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秋の花粉はご近所から 洗濯物と換気でやりがちなNG5つ

  • 2026.9.21

秋に飛ぶブタクサやヨモギは草の花粉。東京都は「飛散距離が短く、その植物がはえている周辺でのみ飛散する」と説明しています。都の観測値では同じ都内の同じ週でも地点で約49倍の差がありました。洗濯物の外干しや全開の換気など、やりがちなNG5つを公的資料で確かめます。

9月を過ぎてもくしゃみや鼻水が止まらない。そんなとき、疑われるもののひとつが秋の花粉です。秋に飛ぶブタクサ・ヨモギ・カナムグラは、スギやヒノキと違って「木」ではなく「草」の花粉。東京都は、草の花粉について「飛散距離が短く、その植物がはえている周辺でのみ飛散するのが特徴」と説明しています。
つまり秋は、全国や都道府県単位の花粉情報を見るより、自分の家や通り道に何が生えているかのほうが効いてきます。スギ花粉の常識のまま秋を迎えると、対策がずれてしまう。この記事でわかることは次のとおりです。
・秋の花粉がスギ・ヒノキとどう違うか(飛ぶ時期・距離・時間帯)
・東京都の実測で、同じ都内・同じ1週間でもブタクサ花粉が約49倍違ったこと
・洗濯物・換気・掃除でやりがちなNG5つと、代わりにやりたいこと
・マスクやメガネで花粉がどれだけ減るか(環境省の実験値)
根拠にしたのは、環境省『花粉症環境保健マニュアル2022』、東京都アレルギー情報navi.、神奈川県、国土交通省、気象庁の公表資料です。

出典 www.env.go.jp

秋の花粉は「木」ではなく「草」 スギとは飛び方が違う

環境省の『花粉症環境保健マニュアル2022』では、「ブタクサやヨモギなどのキク科とカナムグラの花粉は夏の終わりから秋にかけて飛散しています」と説明されています。同じマニュアルでは、カモガヤやオオアワガエリなどのイネ科とあわせて、これらが草本(そうほん=草)の花粉として分類されています。
対してスギ・ヒノキは木本(もくほん=木)。この違いが、そのまま「どこから飛んでくるか」の違いになります。東京都アレルギー情報navi.の「花粉の種類と説明」には、こう書かれています。
・スギやヒノキの花粉は飛散距離が非常に長い
・夏から秋に飛散して花粉症の主原因となる草木花粉は、飛散距離が短く、その植物がはえている周辺でのみ飛散する
・飛散時期には、その植物が生えている空き地や河原には近づかないことが大切
春の花粉が「遠くの山から飛んでくるもの」だとすれば、秋の花粉は「近所で発生しているもの」。どれくらい短い距離なのか、公的資料に具体的な数値の記載は見当たりませんでした。ここでは「短い」という説明にとどめます。
飛ぶ時期も対照的です。東京都の資料ではスギは2月上旬から4月下旬(ピークは3月ごろ)、ヒノキは3月中旬から5月中旬(ピークは3月下旬から4月ごろ)。これに対してブタクサ・ヨモギ・カナムグラの花期はいずれも8〜10月ごろとされています。

飛ぶ時間帯も同じではありません。環境省のマニュアルには「花粉は昼前後と夕方に多く飛散します」という記述がありますが、原典は花粉の種類を特定していません。一方で東京都は、ブタクサについて「午前中に飛散します」と種類を挙げて説明しています。春の感覚で「昼と夕方を避ければいい」と考えると、秋はずれるということです。
飛ぶ時期も、資料によって幅があります。東京都は3種とも花期を「8〜10月ごろ」としつつ、同じ都の花粉カレンダーでは9〜10月。神奈川県はブタクサ・ヨモギを「8月下旬から9月」、カナムグラを「9月から10月」としています。環境省は「夏の終わりから秋にかけて」と月を明示していません。おおむね8月下旬から10月ごろ、なかでも9〜10月はどの資料でも重なる、と見ておくのがよさそうです。

同じ東京都・同じ1週間で、ブタクサの花粉数は約49倍違った

「生えている周辺でのみ飛散する」がどういうことか、東京都が公表している観測データで確かめてみました。東京都は都内9地点で飛散花粉数を測定しており、2026年8月31日〜9月6日の1週間は9地点すべての値がそろっています。ブタクサ属の数値(単位:個/cm²)はこうでした。
・町田 14.8
・八王子 9.3
・千代田 4.6
・杉並 4.3
・府中 3.1
・多摩 1.5
・小平 0.6
・青梅 0.3
・立川 0.3
最も多い町田の14.8と、最も少ない青梅・立川の0.3では、約49倍の差。同じ東京都のなかの、同じ1週間の話です。
測定はダーラム法。東京都の説明によれば、ワセリンを塗ったスライドグラスを屋外に1日置いて、付着した花粉の個数を顕微鏡で数える方法です。数値は週ごとの値で、単位は個/cm²。年や週が変われば順位も変わります。

この差が意味するのは、「東京の花粉情報」でひとくくりにしても、自分の家の周りの状況はわからないということです。スギ花粉なら広い範囲でまとめて増減しますが、秋の草花粉は地点ごとにばらつきます。
環境省のマニュアルにも、「市街地の観測ではイネ科の花粉もブタクサの花粉もそれほど多くはありませんが、河川敷や手入れのされていない広場や野原ではかなり多い」という記述があります。東京都の観測値のばらつきと、この記述は同じことを指しています。
なお、東京都が草の花粉を測定しているのは5月下旬から11月下旬(イネ科、ブタクサ属、ヨモギ属、カナムグラ)。1月上旬から5月中旬は主にスギ・ヒノキです。秋のリアルタイムの飛散データは、こうした自治体の公表値が入り口になります。ちなみに環境省が運営していた花粉観測システム(愛称:はなこさん)は事業が廃止され、花粉自動計測器による観測は2021年5月31日が最後になっています。

NG1|全国の花粉情報だけを見て判断する

広域の花粉情報が「少ない」でも、家の前が空き地なら状況は変わります。逆に「多い」でも、周りに草地がなければそこまで影響しないこともあります。秋の草花粉は、広域の予報ではなく、生活圏に何が生えているかで決まる部分が大きいということです。
東京都が「近づかない事が大切」として挙げているのは、飛散時期の植物が生えている空き地や河原。東京都の資料では、生育する場所はこう説明されています。
・ブタクサ:道端や河原(花期8〜10月ごろ・午前中に飛散)
・ヨモギ:市街地、道、堤防など(花期8〜10月ごろ)
・カナムグラ:道端や荒れ地など(花期8〜10月ごろ)
いずれも「わざわざ山へ行かないと出会わない植物」ではありません。通勤路、散歩コース、子どもの遊び場のすぐ脇にあり得ます。
河川敷はとくに注意が必要な場所です。国土交通省の外来植物対策ハンドブックによると、オオブタクサはおよそ1〜6mの高さに生長し、生育地は「湿地、高水敷、堤防等」。重点対策外来種に指定されていて、開花は9〜10月、結実は10〜11月とされています。同ハンドブックには「風媒花で、大量の花粉を飛ばすため花粉症の原因植物となっている」とも書かれています。背丈より高い草の群落が、花粉源として河川敷に立っているということです。
代わりに:秋の草の花粉は生えている周辺でのみ飛ぶ。自分の生活圏に空き地や河原がないか見る。空き地や河原、堤防を通るルートなら、時間帯を変える・別の道にする・その日はマスクとメガネを足す、といった調整のほうが現実的です。

NG2|天気がいいから洗濯物と布団を外に干す

秋は、外に干したくなる季節です。気象庁の平年値(1991〜2020年)で10月を見ると、東京は平均気温18.0℃、日照時間129.4時間。大阪は19.5℃・166.1時間、福岡は19.6℃・175.9時間、札幌は12.1℃・145.9時間です。一方で東京の10月の降水量は234.8mmと、この4都市ではいちばん多い。雨の日が挟まるぶん、晴れた日にまとめて干したくなるのが10月というわけです。
ところが、ここが草花粉の最盛期と重なります。環境省のマニュアルには、「花粉を家の中に持ち込まないために、洗濯物や布団を外に干さないようにしましょう」とはっきり書かれています。東京都も「花粉の飛散シーズン中、洗濯物はできるだけ屋内に干しましょう」としています。
「取り込むときに払えば大丈夫」という感覚で外干しを続けている人は多いと思いますが、公的資料の書きぶりは「払って落とす」ではなく「そもそも外に干さない」です。

布団についても、東京都はこう説明しています。
・布団は布団乾燥機の使用が望ましい
・屋外に出した場合でも、掃除機をかけることで、ある程度花粉を除去することができる
代わりに:飛散の時期は室内に干す。布団は布団乾燥機、外に出したら掃除機をかける。どうしても外に干したいときは、飛散の少ない日を選び、取り込む前に掃除機をかける。毎日すべてを室内干しにするのが難しければ、寝具とタオルだけでも室内に切り替えるところから始めると負担が軽くなります。
室内干しが増えると、生乾きのにおいや洗い方が気になってきます。洗濯で逆効果になりやすい点は、こちらの記事にまとめています。

NG3|窓を全開にして一気に換気する

秋は空気が気持ちよく、つい窓を全開にしたくなります。でも、花粉が飛んでいる時期の全開換気は、花粉を室内に呼び込む行為でもあります。
環境省のマニュアルには、換気の実験値が載っています。3LDKのマンション1戸で1時間の換気をした場合、およそ1,000万個もの花粉が屋内に流入したというもの。そして窓を開ける幅を10cm程度にし、レースのカーテンをすることで、屋内への流入花粉をおよそ4分の1に減らすことができると説明されています。1,000万個で計算すれば、およそ250万個ぶんということになります。
ただし条件があります。原典に書かれているのは「花粉の最盛期に行った実験」までで、どの花粉かは特定されていません。3LDKのマンション1戸・1時間という条件つきの値でもあります。秋の草花粉について測った値だとは書かれていません。それでも「窓の開け方で流入量が大きく変わる」という関係そのものは、秋にも参考になります。

出典 www.env.go.jp

代わりに:窓を開ける幅は10cm程度にして、レースのカーテンを引く。レースのカーテンは、開けた窓の内側に引いておくのが前提です。網戸だけでは、この実験でいう「レースのカーテン」にはなりません。
ブタクサの飛散が「午前中」(東京都)とされていることを踏まえれば、換気の時間帯をずらすという選択肢もあります。ただし時間帯ごとの飛散量を示した公的なデータまでは確認できなかったので、ここは「そういう考え方もある」という程度にとどめます。

NG4|掃除機をかけて終わりにする

換気をしたら、そのぶん花粉は室内に入っています。環境省のマニュアルは、「流入した花粉は床やカーテンなどに多数残存していますので、掃除を励行し、カーテンは定期的に洗濯してください」と続けています。換気の話とセットで、掃除とカーテンの洗濯が書かれているということです。
掃除のやり方について、東京都は「掃除の際は、掃除機の使用に加え、湿らした雑巾等で拭くことも効果的です」としています。ポイントは「加え」の部分。掃除機をやめるのではなく、拭き掃除を足すという書き方です。
なお「掃除機は花粉を舞い上げるからNG」という説明を見かけることがありますが、今回確認した公的資料の範囲では、そう書かれたものは見つかりませんでした。掃除機を使わないほうがいい、という話ではありません。

代わりに:掃除機に加えて湿らせた雑巾で拭く。カーテンも定期的に洗濯する。カーテンは、換気のたびに花粉を受け止めている布です。季節の変わり目に洗うと決めておくと、忘れずに済みます。
床は、窓際や玄関まわりなど、花粉が入ってくる場所から先に。衣類についても、環境省は「一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく」としていて、花粉飛散の季節は外側にウール素材を着るのは避けたほうがよいと説明しています。秋は羽織り物がウールになりがちな季節なので、外に着ていくものは表面がつるりとした素材を選ぶと、持ち込む量を減らせます。

NG5|食べ物やグッズで花粉症をなんとかしようとする

「これを食べれば花粉症が楽になる」「このグッズが効く」という話は、秋にもよく出てきます。ただ、公的資料の書きぶりははっきりしています。
環境省のマニュアルは、「花粉症関連グッズとして様々なものがありますが、実際に花粉症の症状を改善する十分なデータは得られていません。民間療法も有効と認められたものはありません」としています。
東京都も、「特定の食材を摂取することで症状の緩和も報告されていますが、大きく症状を改善するような効果は、現在確認されていません」と説明したうえで、「大切なことは、バランスのよい食生活を心掛けること」としています。国の資料と都の資料が、同じ方向で書いているところです。
代わりに:セルフケアで防ぎつつ、症状が重いときは医療機関に相談する。環境省のマニュアルは、自らを花粉のばく露から守るセルフケアと、薬物を用いるメディカルケアを同時に行うことが必要だと説明しています。この記事で扱ってきた洗濯物・換気・掃除は、前半のセルフケアにあたる部分です。

あわせて見直したい マスクの隙間・洗顔・コンタクト

身につけるものについても、環境省のマニュアルに実験値が載っています。いずれも使わない場合と比べた減少率で、マスクは花粉そのもの、メガネは「眼に入る花粉量」についての値です。
・通常のマスク:およそ70%減少
・花粉症用のマスク:およそ84%減少
・通常のメガネ:およそ40%減少
・花粉症用のメガネ:およそ65%減少
数字だけ見るとマスクは頼もしいのですが、条件があります。マニュアルには「横に隙間ができるとそこから花粉が入ってしまう」とあり、顔にフィットするものを選ぶよう説明されています。大きすぎるマスクを頬に浮かせたまま使うのは、せっかくの効果を下げる使い方ということです。

出典 www.env.go.jp

目まわりについては、コンタクトレンズの扱いも書かれています。花粉の飛散している季節にコンタクトレンズを使用すると、レンズによる刺激がアレルギー性結膜炎の症状を悪化させる可能性があるため、メガネに替えた方がよいと考えられているという説明です。
帰宅後の洗顔にも注意書きがあります。マニュアルは「外出から帰ってきたら洗顔をして花粉を落とすとよい」としたうえで、「しかし、丁寧に洗顔をしないと眼や鼻の周囲についた花粉が侵入し、かえって症状が悪化することがあります」と続けています。ざっと顔をすすいで終わりにするのは、逆効果になり得るということです。
鼻を洗う場合についても、水道水で洗うと粘膜を傷めることがあると注意が書かれています。マニュアルでは、生理食塩水(食塩を0.9%の濃度に溶かした蒸留水)を、鼻は体温程度に温めて、目は少し冷やして使うとよいと説明されています。自己流で水道水を使わない、という点だけ覚えておくとよさそうです。

よくある質問

秋の花粉はいつからいつまで飛びますか

資料によって幅があります。環境省は「夏の終わりから秋にかけて」。東京都はブタクサ・ヨモギ・カナムグラの花期をいずれも「8〜10月ごろ」としつつ、同じ都の花粉カレンダーでは9〜10月としています。神奈川県はブタクサ・ヨモギを「8月下旬から9月」、カナムグラを「9月から10月」。9月から10月はどの資料でも重なる時期なので、おおむね8月下旬から10月ごろ、と幅を持って見ておくのが実際的です。地域や年によっても変わります。

花粉が多く飛ぶ時間帯はいつですか

資料によって書かれ方が違います。環境省のマニュアルには「花粉は昼前後と夕方に多く飛散します」とありますが、原典は花粉の種類を特定していません。一方で東京都はブタクサについて「午前中に飛散します」と種類を挙げています。秋は、春の感覚のままだと時間帯の判断がずれる可能性があります。

掃除機は花粉を舞い上げてしまいますか

そう書かれた公的資料は、今回確認した範囲では見つかりませんでした。東京都の説明は「掃除機の使用に加え、湿らした雑巾等で拭くことも効果的です」で、掃除機を避けるようにとは書かれていません。掃除機を使ったうえで、拭き掃除を足す。これが公的資料から読み取れるやり方です。

秋の花粉症の人はどのくらいいますか

環境省のマニュアルが紹介している鼻アレルギーの全国調査では、花粉症の有病率は1998年19.6% → 2008年29.8% → 2019年42.5%と、10年ごとにほぼ10%ずつ増えています(1998年からの上げ幅は22.9ポイント)。2019年の内訳は、スギ花粉症が38.8%、スギ以外(イネ科やブタクサなど)が25.1%。年齢層別では、10代から50代でスギ花粉症が45%以上、スギ以外の花粉症も30%前後と高くなっているとされています。秋の花粉症は、めずらしいものではないということです。

花粉症の人が果物で口がかゆくなることはありますか

環境省のマニュアルには、「ブタクサ花粉症ではスイカなどで同じ症状を起こす人もいます」という記述があります。公的資料で確認できたのはこの一文までなので、ここでも範囲を広げずに紹介します。ブタクサ花粉症の人すべてに起こるということではありませんし、どの食べ物が当てはまるかも、ここに書かれている以上のことは確認できませんでした。
食べたあとに口やのどの違和感、かゆみ、腫れなどが出たときは、自己判断せず、耳鼻咽喉科・アレルギー科などの医療機関に相談してください。症状が強いときは早めの受診を。

風邪との見分け方はありますか

環境省のマニュアルには、「花粉症では眼のかゆみを伴うことが多く、風邪と違って熱が高くなることはありません」という記述があります。ただし、これは見分け方の決め手ではありません。同じマニュアルは、どの花粉に反応しているかを知るには耳鼻咽喉科・眼科・アレルギー科などの専門の医療機関で検査を受けることを勧めていて、症状が重い場合の受診も勧めています。秋のくしゃみや鼻水には、風邪やハウスダストなど別の原因もあり得ます。自己判断で決めつけないほうが安全です。

まとめ 秋の花粉は、広域の予報より自分の生活圏

秋の花粉対策でやりがちなNGと、代わりにやりたいことをおさらいします。
・全国の花粉情報だけを見て判断する → 秋の草の花粉は生えている周辺でのみ飛ぶ。自分の生活圏に空き地や河原がないか見る
・天気がいいから洗濯物と布団を外に干す → 飛散の時期は室内に干す。布団は布団乾燥機、外に出したら掃除機をかける
・窓を全開にして一気に換気する → 窓を開ける幅は10cm程度にして、レースのカーテンを引く
・掃除機をかけて終わりにする → 掃除機に加えて湿らせた雑巾で拭く。カーテンも定期的に洗濯する
・食べ物やグッズで花粉症をなんとかしようとする → セルフケアで防ぎつつ、症状が重いときは医療機関に相談する
東京都の観測では、同じ都内・同じ1週間(2026年8月31日〜9月6日)でもブタクサ属の花粉数は町田の14.8から青梅・立川の0.3(個/cm²)まで、約49倍の開きがありました。東京都が説明するとおり、秋の草の花粉は生えている周辺でのみ飛ぶもの。広域の花粉情報より、自分が毎日通る道に何が生えているかを見るほうが、秋は効きます。
洗濯物は室内に、換気は窓10cm+レースのカーテン、掃除は掃除機に拭き掃除を足す。できるところから、ひとつずつ変えてみてください。

※この記事は、公的機関が公表している花粉の飛散データやセルフケアの情報を紹介するもので、症状の改善や治癒を保証するものではありません。医療上の助言ではありません。くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどが続く場合や症状が重い場合は、耳鼻咽喉科・眼科・アレルギー科などの医療機関にご相談ください。秋のくしゃみや鼻水は、風邪やハウスダストなど別の原因の可能性もあり、どの花粉が原因かを知るには医療機関での検査が必要です。市販薬の使用や治療については、薬剤師・医師にご相談ください。
※飛散数は東京都の観測値(2026年8月31日〜9月6日の週の値・ダーラム法・単位個/cm²)で、地域・年・週によって異なります。換気の数値は、花粉の最盛期に3LDKのマンション1戸で1時間の換気を行った実験によるもので、原典は花粉の種類を特定していません。マスク・メガネの減少率も実験による値です。記事の情報は2026年9月20日時点のものです。

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