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甘酒はいつ飲む?朝・夜、食前・食後、おすすめのタイミング

  • 2026.9.29

「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒ですが、いつ飲むと効果的なのでしょうか。

朝・夜、食前・食後など、目的別におすすめのタイミングを紹介します。甘酒の種類の違いやダイエット中の取り入れ方、栄養と期待できるメリットまで詳しく見ていきましょう。

監修は保健師やメンタルヘルススペシャリストの資格を持つ株式会社TAYORI代表取締役・奥野実羽心さんです。

甘酒はいつ飲む?目的別のおすすめタイミング

甘酒は朝と夜どちらに飲んでも問題ありません。大切なのは、目的に合わせて取り入れることです。

まずは、目的別のおすすめタイミングを見てみましょう。

目的 おすすめのタイミング 理由 朝のエネルギー補給 朝 ブドウ糖やビタミンB群などを手軽に補給しやすいため リラックスタイム 夜 GABAなどの成分を含み、リラックスや睡眠との関係が注目されているため ダイエット・食べ過ぎ対策 食前 満足感が得られ、食べ過ぎを防ぐサポートが期待されるため 血糖値が気になる 食事中・食後 空腹時に糖質を摂るのを避けやすいため 習慣化 朝・夜どちらでもOK 毎日続けやすい時間帯が大切

朝|エネルギー・栄養補給に取り入れやすい

甘酒に含まれるブドウ糖は、脳や体を動かすエネルギー源になります。また、糖質などのエネルギー代謝を助けるビタミンB群も含まれているため、朝の栄養補給にも取り入れやすい飲み物です。

さらに、米麹甘酒にはオリゴ糖や食物繊維も含まれるため、毎日の腸内環境を整えるサポートも期待できます。

夜|リラックスタイムに取り入れやすい

米麹甘酒にはブドウ糖やビタミンB群、アミノ酸などが含まれており、1日の終わりの栄養補給や疲労回復のサポートが期待できます。

また、甘酒にはGABAなどの成分も含まれており、リラックスや睡眠との関係も研究されています。温かくして飲むことで、就寝前のリラックスタイムにも取り入れやすいでしょう。

一方、甘酒には糖質やカロリーが含まれるため、寝る直前にたくさん飲むのは避けたいところです。就寝前に飲む場合は、量やタイミングにも注意しましょう。

食前|ダイエット・食べ過ぎ対策に

ダイエットや食べ過ぎ対策を意識する場合は、食前に甘酒を取り入れる方法があります。食事の前に適量を飲むことで満足感が得られ、その後の食べ過ぎを防ぐサポートが期待できます。

ただし、甘酒は糖質を多く含むため、空腹時にたくさん飲むのは避けましょう。飲む量も含めて、1日の食事全体で調整することが大切です。

食事中・食後|血糖値が気になる人に

血糖値が気になる場合は、空腹時を避け、食事中や食後に取り入れるのがおすすめです。甘酒だけを空腹時に飲むよりも、食事と合わせて取り入れることで、血糖値の急激な上昇を抑えやすくなると考えられます。

ただし、甘酒自体に糖質が含まれることには変わりありません。飲むタイミングだけでなく、1回に飲む量や食事全体の糖質量も意識しましょう。

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次:米麹甘酒と酒粕甘酒、どっちを選ぶ?

米麹甘酒と酒粕甘酒、どっちを選ぶ?

甘酒には、米麹甘酒と酒粕甘酒の2種類があります。違いを見ていきましょう。

米麹甘酒の特徴

米麹甘酒は、蒸したお米に米麹を加えて発酵させて作られます。アルコールを含まず、砂糖を加えなくても、米のでんぷんが糖化されることで自然な甘みが生まれるのが特徴です。

ノンアルコールのため、子どもや妊娠中・授乳中の人でも取り入れやすいでしょう。

酒粕甘酒の特徴

酒粕甘酒は、日本酒を作る過程でできる酒粕を、水や砂糖と一緒に溶かして作られます。独特の風味とコクが楽しめる一方で、微量のアルコールが含まれているのが特徴です。

市販の缶入り甘酒の多くはアルコール分1%未満に調整されているため「清涼飲料水」に分類されますが、体質によっては影響を感じることもあります。また、甘みを出すために砂糖が加えられていることが多い点も、米麹甘酒との違いです。

ダイエットならどちらがおすすめ?

ダイエット中は、砂糖を加えていない米麹甘酒が取り入れやすいでしょう。酒粕甘酒は砂糖を加えて作ることが多いため、商品によっては糖質やカロリーが高くなる場合があります。

ただし、米麹甘酒にも米由来の糖質やカロリーは含まれます。「砂糖不使用=低糖質・低カロリー」ではないため、種類だけで判断せず、商品の栄養成分表示を確認することが大切です。

甘酒の栄養と期待できるメリット

米麹甘酒100mlの主な栄養成分

栄養素 米麹甘酒100ml カロリー 約76kcal たんぱく質 約1.7g 脂質 約0.1g 炭水化物 約18.3g 食物繊維 約0.4g

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年「甘酒(米麹)」より作成

ブドウ糖|エネルギー補給をサポート

甘酒に含まれるブドウ糖は、脳や体を動かすためのエネルギー源になります。朝食時や運動後など、エネルギーを補いたいタイミングに取り入れやすいでしょう。

ビタミンB群・アミノ酸|体づくりをサポート

甘酒には、糖質などのエネルギー代謝を助けるビタミンB群や、体をつくる材料となるアミノ酸が含まれています。こうしたさまざまな栄養素を含むことから、「飲む点滴」と呼ばれることもあります。

※「飲む点滴」は甘酒の栄養を表した俗称

オリゴ糖・食物繊維|腸内環境をサポート

米麹甘酒には、オリゴ糖や食物繊維も含まれています。オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなり、食物繊維とあわせて、腸内環境を整えるサポートが期待されます。

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次:ダイエット中の甘酒の飲み方

ダイエット中の甘酒の飲み方

甘酒をダイエット中に取り入れる際は、次のポイントを意識しましょう。

飲むだけで痩せるわけではない

甘酒を飲むだけで痩せるわけではありません。甘酒は糖質を多く含む飲み物のため、飲み過ぎるとかえってカロリーオーバーにつながることもあります。

あくまで、食事全体のバランスを整えるための一品として取り入れることが大切です。

間食やジュースの置き換えがおすすめ

甘いお菓子やジュース、清涼飲料水の代わりに甘酒を取り入れることで、無理なく糖質やカロリーの調整をしやすくなります。

甘酒の1日の適量・頻度

甘酒は糖質やカロリーも含むため、1日に飲む量や頻度を意識して取り入れることが大切です。

1日どのくらい飲む?

甘酒の1日の摂取量について、「1日○mlまで」という明確な基準はありません。一般的には、1日100〜200ml程度がひとつの目安として紹介されています。

米麹甘酒は100mlあたり約76kcal、炭水化物は約18.3g含まれます。これはカロリー・炭水化物ともに、ご飯約50g(茶碗約1/3杯)と同程度の量です。

飲み物だからと量を増やすと、思った以上にカロリーや糖質を摂ることもあるため、ほかの食事とのバランスを見ながら適量を取り入れましょう。

毎日飲んでも大丈夫?

適量を守れば、甘酒を毎日飲んでも問題ありません。ただし、糖質を多く含む飲み物のため、毎日の食事全体の糖質量とのバランスを見ながら取り入れることが大切です。

血糖値が気になる人は、量を控えめにする、食事と一緒に摂るなどの工夫を意識するとよいでしょう。

甘酒を飲むときの注意点

酒粕甘酒はアルコールに注意

酒粕甘酒には、微量のアルコールが含まれています。市販の缶入り甘酒の多くはアルコール分1%未満に調整されていますが、体質によっては影響を感じることもあります。

子どもや妊娠中・授乳中の人、車の運転前の人は、酒粕甘酒を避け、米麹甘酒を選ぶようにしましょう。

糖質・カロリーの摂り過ぎに注意

甘酒は栄養価が高い一方で、糖質やカロリーも比較的高めの飲み物です。甘酒は糖質やカロリーを含むため、「体にいいから」と飲み過ぎないようにしましょう。

とくに血糖値が気になる人は、飲む量やタイミングにも注意が必要です。

甘酒に関するQ&A

寝る前に飲んでもいい?

寝る前に甘酒を飲んでも問題ありませんが、寝る直前の飲食は、人によっては胃もたれなどの不快感につながることがあります。寝る1〜2時間ほど前までを目安に飲みましょう。

また、甘酒はカロリーや炭水化物が少なくないため、量にも注意が必要です。就寝前に飲む場合は、睡眠への影響を考え、アルコールを含まない米麹甘酒がおすすめです。

甘酒で血糖値が上がりにくい飲み方は?

空腹時に一気に飲むのではなく、食事と一緒に、時間をかけてゆっくり飲むことを意識しましょう。1回の量を減らして数回に分けて飲む、野菜など食物繊維と一緒に摂ることも、血糖値の急上昇をゆるやかにする工夫として役立ちます。

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監修者プロフィール

株式会社TAYORI 代表取締役 奥野実羽心

保有資格

看護師(国家資格)
保健師(国家資格・看護師の上位資格)
健康経営エキスパートアドバイザー(最上位資格・2年更新)
メンタルヘルススペシャリスト
マインドフルネスコンサルタント
第一種衛生管理者免許
片づけ収納スペシャリスト

<Text:外薗 拓 Edit:編集部>

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