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意外に間違える大人が多い?!「15−10÷5+20」→正しく計算できる?

  • 2025.4.17
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今回は、引き算・割り算・足し算の三つの計算が登場する問題に挑戦です。一つひとつの計算は難しくはないかもしれませんが、油断していると思わぬ落とし穴にはまってしまうかも…。

さて、今回の問題、あなたは正しい答えを出せるでしょうか。

問題

次の計算をしなさい。
15−10÷5+20

解答

正解は、「33」です。

21と答えてしまった人は、残念ながら不正解です。

では、どうしたら33という答えにたどり着けるのでしょうか?

次の「ポイント」で確認してみましょう。

ポイント

今回の問題のポイントは、「計算の順序」です。

計算の順序にはルールがあり、いつも左から順に計算すれば答えが出るわけではありません。

今回の問題も、左から計算すると答えは21になりますが、これは誤答です。

<間違った計算順序の例>
  15−10÷5+20
=5÷5+20
=1+20
=21  ←誤答

どうしてこのように計算してはいけないのでしょうか。次のルールを見れば理由が分かります。

<計算順序のルール>
次の順序で計算します。

1.( )の中
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算

※同じ優先順位の計算がある場合は、左から計算します。

このルールに従えば、今回の式で最初に計算するのは割り算だと分かります。残りは引き算と足し算になりますが、この二つの優先順位は同じですから、左から順に引き算→足し算と進めばよいですね。

では、正しい計算過程を見てみましょう。

  15−10÷5+20
=15−2+20
=13+20
=33

割り算→引き算→足し算の順に計算を進めると、正解にたどり着けましたね。

まとめ

今回の問題は、正しい順序で計算できるかどうかがポイントになりました。

簡単な数からなる計算式は、簡単に答えが出せると油断してしまいがちです。しかし、「計算順序」というつまずきポイントがあることを忘れないでください。

今回のように複数の計算が混じっている式であれば、まずどのような順番で計算をするのが正しいのか、考えてからスタートすることをおすすめします。

引き続きさまざまな問題にチャレンジして、計算に慣れていってくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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