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小〜中学生がビジネスに挑戦する起業家教育イベント「ビジネス甲子園」閉幕!優勝チームの売上は10万円超

  • 2026.11.6

ティーンエイジャービジネス協会は、10月12日(月)に池袋・サンシャインシティで開催した、小〜中学生向け起業家教育イベント「ティーンエイジャービジネス甲子園2026(以下、ビジネス甲子園)」の結果を発表した。

同イベントでは、小学4年生から中学3年生までの24人が6チームに分かれ、数ヶ月かけて計画・準備した商品やサービスを来場者に販売。総売上は362,900円になったという。

子どもたち主体でビジネスを進行

子どもたちがチームを組んだのは7月〜8月。まず目標を立て、数ヶ月かけながら計画や仕入れを行い、9月には動画やポスターで商品のPRが行われた。

準備期間中、各チームには教育関係会社の大人がサポートに付いたが、何を売るか・いくらで売るかという方針には口を出さず、商品も価格も子どもたちが決めたという。

当日はブースでの販売に加えて、ステージで自分たちの商品の魅力を伝える時間も設けられた。

審査員と審査基準

審査員は、省庁や自治体の担当者、企業の経営者・役員が担当。順位は「当日の売上60%」「来場者による人気投票30%」「審査員評価10%」で決まるが、3つの指標の1位は、それぞれ別のチームに分かれた。

審査員評価の10%は、売り場の見た目を採点するものではない。各チームが事前に提出する振り返りシートをもとに、何を考え、どう準備し、次に何をしたいかという、当日は見えない部分を評価しているとのことだ。

優勝チームの売上は113,600円

総合優勝は、東京・JR中央線沿線に住む小中学生4人による「Team TISS」。販売商品は「キーボードキーホルダー」で、文字やデザインをその場で選べるカスタムタイプと、メンバーが手作業で仕上げたオリジナルタイプの2種類が用意され、売上は113,600円だった。

優勝チームには賞金の30万円が贈られたが、現金としてではなく、将来の起業資金として支援することとなっているため、早速チーム内での話し合いが始まっているそう。

来場者や審査員の注目を集めたチーム

来場者の人気投票で最も票を集めたのは、京都から来たチーム「フィリピンバナナ」。縁日をテーマに、くじ引きやゲームで遊べる店をつくった。

審査員の評価が最も高かったのは、埼玉・浦和のチーム「推し和」。オリジナルのカードホルダーを目玉商品に据えた。

実際のビジネスを経験した子どもたちの言葉

子どもたちは、売ってみて初めて分かったことを自分の言葉で挙げている。

たとえば、「仕入れる量とタイミングの判断が難しかった」「来場者の少ない時間帯があり、声のかけ方に苦労した」「品切れを起こした一方で価格はもっと強気に設定してもよかった」「想定していた客層以外にも目を向ける必要があった」「事前に流行を調べること、商品を絞ってわかりやすくすることが大事だと分かった」などの感想・反省が挙がっているという。

いずれも、実際にビジネスをしてお金を受け取らなければ出てこない言葉だろう。また、これらの感想・反省がいずれも自分たちの判断の結果である以上、次にどうするかも自分たちで決めることになる。

机の上でAIを使い計画を立て、プレゼンテーションをするだけでは決して得られない経験。「ビジネス甲子園」が用意しているのはそのための舞台だ。

大会の目的と今後の予定

「ビジネス甲子園」の目的は、出場した全員を起業家することではない。

自ら価値を生み出す力と、失敗から次をつかみ取る力、それをビジネスの実践を通じて使うことこそが目的。それは、この先どのような道を選んでも必ず必要になる力だろう。

次回大会は、2027年秋の開催を予定。詳細は公式サイトで追って公開されるとのことだ。

小〜中学生がビジネスに挑戦する「ビジネス甲子園」に注目してみては。

「ティーンエイジャービジネス甲子園」公式サイト:https://businesskoshien.com

ティーンエイジャービジネス協会公式サイト:https://teenagerbusiness.com

(Higuchi)

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