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⽚⼭正通率いるWonderwall®の27年におよぶ活動をまとめた書籍が刊行

  • 2026.9.24
Wonderwall®

国内外で多彩なデザインプロジェクトを手掛けてきた⽚⼭正通率いるWonderwall®の1998年から2025年までの活動をまとめた書籍『Masamichi Katayama Wonderwall® WORKS_1998-2025』が、雑誌『FRAME』で知られるオランダのFRAME Publishersから刊行された。

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本書に収録されているのは、1998年にオープンしたNOWHERE (BUSY WORK SHOP® HARAJUKU)から、ファレル・ウィリアムスとNIGO®のコラボレーションによる「ルイ・ヴィトン」2025年秋冬メンズコレクションのショー会場のデザインにいたるまで、Wonderwall®が携わったファッションブティック、商業空間、ホテル、住宅、ブランディングスペースなどの代表的なプロジェクト。

完成した空間のビジュアルだけでなく、各プロジェクトの背景にあるコンセプトや思考のプロセスを通じて、⽚⼭正通/Wonderwall®のデザイン哲学を多⾓的に読み解く⼀冊だ。

Wonderwall®

序文を担当したのは、MoMA(ニューヨーク近代美術館)デザイン部門シニアキュレーターのパオラ・アントネッリ。「さまざまな企業が⽚⼭を求めるのは、彼の“翻訳者”としての能⼒、商品やロゴの形をなぞることなくブランドのアイデンティティを強化してみせる⼒、そして現代のカルチャーに対する直感的影響⼒に惹かれるからだ」(Forewordより抜粋)との言葉を寄せている。

Wonderwall®

後書きを執筆した雑誌『FRAME』共同創始者で前ディレクターのロバート・シーマンは「⽚⼭の特異性は、美より体験を優先する姿勢にある。⽚⼭がデザインするのは、単なる空間ではない。⼈々がどのようにその空間を歩き回り、関わっていくかという“旅”を振り付けるように構成しているのだ」(Afterwordより抜粋)と述べる。

本著のデザインは、片山が全幅の信頼を置くアートディレクターの平林奈緒美が手掛けた。多種多様のコンセプトをもつプロジェクトをまとめた一冊を、特定の方向性に導くのではなく、ニュートラルに受け止めた。「どの時代に見ても古びない、普遍的な美しさを持った一冊になった」と片山。

『Masamichi Katayama Wonderwall® WORKS_1998-2025』は単なる作品集ではなく、空間デザインがいかにブランドやビジネス、都市体験に関わってきたのかを示す記録。本書に触れ、誕生から四半世紀以上の時を経た今も新たな挑戦を続けるWonderwall®の現在地を確認してみてはいかがだろうか。

『Masamichi Katayama Wonderwall® WORKS_1998-2025』(FRAME Publishers)
※テキストは英語。購⼊者はQRコードより⽇本語テキストPDFを閲覧可能。

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