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【元宝塚娘役トップ 愛加あゆさん】ノーファンデなのに立体感あるツヤ肌を作る秘訣

  • 2024.4.10

退団後もさまざまなフィールドで活躍し、輝き続ける宝塚OG。その美しさの秘密を、宝塚仕込みの〝素化粧〟から紐解きます。今回は、永遠の少女のようなキュートさと透き通る歌声がファンを魅了してきた元雪組娘役トップスター・愛加あゆさん。“我慢をしない”と決めた清々しさは、透明感あふれる笑顔にも表れていました。そんな愛加あゆさんの普段のメークについて伺いました。

薄づきでも立体感を出すにはツヤ下地と黒マスカラの引き締め

教えてくれたのは……愛加あゆさん

「宝塚時代にアレルギーが出てからはステロイドも使いましたし“隠す”メイクばかりでした。退団してデトックスしたら肌が回復。今は普段のベースは下地のみ。これだけで立体感のあるツヤ肌になれます。リップはバームでツヤを出し、目元は必ずフルメイク。アイラインやアイシャドウには抜け感のあるオレンジなどを使いますが、マスカラだけは黒一択。まつ毛は黒目の色と合わせると目元が締まります」

《Profile》
富山県出身。中学時代は子役としてドラマに出演していたが、姉(元星組娘役トップ・夢咲ねねさん)の影響で宝塚受験を決意。2005年に91期生として4番の成績で入団。初舞台後、雪組に配属され、キュートな舞台姿が早くから注目を集め、2009年新人公演初ヒロインに。その後も地方公演などでヒロインを続け、2012年、壮一帆さんの相手役として「ベルサイユのばら」でトップ娘役に就任。2014年に退団後も、確かな演技力と美しい歌声が話題を呼び、舞台を中心に活躍中。

▶︎素化粧って何?
舞台化粧に対してオフのメイクを差す宝塚用語で、いわば究極のナチュラルメイク。宝塚音楽学校の「すみれ募金」から始まり、本科生からは稽古場に行く際も素化粧が必須、セルフメイクのテクを学んでいく。

愛加さんの愛用コスメ

1「悩んでいた唇の皮むけがなくなりました」レブロンキスシュガース クラブ 111 シュガーミント¥880(レブロン)2「毛穴を隠してトーンアップしてくれるので何本もリピしています」モイスチュアライジングファンデーション プライマー 01 SPF15/PA+ 30ml ¥3,850(ポール&ジョーボーテ)3「アレルギーが爆発していたときに唯一使えたお守り化粧水」ウェリナ カレア モイスト 100ml ¥3,520(ウェリナオーガニクス)

愛加さんの素化粧のポイントは

左/「ツヤを出したい高いところにプライマーをのせて外に伸ばすだけできれいなメリハリが出ます」右/「舞台では落ちにくいティントリップをつけるので唇が荒れがち。夜はスクラブリップを塗って寝ます」

デンキバリブラシ®と美顔器で楽屋でもリフトアップ

「以前共演した彩乃かなみさんと早見あかりさんにすすめられて購入したデンキバリブラシⓇとルクセアの美顔器を楽屋にも持ち込んでケアしています。『強くすると上がりすぎるからね』とおっしゃっていたとおり、即効性がすごい!疲れもほぐしてくれるので手放せません」

《衣装クレジット》
ベスト¥63,800(マレーラ/三喜商事)ネックレス¥57,200(ヴァンドーム青山/ヴァンドーム青山本店)トップス、パンツ、ベルト、バングル/スタイリスト私物

2024年『美ST』4月号掲載
撮影/向山裕信(cheek one) 〈人物・静物〉ヘア・メイク/三ノ宮あやめ スタイリスト/津野真吾(impiger) 取材/稲益智恵子 編集/石原晶子

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