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「月2回も地域の活動なんて、暇でいいわね」私を笑ったママ友が、全校集会で聞いた校長先生の言葉

  • 2026.10.11

「暇でいいわね」と笑ったママ友

息子が小学4年生のときの話です。

当時、クラスの役員を一緒にしていたママ友がいました。

口ぐせは「私、人脈が広いのよ」。

ほかの家庭の収入など、お金の話になると妙に楽しそうにする人でした。

私はそのころ、地域の見守りの会に参加していました。

月に2回、朝7時から通学路の交差点に立ち、登校する子どもたちを見守る活動です。

ある秋の夕方、PTAの集まりを終え、ママ友と校門を出たときのこと。

「明日は見守りの当番だから、今日は早く寝なきゃ」

何気なくそう話すと、ママ友は小さく笑いました。

「えっ、月2回も地域の活動なんて、暇でいいわね」

「暇っていうか、近所の子どもたちの顔も見られるしね」

私が答えると、ママ友は肩をすくめました。

「うちは無理だわ。夫も毎晩接待で帰りが遅いし、忙しいのよ」

それだけでも十分嫌な気持ちになったのですが、さらに驚くことを言われました。

「そういえば、おたくのご主人って、お給料が月20万円くらいでしょ?」

「えっ?そんな話、したことないけど…」

「だって、車も小さいじゃない。なんとなく分かるわよ」

信じられませんでした。夫の収入について、私は一度も話したことがありません。

「そういうことじゃないんだけどな…」

そう返すのが精いっぱいでした。

帰宅してからも悔しさが消えず、その夜はなかなか寝つけませんでした。

それ以来、ママ友とは必要なあいさつだけにするようになりました。

全校集会で校長先生が伝えた言葉

それから数か月後、年度末の3月のことです。

学校の全校集会で、地域の人たちに感謝を伝える会が開かれました。

見守りの会からは10人ほどが参加し、私も体育館の舞台の下で、客席に向かって並びました。

保護者席には、あのママ友の姿もありました。

校長先生が私たちのほうを向き、紹介を始めました。

「こちらは、朝7時から通学路に立ってくださっている見守りの会の皆さんです。雨の日も雪の日も、月に2回、子どもたちの安全を見守ってくださいました」

そして、こう続けたのです。

「今年、この交差点では事故が1件もありませんでした。本当にありがたいことです」

体育館に拍手が広がりました。

さらに校長先生は、少しゆっくりとした口調で話しました。

「皆さんも、お仕事やご家庭のことでお忙しいと思います。それでも、子どもたちのために時間を作ってくださっているんです。心から感謝しています」

その言葉を聞いた瞬間、秋にママ友から言われた「暇でいいわね」という一言が頭をよぎりました。

私だって、時間が余っているから参加していたわけではありません。

ただ、少しでも子どもたちの役に立てればと思って続けてきたのです。

ふと保護者席を見ると、ママ友が拍手しかけた手を下ろし、気まずそうにうつむいているのが見えました。

隣に座っていた保護者が、私のほうを指しながら何か話しかけています。

その保護者から後で聞いたところ、こんな話をしていたそうです。

「あの人、見守りの会なのよ。うちの子も、見守りの日にあいさつしてもらってるの」

ママ友は、その言葉には何も答えなかったそうです。

集会が終わると、ママ友は私と目を合わせることなく、足早に体育館を出ていきました。

あの日の失礼な言葉を、簡単に忘れられたわけではありません。

それでも、校長先生の言葉と体育館いっぱいの拍手に、続けてきてよかったと素直に思えました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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