強い反発があるようです。大切なのは、親である夫婦の気持ちと意思を尊重することだといえるでしょう。

「祖父母が名付ける」は時代遅れ

また、「祖父母が名付けるのが当たり前」といった考え方に、違和感を覚える人も。

  • 義父が「子どもの名前は祖父母に聞くもの」と言っていて、「いつの時代だよ」と言いたかった。
  • 家長や戸主が家族のことを許可する家制度は1947年に終わっています。

今は、親がじっくりと考え、愛情を込めて名前をつける時代です。勝手に名前を決められたことで「絶縁しました」というケースもあるように、名付けは両親にとって大切なものであると理解してほしいですね。

出生届を勝手に出されるケースも

驚くことに、「出生届で勝手に名前を書く義父母もいる」というコメントもみられました。

  • 出生届をお願いしたら、勝手に漢字を変えられていた
  • 義父が勝手に名前を決めて強引に出生届を出した
  • 両親が決めていた名前を祖父母が勝手に変えて出生届を出しました

出生届の届出人は、原則として子の父母のどちらかとされており、祖父母が届出人になることはできません。ただし、父母が署名をした出生届を祖父母が窓口に持参することは可能とされています。

そのため、義父母が勝手に届けを出したという場合、母親が知らないうちに母子手帳や出生証明書などの書類が用意されていた可能性があり、夫が協力していたケースも考えられます。

私は祖父母に名付けられました

一方で、自分自身が祖父母に名付けられたという人も。

  • 私は祖父母に勝手に名付けられ、母からは名前を呼んでもらえませんでした。母はもちろん娘としても苦しんでいます
  • 祖父母に名前を変えられて、小学校の名前の由来調べでは寂しい思いをした。
  • 親の愛が込められた名前に憧れます

こうした声からは、親の想いが込められた名前への憧れや、名付けに対する複雑な思いが伝わってきます。子どもにとっても、自分の名前が誰の想いによってつけられたかは、大きな意味をもつのかもしれません。

みなさんはどう考えますか?

今回は、「義父母が勝手に子どもの名前を付けようとすること」に対する世の中の人の考えをご紹介しました。

実際に、義父母に勝手に名前を付けられた人や、考えた名前を否定された人も多く、不満の声が多数みられました。そんな義父母には「権利はない」「時代遅れ」といった声も。

名付けは、親にとって子どもへの最初の大切な贈りもの。だからこそ、その想いや過程を尊重してほしいと願う人が多いのかもしれません。家族だからこそ、互いの立場や気持ちを思いやることが求められるでしょう。

皆さんは、この問題についてどのように考えますか。