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ひと口で夢中に! もちもち・むっちり・とろ〜り。食感を楽しむ和菓子 おすすめ5選

  • 2026.10.13
Satoshi Fukuda

見ているだけで頬張りたくなる(&触りたくなる)、ユニークな食感の和菓子をセレクト。素材と製法が生み出す、魅惑の食感や味わい、お店のこだわりに注目して。

photo : SATOSHI FUKUDA

Satoshi Fukuda

麩嘉錦店の「鯛焼き麩」

麩のもっちり感と香ばしさが、焼きたてのたい焼きを思わせる

京都で創業200年を誇る、麩の老舗「麩嘉錦店」。「鯛焼き麩」は、日本の伝統食材である生麩を新たなかたちで楽しんでもらいたいという思いから生まれた。

見た目は、まるで焼きたてのたい焼き! すりごまを練り込んだ生麩で粒あんを包み、たい焼き用の焼き型で一尾ずつ丁寧に焼き上げている。焼き型は、先代が昭和40年代に購入したアンティークの型を今も大切に使用している。

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食感の秘訣は「生麩」にあり!

ベースとなる生麩は、この商品のためだけに考案したオリジナルの配合で仕立てたもの。約60%が水分でできているため、焼き上げることで外は香ばしく、中はもっちりとした独特の食感が生まれる。粒あんには丹波大納言小豆を使い、上品な甘さに仕上げている。

ひと口頬張れば、すりごまの香ばしさと、生麩ならではのもっちりとした食感、粒あんのやさしい甘みが一体となって広がる。たい焼きとも和菓子ともひと味違う、生麩ならではの魅力を存分に楽しめる。

「鯛焼き麩」5個入¥2,074
賞味期限/冷蔵で3日間
※お取り寄せ可能

麩嘉錦店
京都府京都市中京区錦小路堺町角菊屋町534-1
tel. 075-221-4533
営業時間/10:00~17:30
https://fuka-shop.com/
Instagram/@fuka_nishikimise

Satoshi Fukuda

菓子司つじやの「三杯もち」

あんこの甘みがじんわり。もちっとした食感に加え、しっかりとした粘りも

秋田・大曲で150年以上続く老舗和菓子店「菓子司つじや」。地元に古くから伝わる「とうふカステラ」をはじめ、秋田の郷土菓子を今に伝え続けている。

「三杯もち」は、秋田の伝統菓子「さんばいみそ」を、和菓子職人の感性を取り入れてアレンジした一品。「さんばい」は、米粉・麦粉・白玉粉を、それぞれ茶碗一杯ずつ使うことから名付けられた。材料を同量ずつ使うことから名付けられたイギリスのパウンドケーキと同じ由来を持つ。

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食感の秘訣は「自家製あんと数度の練り」にあり!

「つじや」の「三杯もち」は、秋田県産の米粉と小麦粉に、北海道産てんさい糖を使い、独自の製法で作った小豆あんをたっぷりと加えて練り上げた一品。蒸しと練りの工程を休ませながら幾度と繰り返すことで、粘りのあるもっちりとした独特の食感を引き出している。噛み締めるほどに、あんこの濃厚な風味とコク深い甘みがじんわりと広がるのも魅力だ。

通常は太巻き状で販売されているが、こちらはひと口サイズにアレンジされているため、気軽に伝統の味を楽しめるのがうれしい。

「三杯もち一口」 10個入¥2,800
賞味期限/製造より2週間
※お取り寄せ可能

菓子司つじや
秋田県大仙市大曲中通町1-20
tel. 0187-62-0494
営業時間/9:30~18:00、日曜・祝日~17:00
定休日/毎月第1・3水曜 、1月1日・2日
https://www.tsujiya.shop/view/page/lp

Satoshi Fukuda

杉山壽山堂の「雲平」

ごまの風味ともち米の香り、もちもちとした弾力がクセになる

「杉山壽山堂」は、1705年創業、江戸時代から続く秋田の老舗菓子店。秋田を代表する干菓子「元祖・秋田諸越」をはじめ、地域に受け継がれてきた郷土菓子を作っている。

なかでも「雲平」は、秋田や青森・津軽地方など東北で古くから親しまれてきた伝統菓子。「杉山壽山堂」を代表するお菓子のひとつとして、地元でも長く愛されている。マーブル模様を描いた表面と、周囲にあしらわれたギザギザ模様が印象的で、どこか愛らしさを感じる佇まいも魅力だ。

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食感の秘訣は「もち粉と練り」にあり!

秋田産のもち米を製粉し、コシが出るまで丁寧に練り上げた生地に、黒ごまを合わせて程良いマーブル模様に仕上げる。型に流して切り分けることで生まれる独特の形も「雲平」ならではの魅力だ。

手に持つとずっしりとした重量感があり、ひと口頬張ればもちもちした弾力が広がる。米のやさしい甘みと黒ごまの香ばしさが調和し、どこか懐かしい味わいに。昔ながらの製法で受け継がれてきた素朴なおいしさとともに、東北の菓子文化に触れられる一品だ。

「雲平」 10個入¥2,800
賞味期限/製造から10日間
※お取り寄せ可能

杉山壽山堂
秋田県秋田市川尻町大川反170-82
tel. 018-823-5186
https://www.morokoshi.jp/

Satoshi Fukuda

蕨菓匠 本多屋の「本多屋の外郎 重ね」

むちっとした食感に、自家製あんのまろやかな甘みが寄り添う

山口に店を構える、大正6年創業の「蕨菓匠 本多屋」。わらび餅をはじめとするわらび菓子に加え、三笠焼やまんじゅうなど、山口の文化や風土を映した菓子を手がけている。看板商品は、店名を冠した「本多屋の外郎」だ。

外郎(ういろう)といえば名古屋を思い浮かべる人も多いが、実は地域ごとに原料や味わい、食感は異なる。山口の外郎は、わらび粉を主原料とするのが特徴。山口を代表する銘菓として親しまれている。「本多屋」の外郎は2種類。やわらかな口当たりが特徴の「本多屋の外郎」に対し、こちらの「本多屋の外郎 重ね」は、二度蒸し上げることで、日を置いてもコシのある食感を実現している。

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食感の秘訣は「本わらび粉」にあり!

本わらび粉と自家製あんを丁寧に練り上げて蒸し上げることで、豊かな香りと上品な甘みを引き出している。年間を通して同じ食感になるように、材料の配合を温度や湿度に合わせて変えているこだわりようだ。

詰め合わせには、なめらかな口どけの「こしあん」、白あんに宇治抹茶を合わせた香り豊かな「抹茶」、さらに季節限定で和栗を散りばめた「栗」の3種類を用意。それぞれ異なる風味や味わいを楽しみながら、「本多屋の外郎 重ね」ならではのもっちりとした食感を堪能できる。

「本多屋の外郎 重ね」こし餡、抹茶、季節 各3本入¥1,180
賞味期限/製造から21日間
※お取り寄せ可能

蕨菓匠 本多屋
山口県山口市駅通り1-4-5
tel. 083-925-1600
営業時間/9:00~18:00、日曜~17:00
定休日/水曜
https://hondaya.co.jp/
Instagram/@hondaya.official

Satoshi Fukuda

菓匠 松栄堂の「献上 田むらの梅」

パリッ・もちっ・とろりと移ろう食感に、梅の華やかな味わい

岩手・一関にある「菓匠 松栄堂」は、団子の中からとろりと黒ごま蜜があふれ出す銘菓「ごま摺り団子」で知られ、地元はもちろん遠方からも多くの人が訪れる店だ。そんな同店でもうひとつの名品として親しまれているのが、「献上 田むらの梅」だ。

「田むらの梅」の由来は、一関藩を治めた田村建顕公にある。梅を愛した建顕公に思いを寄せ、後世へ伝える梅菓子として生み出されたのが始まり。田村家の名を冠した、歴史ある銘菓だ。封を開けると、梅のやさしい香りがふわり。梅の花をイメージした五角形の愛らしい佇まいにも心を惹かれる。

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食感の秘訣は「求肥」にあり!

求肥には、一関・平泉産のもち米「こがねもち」を使用。丁寧に練り上げることで、力強いもちもちとした食感を生み出している。梅あんは、白あんに一関産の梅を煮詰めて合わせたもの。国産の青紫蘇を塩漬けにした後、丁寧に水洗いし、さらにみつに漬け込むことで、豊かな風味を閉じ込めている。

ひと口頬張ると、まず感じるのは青紫蘇のパリッとした歯触りとさわやかな香り。その中から求肥のもっちりとした食感が続き、さらに中から梅あんがとろりと溢れ出す。パリッ・もちっ・とろりと移り変わる食感と、爽やかな梅の風味が織りなす味わいが魅力だ。岩手・一関のおいしさをひとつの菓子に詰め込んだ、趣のある一品だ。

「献上 田むらの梅」 6個入¥1,426
賞味期限/製造から30日
※お取り寄せ可能

菓匠 松栄堂
岩手県一関市地主町3-36
tel. 0120-23-5008
営業時間/9:00~17:00
定休日/元日
https://www.shoeidoh.co.jp/
Instagram/@shoeido_sweets

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