1. トップ
  2. グルメ
  3. [御殿場グルメ][Maison KEI] 木村拓哉さん主演・映画『グランメゾン・パリ』に登場した料理のオマージュメニューとは[編集部のハマりもの]

[御殿場グルメ][Maison KEI] 木村拓哉さん主演・映画『グランメゾン・パリ』に登場した料理のオマージュメニューとは[編集部のハマりもの]

  • 2025.3.29

木村拓哉さん主演の映画『グランメゾン・パリ』。
映画館で観た後、御殿場にあるレストラン[Maison KEI]を予約して、映画に登場した料理をオマージュしたメニューをいただいてきました。

木村拓哉さん主演の映画『グランメゾン・パリ』 料理監修はパリの三ツ星シェフ小林圭氏

木村拓哉さん主演の映画『グランメゾン・パリ』。
大人気だったテレビドラマ『グランメゾン東京』の映画版で、2024年12月末に公開されましたが、まだ上映している館もあるという人気作品です。
木村拓哉さん、鈴木京香さん、及川光博さんらのドラマから引き続きのキャストの皆さんに加えて、
映画版で初参加されている2PMのオク・テギョンさんも素晴らしく!

この映画『グランメゾン・パリ』は、パリのミシュランで、アジア人初の三ツ星を獲得した小林圭さんが料理監修!
2019年のドラマ『グランメゾン東京』で、主人公の木村拓哉さん演じる尾花シェフが「パリで三ツ星を獲る!」なんて言っていたときは、「無謀」なイメージでしたが、
なんと2020年に小林圭さんがリアルに獲得されたではないですか!
絶え間なく努力している人の夢や目標に対して、無謀なんて無意味な言葉だな、と感動しました。

…と、その小林圭さんが監修された映画の料理がどれも美しく、おいしそうで、おいしそうで。
本当はパリの「Restaurant KEI」で食べてみたいですが、なかなか行くこともできそうにないので、
小林圭さんと老舗和菓子屋「とらや」がつくる、御殿場のレストラン「Maison KEI」にお邪魔しました。

ディナーで訪問したので、夜は見えませんでしたが、ランチなら天気のいい日は富士山も眺めることもできる、御殿場のフレンチレストラン「Maison KEI」

映画にも登場した「赤紫蘇のグラニテ」

御殿場の「Maison KEI」は、”地産地消”をテーマに、素材のおいしさを最大限引き出した“大地の料理”がいただけるフレンチレストラン。
『グランメゾン・パリ』の話の前から、行きたいなぁと思っていたものの、東京から御殿場まで行くのがなかなか。。。
ワインが大好きなので、シャンパーニュも白ワインも赤ワインもしっかり飲みたいことを考えると、ディナー一択。となると、お泊りです。
今回はホテルを予約して、先に温泉でくつろいでからレストランに向かうという、万全の体制でのぞみました。

今回は、映画『グランメゾン・パリ』に登場する、「Restaurant KEI」のメニューをオマージュした料理を楽しみに行きましたので、
そのお料理をピックアップしてレポしたいと思います。

まずは「赤紫蘇のグラニテ」。
フランス料理のシャーベット状の氷菓のこと。紫蘇シャーベットですね。
こちらでは平べったい薄い円形で出されました。
パリの「Restaurant KEI」のお料理で、劇中にも登場します。
さっぱりとしていて、この後に料理に期待が膨らみます。

赤紫蘇のグラニテ

待ってました! 「庭園風季節のサラダ」

映画『グランメゾン・パリ』にも登場する、
パリの「Restaurant KEI」のシグネチャー「庭園風季節のサラダ」
の御殿場「Maison KEI」ヴァージョン。まさに大地の恵み!
映画を観た方なら、この料理、絶対食べてみたくなると思います。ミッチーが演じる相沢によるこのサラダ、出てきた瞬間に各テーブルから「わぁぁ」と声が上がります。

こんなに美しいのに、食べるときには「下からよく混ぜてお召し上がりください」なんです。
ほわほわの泡も花びらもぐちゃぐちゃに混ぜていただくですが、食べてまたびっくり!
ひと口ずつ、食べる度に味が変わっていくような、「すっぱい」「甘い」「苦い」などが複雑に絡んだ濃厚な味でした。

庭園風季節のサラダ

静岡・焼津の「サスエ前田魚店」さん の 金目鯛を使った「うろこ焼き」

映画『グランメゾン・パリ』にも登場する料理で、小林圭シェフのスペシャリテのひとつが「うろこ焼き」。
御殿場の「Maison KEI」では、地元の魚「金目鯛のうろこ焼き」。
超がつく一流の料理人たちがこぞって熱望する、焼津の「サスエ前田魚店」のお魚を使ったうろこ焼きがいただけるんです!!
この「サスエ前田魚店さんの魚を仕入れている」というのは、グルメな方ならもちろんご存知だと思いますが、それだけで遠くても足を運ぶ価値がある料理です(サスエ前田魚店さんのお話は長くなるのでまた)。
もともと、御殿場の「Maison KEI」に来てみたかったのも、このお魚料理がいただきたかったから。
しかもうろこ焼きだなんて嬉し過ぎます。
口に入れた瞬間の、パリッというか、シャクッとした食感がたまりません!

金目鯛のうろこ焼き

「とらや」と奏でる新しい「フランスの伝統的なデセール」 「ヴァシュラン」

デセールは「ヴァシュラン」。劇中とは見た目は異なりますが、フランスの伝統的なデセールです。
こちらではあんこを使用されています。
見た目もとっても可愛い!
「ヴァシュラン」は銀座にあるKEIブランドのレストランでもいただけるそうですが、
デザインや味がそれぞれ違っていて、それもフレンチを楽しむ醍醐味のひとつ。
こちらはとらやとコラボしたお店だけあって、とらやの餡です。

ヴァシュラン

映画ファンじゃなくても楽しめる! 地産地消レストランでした

御殿場の「Maison KEI」には小林圭さんがいらっしゃるわけではありませんが、
そのエスプリはしっかり感じられ、お味もサービスもよくて、行った甲斐がありました。
しかも、本場フランスはもちろん、都内と比べてもお値段も◎。

店内で「映画観た?」なんて話が聞こえてきて、それにもほっこり。
帰りには生キャラメルをいただき、それもまた美味しくて!

2025年3月27日現在、ドラマ『グランメゾン東京』の方は配信サービスで観ることができます。
映画『グランメゾン・パリ』は、配信はまだ。配信が始まったら、お料理の復習のため必ず観ます!

Maison KEI
住所:静岡県御殿場市東山527−1

お肉料理もとってもおいしかった! 蝦夷鹿です。

この記事を書いた人 柴田理恵

シャンパーニュをはじめとしたワイン、日本酒、ウイスキーなどおいしいお酒と、一緒にいただくおいしいグルメに目がない、お酒に弱いくせに大好きな編集者。週末になると、各地においしいものを求めて旅に出ています。旅先で楽しむアウトドア遊びやマリンスポーツも大好きです!

元記事で読む
の記事をもっとみる