1. トップ
  2. エンタメ
  3. 『VIVANT』に迫る“好スタート”を飾った【日曜劇場】「バケモノ級に面白い」「凄まじいぞ…」国内外が熱狂した“至高クオリティ”

『VIVANT』に迫る“好スタート”を飾った【日曜劇場】「バケモノ級に面白い」「凄まじいぞ…」国内外が熱狂した“至高クオリティ”

  • 2026.11.4
undefined
舞台「ビッグ・フェラー」製作発表会見 内野聖陽 (C)SANKEI

長年にわたり、骨太な人間ドラマと圧倒的なスケール感で数多くの名作を生み出し、日本のテレビドラマ界を牽引し続けてきた「日曜劇場」。今回は、そんな中から“日曜劇場の人気作品”をテーマに5本セレクトしました。

本記事ではその第4弾として、最愛の妻を亡くしたトラック運転手が、周囲に支えられながら男手ひとつで息子を育てる30年間を描いたヒューマンドラマをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

  • 作品名(放送局):ドラマ『とんび』(TBS系)
  • 放送期間:2013年1月13日〜2013年3月17日
  • 出演:内野聖陽(市川安男 役)ほか

本作が描くのは、トラック運転手の市川安男(内野聖陽)通称ヤスと息子・旭(佐藤健)の親子の歩みです。ヤスは幼いころに母親と死別し、父親とも生き別れた過去を持ちながら、妻・美佐子(常盤貴子)との間に授かった旭を何より大切に育てます。

しかし、旭が3歳のころ、ヤスの仕事場で積み荷が崩れる事故が発生。美佐子は旭をかばって木箱の下敷きになり、ヤスは突然妻を失います。そこからヤスは、周囲の大人たちに支えられながら男手ひとつで旭を育てることになりました。幼い息子がやがて大人になり、自らの家庭を築いていくまで、約30年にわたる親子の時間が描かれます。

妻を失った父が“男手ひとつ”の子育てへ

親子の深い絆と不器用ながらも愛情あふれる父親の姿を描き、多くの視聴者の心をつかんだドラマ『とんび』。

2013年1月13日に放送された第1話は、現在放送中で国民的人気を誇る『VIVANT』(TBS系)第2シーズンの初回放送視聴率に匹敵する滑り出しとなりました。

初回では、ヤスと美佐子が待望の息子・旭を授かり、3人で暮らす幸福な日々が描かれます。ところが、旭がヤスへタオルを届けようとした瞬間、積み荷が崩落。美佐子がとっさに息子をかばったことで、家族の日常は一変しました。妻を失ったヤスが悲しむ暇もなく父親として立ち上がるまでを一気に描き、親子30年の物語へ視聴者を引き込んでいます。

放送開始から視聴者の心をつかんだ本作は、物語の結末でも圧倒的な存在感を示しました。親子の絆を描いた感動の物語は最終回に向けてさらに注目を集め、最終話では驚異的な視聴率を記録しています。

その感動的な物語は、2013年12月に18回目を迎えたアジア・テレビジョン賞でドラマ部門の最優秀作品賞を受賞し、日本国内にとどまらず、海外からも高い評価を受けました。

SNSでは、その高い完成度に「バケモノ級に面白い」「凄まじいぞ…」「本当に名作」「制作陣に感謝したい」などの声が寄せられ、絶大な満足度がうかがえます。

佐藤健が演じた“15年間”の成長

undefined
プロ野球開幕戦 ロッテ対オリックス 始球式を前にロッテ・唐川侑己とキャッチボールで練習した俳優の佐藤健 (C)SANKEI

本作で成長した旭を演じたのが、佐藤健さんです。放送開始時は23歳でしたが、高校生から30歳前後まで約15年間の旭を一人で演じました。

佐藤さんは、役作りのために昭和から平成にかけて流行した髪型を雑誌で研究。第5話では学ラン姿の高校生となり、その後は東京の大学へ進学し、出版社で働く社会人へと変化していきます。

第9話では、旭が結婚したい相手として坂本由美(吹石一恵)を父へ紹介します。しかし、由美が旭より7歳上で離婚歴があり、子どももいると知ったヤスは猛反対。旭は父に怒りをぶつけ、由美を連れて東京へ戻りました。父の愛情を受け止めるだけだった少年が、父と真正面からぶつかるまでの成長を、佐藤さんが演じ切っています。

血のつながりだけじゃないーー町の大人たちが親子を支え続けた30年

ドラマ『とんび』の温かさを支えているのは、ヤスと旭だけではありません。血のつながりを越えて、町の大人たちが旭を一緒に育てていく点も大きな魅力です。

父親が息子を育てる日々の中で、周囲の大人たちもまた、親子に寄り添い、温かく支え続けてきました。そんな人々とのつながりがあったからこそ、30年にわたる家族の物語は、より深く、温かな感動を届ける作品となったのです。

不器用な父と息子の30年間を描き、称賛の声が相次いだ本作は、まさに“日曜劇場の人気作品”と呼ぶにふさわしい一作です。

※記事は執筆時点の情報です

の記事をもっとみる

注目コンテンツ