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表情(かお)がない!他人に嫌われないよう取り繕った末に自分の本当の姿を見失ってしまった主人公の葛藤を描く

  • 2026.10.11
表情(かお)のない人 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)
表情(かお)のない人 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)

社会人になって、体裁を取り繕うことを覚えた。結果、明るく笑顔で振る舞っていれば、会社でのイメージはよかった。しかし、その反動で本当の自分がわからなくなってしまった、森本淳士さん(@ihsuta3)の「表情(かお)のない人」をお届けしよう。

些細なきっかけで心の重りを軽くしてあげることができるはず

表情(かお)のない人 2 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)
表情(かお)のない人 2 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)
表情(かお)のない人3 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)
表情(かお)のない人3 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)
表情(かお)のない人4 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)
表情(かお)のない人4 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)

スランプで絵を描くことすらできず、かねてより患っていたうつ病の悪化に伴い仕事も辞め、実家に戻らざるを得ない状況だったと話す作者・森本淳士さん。「少し回復するきっかけになったのが、10年来の友人でした。それも踏まえて、思い切って自分の頭の中にあるものを全部吐き出そう、という気持ちで描いたのがきっかけです」と本作「表情(かお)のない人」を描いた理由を語る。

あくまで自身の思いを吐き出すために制作した漫画で、当初はSNSなどに公開する予定もなかったのだという本作だが、公開すると"仮面をかぶって本当の自分を偽る"という設定に読者から多くの共感が集まった。森本さんは「人間悩みの種は違えど、仮面を被って、自分を偽って生きていくことはたくさんあると思っています。ただ、意外と些細なきっかけで心の重りを軽くしてあげることもできるものだと考えています。今回、やっちゃん(主人公)にとってのそういうところを描ければ、と思って作った作品なので、そこを見てもらえるととてもうれしいです」と読者に向けてコメントを残してくれた。

他人に嫌われないようにと上手く振る舞う術だけを身に着けた主人公・やっちゃん。仮面を被って生活することに慣れ、自分の本当の姿を見失ってしまう。友人との他愛ないやりとりのなかで、やっちゃんが"いつものやっちゃん"を取り戻していくストーリーに、心の底からこみ上げてくるものがある本作。がんばっている生きている人にこそ読んで欲しい作品である。

取材協力:森本淳士 (@ihsuta3)

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