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子ども向け本格図鑑、ぶっちゃけ買うならどれがいい?小学館・講談社・学研・角川、比較レビュー!

  • 2026.10.11

子ども向けの図鑑は、幼児向けから小学生向け、さわって遊べるタイプや音が出るタイプ、持ち運びやすいポケット図鑑に漫画タイプのものまで、多種多様に出版されています。その中でも、表紙が硬いハードカバーで「子ども向け本格図鑑」と呼ばれている図鑑は、小学館「NEO」、講談社「MOVE」、学研「LIVE」、角川「GET!」の4つのシリーズ!

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さて、子どもが何かに興味を持った時、または子どもに興味を持ってもらいたいと親が考えた時、いったいどのシリーズを購入したらよいのでしょう?実は小学生兄弟がいる我が家も、長男が幼児の頃、最初の1冊を買う時は大いに悩みました!書店にずらりと並ぶたくさんの図鑑とにらめっこしながら、「せっかくだからシリーズで揃える?」「揃えるなら最初の1冊にどれを選ぶかが重要なのでは?」そう考えてしまったから、さあ大変! ますます決められなくなって、途方に暮れました。迷って購入が先延ばしになってしまうくらいなら、1日でも早く家の本棚に図鑑を置いたほうがいいのは間違いなし!各出版社の図鑑シリーズの違いと、選ぶ時のポイントについてご紹介します。

同じ出版社のシリーズで揃えたほうがいい?

初めて本格図鑑を購入する時、「同じ出版社のシリーズで揃えるかどうか」を考える親御さんも少なくないと思います。出版社で揃えるメリットは、「同じ構成で編集された図鑑に見慣れて、子どもが読みやすい」ということ。本棚の背表紙が揃っていることも正直なところ魅力的ですし、「せっかくならいっぺんに何冊も揃えておきたい」と思われる親御さんもいらっしゃるはず。もちろん、それでもまったく問題ありません。ただ、同じシリーズで集めようと考える前に知っておきたいこと。それは、「ひとつの出版社からしか発行していない種類の図鑑がある」ということです。

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冒頭でご紹介した「NEO」(小学館)、「MOVE」(講談社)、「LIVE」(学研)、「GET!」(角川)だけで考えると、たとえば「ジャングルの生き物」に特化した図鑑は今のところ「LIVE」だけですし、「音楽」と題してさまざまな楽器の音が聴けるのは「NEO」、世界の古代文明の特徴が1冊にまとめられた図鑑は「MOVE」だけです。つまり、同じ出版社のシリーズで揃えようと思っても、そもそも全部は揃えられないということです。また、もうひとつ抑えておきたいポイントは、「同じテーマの図鑑でも、出版社によって発行年が違う」ということ。

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たとえば我が家にある深海生物の図鑑の場合、「MOVE」の「深海の生きもの」(講談社)は2017年発行、「NEO」の「深海生物」(小学館)は2021年発行です。長男が深海生物にハマった頃、「NEO」はまだ発売されておらず、「MOVE」を購入。

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おかげで興味が出始めたタイミングを逃すことなく、深海の図鑑を手元に置き、絵を描いたりすることができました。その後、発売された「NEO」のほうが掲載された生き物の数が多く、最新情報も掲載されていたため、調べもの用として追加購入しています。やはり同じテーマの図鑑でも、発行年が新しいほうが情報も更新されているので、購入時にはそのあたりも考慮したいところです。図鑑を出版社のシリーズで揃えるのは悪くはありません。ただ、「ひとつの出版社からしか出ていない内容の図鑑」があったり、「発行年による最新情報の状況」が異なったりするので、出版社やシリーズにこだわりすぎるのは要注意!子どもの興味に合わせて、臨機応変に選ぶことをオススメします。それでも「やっぱり迷っちゃう」という人に参考にしてほしいのは…

出版社による図鑑の内容の違い

我が家の子どもたちは生きもの好きということもあって、「昆虫」の図鑑や「動物」の図鑑は、複数所持しています。読み比べてみると、出版社ごとにこだわりポイントが違うことがわかります。

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主に「昆虫図鑑」の内容をピックアップしつつ、「各出版社の図鑑の特色」についてご紹介します。

小学館の図鑑「NEO」

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なんといっても「NEO」の魅力はドラえもんDVD!ドラえもんが案内役を務めるDVDは、クイズなども織り交ぜながら、ドキドキワクワクの構成になっていて、親子で楽しく観て学ぶことができます。「子どもに興味を持ってほしい」という「興味の入り口」にぴったりです。「NEO」の場合、「昆虫」のように写真が掲載されている図鑑と、「鳥」や「植物」のように緻密なイラストが掲載されている図鑑があるので、写真図鑑を希望の場合は事前確認を忘れずに。

講談社の図鑑「MOVE」

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ビジュアル重視の「魅せる」図鑑!同じサイズの写真が並ぶ「カタログ方式」の図鑑が多い中、「MOVE」は迫力のある写真がドーンと掲載され、読んでいるだけで楽しい図鑑です。我が家の子どもたちが「見ながら絵を描きたくなる図鑑」の多くは「MOVE」!「DVDはNHK映像」と聞くと難しそうな印象がありますが、子ども向けに再編集されていますし、「ダーウィンが来た!」(NHK)などを楽しく観られるお子さんなら大丈夫。掲載点数を重視した図鑑シリーズではないので、「興味がない分野でも読んで楽しんでほしい」「興味を持ってほしい」という場合にオススメのシリーズ。

学研の図鑑「LIVE」

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新版が続々登場している「LIVE」!掲載点数が多く、新版は最新情報が掲載されていることが多いシリーズです。特に「捕まえた昆虫の名前を調べたい」という場合は「LIVE」一択! 標本ではなく「生きた姿の写真」が掲載されているので、実物との色の変化などが少なく、捕まえた虫と比較しながら調べやすい図鑑です。リニューアル後のDVDはオリジナルキャラクターが登場し、より子どもに見やすい内容に! スマホやタブレットからも同じ動画が視聴できるので、外出時の待ち時間などにも利用できます。

角川の集める図鑑「GET!」

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生きものの図鑑の場合、原始的なグループから進化の順に掲載されていることが多い中で、「GET!」は「生息地域ごとに掲載されている」というのが他とは違う大きな特徴!「GET!」の昆虫は、「熱帯アジア」「日本」「北アメリカ」などの地域に分けて掲載。同じように動物図鑑や魚図鑑、恐竜図鑑なども、生息域や発掘地域などで分けられています。子どもが世界地図を思い浮かべながら「あのあたりに生息していた」とイメージ付けできるのは魅力!DVDは付属されていませんが、かわりに「どっちが強い!?」シリーズ(角川)とコラボしています。

子ども向け本格図鑑、実は安い!

出版社によって特色が違う子ども向け本格図鑑。「それでもどれにしたらいいか迷って買えずにいる」という方。それ、実はものすごくもったいないかも!たとえば一般向けに発売されている「世界甲虫大図鑑」(東京書籍)は7,150円。掲載数や情報量の違いはあれど、甲虫だけでこの金額です。対して子ども向け本格図鑑の昆虫は、すべての分類が網羅されていて、DVDが付属されている場合もあって、装丁もしっかりしていてあれだけの厚みがあって、各社工夫が施されているにもかかわらず、4社すべて2,000円台!すごくないですか? すごいですよね。それを「迷っていて購入していない」というのは、本当にもったいない!

日本独自に発展した本格図鑑の文化!

世界的に見ても、これだけ丁寧に情報が網羅されていて、お手頃価格の図鑑が各社から出ていることは、日本独自とも言われています。「LIVE」や「GET!」の昆虫図鑑を監修している九州大学総合研究博物館准教授の丸山宗利先生も、ご自身のXで「学習図鑑は日本が誇るべき文化で、欧米でも類書さえとても少ない」とおっしゃっています。手軽に子どもたちに興味の入り口を見せることができる、子ども向け本格図鑑。ぜひ、まずはお試しのつもりで1冊、子どもの本棚に置いてみてください。

【Profile】みみずく

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小5長男、小2次男、夫の4人家族。昆虫、爬虫類、古生物、深海生物などの生物のほか、読書、工作、ロボコンなど幅広く興味関心がある兄弟に振り回されながらも、発見に満ち溢れた日々を送る。学校での勉強以上に、世界中に「楽しいことがたくさんある」と感じられる目を養うことが目標。ワークショップや観察イベント、ミュージアムなどの体験情報や、日常の中でも手軽に楽しめる体験の仕方について発信している。

Blog:たのしいをつくる~小5&小2わくわく兄弟

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