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ヘンリー王子&メーガン妃、公務復帰の可能性は? “王室さながら”の活動から探る二人の今後

  • 2026.10.24

10月15日、英国での生活再開後、初めてそろって公の場に姿を見せたヘンリー王子&メーガン妃。ノッティンガムの慈善団体を訪ねた様子はさながら王室の公務で、二人の立場をめぐってメディアや人々の間では混乱が起きている。サセックス公爵夫妻は再び王室を代表する役割を担うつもりなのか、それとも独自の活動を続けるのか。あるいは別のプランがあるのか。公務復帰の可能性と、二人が描く今後を探る。

まるで公務のノッティンガム再訪問

2026年10月15日、ノッティンガムを再訪問したサセックス公爵夫妻メーガン妃&ヘンリー王子。 Christopher Furlong / Getty Images

2017年、婚約したばかりのヘンリー王子とメーガン妃は、初めての共同公務でノッティンガムを訪れた。集まった人々にあいさつするメーガン妃は、新たな王室の一員としての役割に自然になじんでいるように見えた。

そして今回、英国での生活を再開した二人が、初めてそろって公の場に姿を見せたのも同じ街だった。訪問先には、「フル・エフェクト」プログラムや若者を支援する慈善団体「エピック・パートナーズ」など、2017年にも訪れた団体が含まれていた。メーガン妃が2018年に一緒に料理本を作った女性たちと再会し、感激する場面も。カメラやiPhone、王室担当記者たちが二人の一挙手一投足を追い、ヘンリー王子はBBCに「戻ってこられてうれしいです」と語った。

その光景は9年前とよく似ており、従来の王室の公式訪問を思わせるものだった。二人はもはや公務を担う王族ではないが、今回の訪問の様子を見ただけでは、その立場の違いはほとんどわからないだろう。

2017年にノッティンガムを初訪問したヘンリー王子とメーガン・マークル。 Justin Goff Photos / Getty Images

二人が目指すのは、公務復帰か、あるいは“半分ロイヤル”の活動か

英王室の他メンバーとともにバッキンガム宮殿のバルコニーに登場した2018年の「トゥルーピング・ザ・カラー」。 James Devaney / Getty Images

彼らを指して「ライバル宮廷」という言葉が飛び交うのも無理はない。サセックス公爵夫妻はアメリカからイギリスに住む場所を変えたかっただけではなく、再び公務を担う王族に戻りたいのだろうか。あるいは、以前から指摘されてきた“半分ロイヤル” 、すなわち王室に半分とどまり、半分離れるという彼ら独自の構想を推し進めているのだろうか。

自分たちは「公人」だと主張するサセックス公爵夫妻

Neil Mockford / Getty Images

王室を代表していたころとよく似た形で公の場に登場している二人の様子はまるで、公務復帰を望んでいるかのように見える 。以前とは違う立場として見られたいのなら、公務を思わせる形は避けるべきだろう。取材の仕組みも同様だ。二人は現在、主に王室担当記者に向けて、代表取材制度「ロイヤル・ロタ」に似た体制を設けている。さらに、夫妻は国王から「私人」と呼ばれたことにも異を唱え、自分たちは「公人」だと主張している。

一方で、二人の望みが公務復帰ではなかったとしても、公の場で活動を続ける限り、その姿が公務に似てしまうのは仕方ないかもしれない。サセックス公爵夫妻がイギリス王室の一員であることは変わらず、活動の見せ方にも限界があるからだ。その意味では、王室とは別の道を選んだ二人の存在は、君主制そのもののあり方を問い直すきっかけになっているともいえる。

メーガン妃が優先するのは、家族と事業、俳優業

Arnold Jerocki / Getty Images

夫妻に近い関係者が今週、「テレグラフ」紙に説明したところによると、メーガン妃には定期的に公の場に登場する意向はないという。

「彼女が最優先にしているのは家族と子どもたちで、次に自身のビジネス、その次が俳優としてのキャリアの再始動です」と関係者は語り、「彼女は公務を担う王族ではありません」と明言した。BBCは、メーガン妃が年内に自身のブランド「アズ・エヴァー」のイギリス版をローンチ予定、という話についても触れている。

ヘンリー王子は英国で社会奉仕を続けたい

Max Mumby/Indigo / Getty Images

一方、ヘンリー王子の場合は事情が異なる。王子は、今後もさまざまな場所を公に訪問したいと考えている。英国での社会奉仕において、自分にはまだ果たすべき役割があると信じているのだ。

ある関係者は今週、『ハロー!』誌で、2020年に王室の主要メンバーとしての立場を退いた際にエリザベス女王との間で取り決めた「半分王室、半分民間人という中途半端な立場はとらない」という約束事について「押し付けられたもので、決して合意していなかった」と強調し、サセックス公爵夫妻が公務と私的な活動を両立させる道を諦めていないことを示唆した。

だがいったい、そのようなことが可能だろうか。今回の訪問が、2017年ほどの規模ではなかったことは明らかだった。当時は道路が封鎖され、規制柵の向こうに何百人もの人が並んでいた。公務を担う王族による複数の公式訪問を、来る日も来る日も支えているのは、国家制度に組み込まれた巨大な仕組みだ。今のヘンリー王子とメーガン妃には、それを再現できる体制がない。

王室側は公務復帰を完全否定

ウィリアム皇太子とヘンリー王子。 Samir Hussein / Getty Images

王室側には、二人を元の立場に戻すという選択肢はない。国王は、夫妻が公務を担う王族ではないと明言している。また将来においてウィリアム皇太子がその方針を変えることも、ほとんど考えられない。ウィリアム皇太子とヘンリー王子は、今も口をきかない関係にあると伝えられている。

ヘンリー王子は現地時間10月20日に『GQ』誌のインタビューに応じ、家族との関係修復の大切さを説き、自分はそれを望んでいると強調した。

独自の活動を続ける夫妻、支援先は注目を歓迎

Mark Cuthbert / Getty Images

今回のノッティンガム訪問からは、王室の領分を侵しているとの批判があっても、夫妻が独自の公的な活動を続けていくという姿勢がうかがえた。世界各国のメディアが取材し、BBCもライブブログで逐次報じるなど、二人への関心は依然として高い。

一方、訪問先からは、こうした注目を歓迎する声も上がっている。「これでCRS(コミュニティ・レコーディング・スタジオ)のことを、もっと多くの人に知ってもらえます。CRSが発展し、こうして注目されていることに、涙がこみ上げてきます」と、ある若者は語った。夫妻の活動と王室との線引きをどう考えるかとは別に、今回の訪問が支援先への関心を高める機会になったことは確かだろう。

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