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第3回日本ホラー映画大賞受賞監督の長編商業映画デビュー作『とびらをあけたら』2027月1月公開決定!モトーラ世理奈の姿を捉えたポスター&予告映像

  • 2026.10.30

第3回日本ホラー映画大賞で大賞を受賞した片桐絵梨子の長編商業映画デビュー作『とびらをあけたら』が2027年1月8日(金)より公開されることが決定。主演のモトーラ世理奈の姿を収めたポスターや予告映像が到着した。

【写真を見る】第3回日本ホラー映画大賞にて満場一致で大賞に輝いた片桐絵梨子監督

27歳の美紀(モトーラ)は、設計事務所で働く、少し⾵変わりな⼥性。彼⼥には、幼い頃の忘れられない記憶があった。夏の午後、⺟親のいない家でひとり留守番をしていると、そこに“魔物”がやって来た。あれは本当にあったことなのか。それとも、幼い⾃分が⾒た夢だったのか。ある⽇、美紀は路地裏で、獣のような“なにか”に襲われる。「狼に噛まれた」そう訴えても、誰も信じてくれない。しかしその⽇を境に、美紀の⾝体と世界は少しずつ変わり始める。

異様に研ぎ澄まされていく五感、突然襲ってくる発作、夜ごと⼝にする聞いたこともない⾔葉。そして、幼い頃の記憶が再び美紀の前に現れ始める。そんな美紀のもとにある⽇、謎の集団「月待講」から⼀通の奇妙な招待状が届く。導かれるように訪れた先で、神との交わりを信じる老婆たちが「とびらをあけなさい」と美紀に告げる。美紀の内側で、長く閉じ込められていた“何か”が目覚め始める。

日本ホラー映画大賞は2021年に立ち上げられた“ホラー”に特化したフィルムコンペティション。「呪怨」シリーズの清水崇を選考委員長に迎え、新たな映像作家の発掘と育成に取り組んできた。第1回大賞の下津優太『みなに幸あれ』(24)、第2回大賞の近藤亮太『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(25)に続き、第3回大賞受賞者の片桐が本作で長編商業映画デビューを果たす。

片桐が大賞を受賞した短編『夏の午後、おるすばんをしているの』は、母親のいない家でひとり留守番をする幼い少女の孤独と不安を、現実と幻想が溶け合う世界観で描いた作品。その受賞作を原点に、新たな物語として生みだされたのが本作となる。原案と監督を片桐自身が手がけ、独自の感性で“オオカミ女”の物語を紡ぐ。

本作は2026年7月にカナダ・モントリオールで開催されたファンタジア国際映画祭の「UNDERGROUND」コンペティション部門に選出されワールドプレミア上映が行われ、同年10月には、イタリア、トリノで開催されたTOHorror Fantastic Film Festでグランプリを受賞する快挙を成し遂げた。日本ホラー映画大賞で才能を見いだされた片桐の長編デビュー作が、海外の映画祭でも高い評価を獲得している。主人公の美紀を演じるのは『少女邂逅』(17)、『風の電話』(20)、『タイトル、拒絶』(19)などで鮮烈な存在感を放ってきたモトーラ。

さらに本作の撮影を手がけるのは、2026年の第79回カンヌ国際映画祭で、日本人として初めて「ピエール・アンジェニュー・トリビュート賞」を受賞した撮影監督の芦澤明子。『トウキョウソナタ』(08)、『岸辺の旅』(15)など黒沢清監督作品をはじめ、数々の日本映画を手がける、日本を代表する撮影監督だ。

また本作の主題歌には、シンガーソングライター谷山浩子の「銀河通信」が決定。幼い頃から谷山の音楽に親しみ、その独創的な世界観に憧れ続けてきた片桐。自身の長編商業映画デビュー作の主題歌として、長年思い描いていた谷山の楽曲を熱烈にオファー。その強い想いが実を結び、今回の起用が実現した。

このたび解禁されたポスタービジュアルには、遠吠えをするオオカミと、そのかたわらでこちらを見つめる美紀の姿が。血を思わせる鮮烈な赤と、淡く幻想的な色彩が入り混じり、美しさと不気味さが共存する印象的な仕上がりとなっている。「あなたは、まだ、オオカミに噛まれてないかしら」という意味深なコピーが、観る者の想像をかき立てる。

あわせて公開されている予告映像では、倒れ込む美紀の姿を皮切りに、月夜に浮かぶ不穏な光景、奇妙な儀式、赤く染まったハートなど、現実と幻想が入り混じる不可思議な世界が映しだされる。美しくも不気味な映像が、観る者を奇妙なおとぎ話の世界へと誘う。

11月20日(金)から開催される闇国際映画祭の特別上映作品に選出された本作。新鋭監督が生みだす新感覚の恐怖を映画館で体感して!

<コメント>

●モトーラ世理奈(美紀役)

「初めてのホラー映画でしたが、現実的な怖さと想像のなかにある怖さが合わさった、新しい『ホラーファンタジー』だと思います。私が演じた美紀は、大人だけど、まだ子どものまま大人になったような女の子。自分の好きな世界を持ちながらも、外の世界とうまく噛み合えない部分があって、私自身も共感するところが多く、とても愛おしく感じました。誰もが持っている子どもの頃の気持ちを思いだしながら、美紀が自分を解放していく姿を見届けてほしいです。映像もとても美しく、インパクトのある作品なので、ぜひその世界観を浴びてほしいです」

●片桐絵梨子(監督)

「こんなおかしな映画を作ってしまいました。でも、とても美しく、悲しい映画でもあります。夢で見た風景や昔話、心の奥に眠る恐怖や憧れを織り交ぜ、言葉では説明できない、人間の内なる力を描こうとしました。主人公の美紀と一緒に、怖くて、可笑しくて、どこかせつない、奇妙な旅を楽しんでいただけたら嬉しいです。ぜひ劇場でご覧ください」

文/サンクレイオ翼

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