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【揚げたらこんなに美味なのか!】蕎麦屋で初めて食べた感動を今も忘れない「揚げそばがき」を再現!

  • 2025.3.12

料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!16品目は吉田さんの「揚げそばがき」。表面がカリッとしていておつまみに最適です。

【揚げたらこんなに美味なのか!】蕎麦屋で初めて食べた感動を今も忘れない「揚げそばがき」を再現!

■お題その7「名店『リスペクト』つまみ。」

【吉田】1年前に一人でふらっと入りました。揚げたそばがきを初めていただいたので、とても印象に残っています。そばがきはそば粉の質が味を左右しますが、揚げてしまうので手頃なそば粉でも大丈夫。ボウルは大きすぎると混ぜにくいので、小さめのものかどんぶりで。揚げることで少し硬くなるので、生地は気持ちゆるめにつくるといいですよ。

■“揚げそばがき”のつくり方


◇材料 (2人分)

そば粉:80g
熱湯:80~100ml
揚げ油:適量
わさび:適量
塩:適量


(1)そばがきをつくる
ボウルにそば粉と熱湯を入れ、箸4~5本で全体が均一になるまでよく混ぜる(熱湯は少しずつ加え、耳たぶくらいの硬さにまとめる)。

(2)揚げ焼きにする
鍋に揚げ油を2cmの深さまで注いで中火にかける。手に水をつけて①を半量ずつ平たい円形に整え、軽くきつね色になるまで1~2分揚げ焼きにする。

(3)仕上げ
②を半分に切って器に盛り、わさびと塩を添える。

完成

――教える人

「きじまりゅうた 料理研究家」

祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。

「吉田 愛 料理研究家」

料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。


この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

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