「宅配BOXがいつまで経っても空かない、なぜ？」実は配達員のミスが原因？意外と知らない”3つのワケ”

最近、「宅配BOXがいつまで経っても空かない」「不在票だけがポストに入れられている」といった声が増えています。あるマンションでは、宅配ボックスの数が少なくすぐに満杯になってしまうため、住人同士の“争奪戦”状態が起きているという話も。また、配達員が学習して配達時間をどんどん早めていると感じている住人もいるそうです。では、なぜこんなにも“開かずの宅配ボックス”が生まれてしまうのでしょうか。その背景を探ってみました。

知らぬ間に生まれる「3つのワケ」

ここでは、宅配BOXが長らく埋まったままになってしまう理由を、過去の似たような事例コメントをもとに3つに分けてみました。

1. 不在票をうっかり捨ててしまった

• パスワード書かれてる不在票捨ててしまった、気づかなかったわ
• うっかり不在票捨ててしまったので、エントランスのゴミ箱漁ってなんとか確認できた

一度捨ててしまうと、配達員に連絡しない限り解決できず、BOXは開けられずに放置されがちになります。

2.不在票に違うBOX番号が書かれていた

• 番号を間違えて書かれたせいで、ロックが外せないまま…
• 暗証番号は一致するけど、ボックス番号が違くて開けれない…

宅配BOXや暗証番号が誤記されると、荷物はあるのに取り出せないという悲しい事態に。結果として、利用者が気づくまでBOXを占拠してしまいます。

3. そもそも不在票が入っていないので気づけない

• 不在票がポストに入ってなくて何もわからない…
• 通知来たけど開錠番号書いてないし不在票も無いから開けられない

不在票がないと荷物の存在に気づけないため、そのまま宅配BOXに眠り続けるケースも。こうなると、空くタイミングがさらに遅れてしまいます。

ありえない！宅配ボックスの「許せない話」

次は、「宅配BOXが空いているのに使ってもらえなかった」「大事な荷物を受け取れず泣きを見た」という、思わず憤りを感じる体験談です。

1. BOXが空いているのに不在票だけ置かれてしまう

• 部屋に人がいるしBOXも空いてるのに、配達員が面倒なのか不在票だけ入れてた…
• 満杯でもないのに『空きなし』って書かれてて、結局再配達を頼まないといけなかった

せっかくBOXが開いているのに活用されず、再配達を待つしかないのは利用者としてももどかしいところです。

2.大事なイベントに間に合わなかった

• チケットが受け取れなくて、夜の再配達を祈るしかない状況になった…
• 不在票が入ってなくて仕事で使う衣装が間に合わなかった…

チケットや衣装など、期日が厳しい荷物に限ってタイミングを逃すと非常に辛いもの。宅配BOXの空き状況や受け取りミスが、切実な問題につながることもあります。

ほとんどは客の不注意や配達員のミスから

宅配BOXの“開かず”状態には、利用者側の不注意から配達員の記載ミス、不在票がないまま放置されるなど、さまざまな事情が絡んでいるようです。わずかな手違いが重なるだけで、宅配BOXが長期間埋まってしまい、ほかの利用者も困るという悪循環を生み出すことに。とはいえ、配達員さんへの負担が増えれば再配達の回数も増え、利用者もますます受け取りが難しくなるかもしれません。ちょっとした気遣いや確認のひと手間が、宅配BOXのスムーズなやりとりを生むカギになりそうです。