４歳年上のタロウと結婚することになったみつこ。タロウはやさしくておだやかな性格の男性で、義両親もおだやかな人。2人は幸せな家族関係を築いていました。しかし、みつこの妊娠後、タロウがある隠し事をしていたことが発覚して…
夫が勝手に引き出していた家庭のお金について不審な点を聞くと、競馬や競艇など、ギャンブルに使ったと聞き、呆れるみつこ。夫曰く、ギャンブルが好きなわけではなく、あくまでも株の損失を埋めるためとのことですが…。大金を引き出した挙句、負けてヘラヘラしている夫を見ると、みつこは悲しさがこみ上げてくるのでした。
どうしても心のモヤモヤが晴れないみつこは…
夫が管理していた家庭のお金の使い方について、どうしてもモヤモヤが晴れないみつこ。1人で考えるのはつらいと、実父に相談をしました。実父はみつこの話をじっくりと聞き、「お前はどうしたいんだ？」と聞きます。まだ結論を出せないみつこに実父は「とりあえず、うちに帰ってこい」「しばらくうちで考えればええ」と、みつこに実家に帰るように言い、みつこは娘を連れて、実家に帰ることにしたのでした。
ぽろぽろと隠し事が発覚し、反省の色も感じられない…となれば、モヤモヤするのも当然ですよね。ただ、小さな子どもを抱える身としては、すぐに大きな決断をするのはなかなかできない気持ちもわかります。みつこさんの揺れ動く気持ちをちゃんと理解して、何かを強制したり怒鳴ったりすることなく「とりあえず帰ってこい」と言ってくれたお父さんのやさしさ、ありがたいですね。
著者：マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
ベビーカレンダー編集部