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【医師監修】お尻や背中の「サメ肌・ブツブツ」はどう治す?NG習慣、正しい洗い方と予防策を伝授

  • 2026.10.29

背中やお尻にできる「ブツブツ」の原因とは?

背中やお尻にできる「ブツブツ」の原因とは?
背中やお尻にできる「ブツブツ」の原因とは?

ふと鏡を見たときや、お風呂で体を洗うときに気になる、背中やお尻の「ブツブツ」。温泉旅行や水着を着る機会はもちろん、パートナーの前で服を脱ぐのが恥ずかしいと、人知れず悩んでいる方は少なくありません。角質詰まりが引き起こすお肌の「ブツブツ」…。その原因と改善方法について、「ウォブクリニック中目黒」総院長の高瀬聡子先生に伺いました。

Q1:Q.背中やお尻にできる「ブツブツ」はどのような原因が考えられるのでしょうか?高瀬さん:「『毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)』という角化異常が起きている状態か、もしくは『毛孔性苔癬』とまではいえないものの、角質が毛穴に詰まっている状態が原因だと考えられます。『毛孔性苔癬』とは、毛根を包んでいる毛包に、過度に角化した発疹が起こる毛孔性角化症の一種で、さめ肌と呼ばれることもあります。乾燥肌や脂性肌などの肌質を持つ人やアトピー性皮膚炎、肥満体型の人に発生しやすく、発生率に男女差はありません。また、遺伝的な要因が強いため、家族内で発生している人がいる場合も注意が必要です。いずれも、ビタミンAを摂取して皮膚のターンオーバーを正常化することが、角質詰まりの改善に有効だといえます。加えて、ピーリングなどで角質除去を行うか、尿素軟こうなどの外用剤を使用して角質を柔らかくすることでも改善できます。ホームケアとしては、普段のケアに、ピーリング美容液やスクラブなどをプラスするとよいでしょう」

Q2.「NGなケア」を教えてください。 高瀬さん:「あかすりやナイロンタオルなどで、肌に強い刺激を与えると、色素沈着の原因になるのでNG。また、ブツブツを取ろうとして強くこすったり、中身を出そうと無理やりひっかいたりして皮膚を傷つけると、細菌感染して炎症を起こすリスクがあるためNGです。角質詰まりを改善するには、『保湿』が何よりも重要。ピーリングやスクラブなどでケアを行った後に、保湿ケアを行わず肌が乾燥すると、症状悪化の要因となります。朝晩など、定期的に保湿する習慣をつけ、乾燥しがちな冬場は、こまめな保湿ケアを心がけましょう」

Q3.お尻や背中をツルツルに保つための、正しい洗い方や保湿方法、日常生活で気をつけるべきポイントを教えてください。 高瀬さん:「年齢やぶつぶつの状態にもよりますが、体の肌は顔に比べてターンオーバーがゆっくり。角質と汚れをやさしく、適度に除去することが大切です。柔らかい綿のタオル、もしくは手を使い、ボディーソープや石鹸をしっかり泡立て、摩擦が起こらないようにやさしく洗いましょう。また、角質ケアの美容液や、スクラブなどを使用することも有効な手段のひとつ。必ずしもボディー用でなくても大丈夫です。入浴後やケアを行った後は、15分以内に保湿を行いましょう。また、肌への刺激を減らすために、衣類は通気性のよいものや、肌にやさしい天然素材を選ぶことも大切です」

Q4.クリニックではどのような治療が受けられますか?高瀬さん:「赤みや炎症が起きていたら受診の目安です。保険診療だと尿素軟こうやニキビの治療薬などが処方されます。自費診療では一般的に、保険診療の外用薬のほかに、毛穴にたまった余分な角質を除去して、詰まりを改善する『ケミカルピーリング』や、針で微細な傷をつくり、皮膚の再生を促す『ダーマペン』『ダーマローラー』などの治療を受けることができます」

【まとめ】背中やお尻のブツブツの原因は、角質が毛穴に詰まっていることや、角化異常の「毛孔性苔癬」が挙げられます。ピーリングなどでの角質除去や、軟膏などを用いて角質を柔らかくするなど、角質ケアを行うことが有効です。角質詰まりの大敵は「乾燥」と「摩擦」なので、気になるからと爪でひっかいたり擦ったりするのはNG。保湿ケアを行い、肌に刺激を与えないよう心がけながら、改善を目指しましょう。

(LASISA編集部)

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