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東京芸術劇場で「一台のドラムセットを歩く」展覧会を開催!身体や音との関わりを探る6つの体験型展示

  • 2026.11.6

東京都と東京芸術劇場は、11月7日(土)~15日(日)の期間、東京芸術劇場 アトリエウエストにて、「東京カスタムドラムセット 一台のドラムセットを歩く」展覧会を開催する。

一台分のドラムセットを使用した6つの体験型展示

同展は、アーティスト・文筆家のアサダワタルさんが総合ディレクションを務め、障害のある人や子ども、ダンサー、ミュージシャンなどとともにワークショップを重ねてきたプロジェクト「TOKYO CUSTOM DRUM SET」のなかで生まれた出来事や発見をもとにしている。一台分のドラムセットを会場全体にひらき、6つの体験型展示として展開する。楽器に触れる、音を出す、誰かの動きを見る、響きに耳を澄ます。自由に会場をめぐりながら、音と身体、人との関係を探る展覧会だ。

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ワークショップの様子 写真:Hajime Kato[/caption]

ドラムセットは、通常、一人の奏者が両手両足を使って演奏する。「TOKYO CUSTOM DRUM SET」のワークショップでは、その配置や演奏方法を出発点に、参加者それぞれの身体や発想に合わせて、楽器の置き方や関わり方を変えていたという。

例えば、床に座る人のまわりを楽器が囲み、身体につけたシンバルを別の人が叩く。演奏者ごと台車で移動することもあった。気がつけば、叩く人のそばに楽器を支える人がいて、誰かの動きに別の人が合わせている。ドラムセットの形は、そんな時間のなかで少しずつ変わっていったという。

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スケッチ:後藤寿和(gift_)[/caption]

スネアドラムやバスドラム、シンバルなど、一人の奏者のまわりに配置されるドラムセットのパーツが、同展では会場全体に広がっている。

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スケッチ:後藤寿和(gift_)[/caption]

一台分のドラムセットを6つの体験型展示として展開し、来場者が身体を動かしたり、さまざまな仕掛けに触れたりすることで、音を生み出せる展示を用意する。

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スケッチ:後藤寿和(gift_)[/caption]

楽器の配置が変わることで、音を出すための動きや周囲の人との関わり方も変わる。会場をめぐる体験を通じて、楽器との新たな出会いをひらく。

また、会場の一角では、ワークショップでのある出来事をもとにした音の仕掛けと、そのときの様子を記録した映像をあわせて紹介する。来場者自身の体験とワークショップの記録を行き来しながら、音が生まれる背景にも触れることができる。

ワークショップで大切にしてきたのは、「うまく叩く」ことを目標にせず、一人ひとりが自分の身体や感覚、ペースに合わせて参加できること。自ら音を出すだけでなく、その場に居合わせ、音や動き、人との関わりを見たり聴いたりすることも、大切な参加のあり方としていたという。同展でも、それぞれのタイミングや距離感で展示に関わることができる。

オープニング&クロージングイベントも開催

関連イベントとして、11月7日(土)18:30~20:00には、オープニング ギャラリーセッション「一台のドラムセットを歩く」を開催。出演はアサダワタルさん、後藤寿和さん(gift_)で、定員は15名。

11月15日(日)16:00~17:00には、クロージング ギャラリーセッション「身体とドラムセットのあいだ ―あらいたとの話のつづき―」を開催。出演はアサダワタルさん、新井英夫さん、板坂記代子さんで、定員は20名。

いずれのイベントも参加料無料。要事前申込み・先着順で、専用の申し込みフォームから申し込むことができる。両イベントとも、当日の展示終了後に開催し、手話通訳・文字通訳があるという。

これをきっかけに、楽器の使い方や身体のあり方、社会の仕組みを見つめ直してみては。

■東京カスタムドラムセット 一台のドラムセットを歩く 展覧会 開催日:11月7日(土)~15日(日) ※11月9日(月)は休館日 開催時間:10:00~18:00 ※最終日11月15日(日)は15:00まで 会場:東京芸術劇場 地下1階 アトリエウエスト 住所:東京都豊島区西池袋1-8-1 公式HP:https://www.geigeki.jp/performance/theater397-3 関連イベント申し込みフォーム:https://ws.formzu.net/fgen/S29045765

※展示は一部を除き、触れたり、叩いたりすることができる。 ※展示テキストやキャプションの内容を音声で聞くことができる。

(山崎正和)

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