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義母「熱がある。脈も飛んでいる」と訴えるわりには、とても元気そうで<頑張り過ぎない介護>

  • 2026.10.30

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
義母が肛門外科(直腸科)を受診する日。前回の受診時に車椅子の借り方を病院に聞いていたこともあって、とてもスムーズに事が運び、予約時間よりも早く到着できました。そこでまる子さんは、義母にトイレに行っておくかどうかを確認したのですが、大丈夫とのこと。このあと検尿があると思って我慢しているのかもしれないと考え、そのまま待つことにしました。すると、予約時間まであと5分というところで「トイレ」と言いだした義母。我慢できないと言うので、まる子さんは急いでトイレへ連れて行くはめに……。ただ、その後の診察はおおむね順調で、医師からはデイケアに行っても大丈夫だという言葉ももらえました。それは、病院へ向かう段階から疲れ切っていたまる子さんにとって、とてもうれしい言葉でした。

病院からの帰り道。医師の「デイケアに行っても大丈夫」という言葉を受けて、念のため義母に行くかどうかを確認しました。義母は、あれこれ理由を並べるばかりで、明確な答えを出さないまま……。そこでまる子さんは、義母のことを思っていろいろと動いているのに、自分がやりたいこと以外を「やらされている」と思うのはどうかと、素直な気持ちを伝えます。しかし、義母はのらりくらり話を変えるだけ。そこで、しびれを切らした夫が「で、行くの? 行かないの?」と直球で聞いたところ、義母は「行きますよ」と言ってすぐ、「行くけど、今週はこんな状態だから無理だと思う。来週から、行けたら行こうという気持ちはあります」としっかり自分の言葉に保険をかけていて、まる子さん夫婦はあきれ顔です。

それだけしゃべれるなら大丈夫

病院から帰宅後。義母から呼び出しの電話があったので部屋に行くと「心臓が普通じゃない」と訴えてきて、どうすればいいか聞かれました。

病院に行くなら、受付時間の都合ですぐに支度して出かける必要があることと、普通じゃないなら救急車を呼んだほうがいいことを伝えると……。

なぜか逆ギレされてしまいました……。

逆ギレしつつ、脈がおかしくて熱もあると言ってきます。

脈がおかしければ、血圧計でエラーが出るのでは? と思い……。

血圧測定を提案してみました。

血圧計の測定だけでは不整脈の有無は判断できませんが、測定の結果は、いたって正常です。

退院して間もないこともあり、疲れが出たのではないかと言って話は終了。

部屋を出ようとしたら……。

湿布を剥がしてほしいとのこと。

服をめくってみると、明らかに貼り過ぎです……。

言われた通りに湿布を剥がして立ち去ろうとすると、またもや「どうしたらいいかな?」と不調アピールです。

私は医師ではないので、正確に義母の状態がわかるわけではありません……。

当たり前のことを淡々と話すだけです。

そして、今度こそ部屋から出ようとすると……。

相変わらず曖昧な言い方で何かを要求してきます。

仕方がないので、義母の要求を探ります。

返ってくるのはざっくりとした回答だけ……。

思い当たるものをすべて挙げてみます。

義母はそれが気に入らなかったようで、逆ギレ……。

結論が見えないので、私が決めることにしました。義母は今、清涼飲料水が飲みたいはずです。

何度も言っていますが、誰も義母専用の清涼飲料水など飲むわけはないのです。

※王子:まる子さんの息子。義母の孫。

怒りを必死に抑えて、もう一度誰も飲まないことを伝えます。

夜、口が渇くから飲みたいようですが、冷蔵庫まで取りに来るのが億劫だから飲めないということのようです。飲むのは今でしょう?


話がとっ散らかってわからなくなってきたので、さっさと清涼飲料水を届けることにしました。

これだけしゃべれれば、元気だと思うんですけどね。

息子がリビングにいたので、義母に届けてもらおうと思ったのですが……。

あっさり断られました。

病院から帰宅した後、義母から電話で呼び出されたので、部屋に行くと、義母がベッドで横になっていました。「心臓が普通じゃないんだけど、どうすればいいかな?」と言われたため、病院へ行くならすぐに支度をする必要があることと、普通じゃないなら救急車を呼んだほうがいいことを伝えると、義母は「真面目に相談しているのに、どうしてそういう言い方をするの!」とご立腹です。

それでも義母は脈がおかしいと訴え続けるので、念のため血圧を測定することに。血圧計の測定だけでは不整脈の有無は判断できませんが、数値はいたって正常。これ以上付き合っていても堂々巡りになるだけだと思い、部屋を出ようとしたところ「何かもらおうか」と相変わらずの曖昧な言い方で何かを要求してきました。

ここから、いつものように連想ゲームのスタートです。なんとか義母の要求を理解しようと質問を投げかけますが、なぜか逆ギレされてしまい、私のストレスはたまる一方……。結局、何が欲しいのか何がしたいのかわからないままで、もはや私が決めたほうが早いと思い、飲み物を届けることに。ひたすら不調を訴えていた義母ですが、これだけ話すことができるなら、緊急性は低いようにも感じます。

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介護だけに集中できない環境で、先が見えない連想ゲームに付き合わされるのは相当なストレスではないでしょうか。ひたすら聞き役に回るのではなく、今回のように義母が欲しいものを、自分で決めてしまうのも、一つの方法ですね。介護に正解はないので、自分なりに続けられそうな対応を見つけられるといいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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