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意外と解けない大人が多いかも?!「32×99」→5秒でチャレンジ

  • 2025.5.1
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今回の掛け算は、かなり難しそうな問題ですね。ですが、これくらいの計算をスマートにこなせたらかっこいいですよね。

ある程度これくらいかな?という、ざっくりとした計算がコツです。今回はざっくりとした数的感覚を重視して解いてみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
32×99

千は超えるのか、万の位までいくのか、ざっくり求めてみましょう。

解説

この問題の答えは「3168」です。

まずは、ざっくりと答えがどのくらいになりそうか求めてみましょう。「32×99」のうち、99は100に近いので「32×100」として概算してみます。

すると、

  32×100
=3200

となりました。

つまり、本当の答えは3200に近いということが分かりますね。では、その誤差を求めていく方法で答えを出してみましょう。

「32×99」と「32×100」の誤差を求めるために、試しに「2×1」と「2×2」で比べて考えます。

2×1=2
2×2=4

掛けられる数が同じで、掛ける数が1増えた場合は、その差は掛けられる数である2ということが分かります。

つまり、「32×99」は「32×100」の計算結果より32だけ小さいはずということですね。

  32×99
=32×100−32
=3200−32
=3168

これで計算は完了です。

まとめ

今回の解き方は、ざっくり計算してから誤差を調整するという方法でした。

掛け算の結果がどれくらいになりそうかという感覚を正しく鍛えておくことで、お会計のときなどに役立つことがあります。

誤差を調整する計算方法を通して、練習しておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。    



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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