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家事や育児に休暇なし!それでも「働いてない」と言われる専業主婦…「実際、結構ハードな仕事だよなぁ」作者に聞いた創作のきっかけ

  • 2026.9.19
家族のためと夢中で家事育児をこなす一方で、夫とのすれ違いも増えていく。 画像提供:みこまる(@micomalu)
家族のためと夢中で家事育児をこなす一方で、夫とのすれ違いも増えていく。 画像提供:みこまる(@micomalu)

家事や育児、介護など、家族の身の回りを支える仕事には対価が発生しないことも多い。いわゆる「無償労働」だが、実際に担う人からは「不眠不休で働いている」「時給で計算できるほど単純ではない」といった声も聞かれる。今回は、そんな専業主婦の「働くこと」をテーマにした漫画を紹介する。

専業主婦は「働いていない」のか

専業主婦が「働いていない」といわれるの意味は?収入がないから? 画像提供:みこまる(@micomalu)
専業主婦が「働いていない」といわれるの意味は?収入がないから? 画像提供:みこまる(@micomalu)
【漫画】泥だらけのスニーカーは育児の勲章だけれど、世間からどう見られているのか? 画像提供:みこまる(@micomalu)
【漫画】泥だらけのスニーカーは育児の勲章だけれど、世間からどう見られているのか? 画像提供:みこまる(@micomalu)
朝早くから夜遅くまで。「家族」のための無償労働は「働く」ということではないのだろうか? 画像提供:みこまる(@micomalu)
朝早くから夜遅くまで。「家族」のための無償労働は「働く」ということではないのだろうか? 画像提供:みこまる(@micomalu)

専業主婦の労働について、政府やメディアが月給換算の試算を発表することもあり、意見は大きく分かれている。「専業主婦に給与なんておかしい」「衣食住を賄ってもらっているのに」という声がある一方、「時給があればモチベーションも上がるのに」「相応の対価がなさすぎる」と感じる人もいる。

とくに子育て中は、家事と育児を同時にこなし、子どもが入園するまでは四六時中子どもと向き合う生活になることもある。イヤイヤ期やトイレトレーニングなど、休む暇もないというのが本音なのかもしれない。

今回紹介するみこまる(@micomalu)さんの「専業主婦は『働いてる』とは言わないの?」の主人公・サチは、1歳と3歳の子どもを育てる専業主婦だ。子どもの成長を見守りたいと退職を決めたものの、専業主婦を見る社会の目に肩身の狭さを感じている。「自分の選択は間違っていたのだろうか」と、不安を抱えながら毎日を過ごしている。

後ろめたさの正体は?

人々の日常を描きながら、読者の共感を集める作品を発表しているみこまるさん。今回、専業主婦をテーマにした理由について、「実は私も専業主婦でした。子供とたくさん触れ合いたいからとそのような選択をしたのに、どこか後ろめたい気持ちがありました」と語る。

無収入であることによって、社会から取り残されているような感覚を抱く専業主婦もいるのかもしれない。しかし、みこまるさんは「でも、果たして本当にそうなのかな?と」と考えたという。毎日弁当を作り、送り迎えをし、公園へ連れて行き、子ども同士で遊ばせる。「実際、結構ハードな仕事だよなぁ」という思いから、この物語を描こうと考えた。

見えない大変さ

一方で、「専業主婦に給与とかおかしい」「専業主婦って暇じゃん」といった言葉もある。育児や介護の大変さが十分に理解されていないことに加え、「収入を得ていない」「時間の融通が利きそう」といったイメージから、労働時間やノルマに縛られない自由な生活だと思われているのかもしれない。

本作に登場するサチの夫は、そんなサチの頑張りを認めてくれる存在だ。「創作なので、あの夫はとてもデキた人です!自分の妻が専業主婦だというご主人にそういう気持ちを持って接して頂けたら嬉しいなぁと思います」と、みこまるさんは話す。

頑張りを認め合う

お互いに感謝と思いやりを持って接することができれば、サチのように「今日もがんばるぞ!」という気持ちが生まれることもある。同じような悩みを抱える読者からは、「何か救われた!」「最高に価値あるものは無償」といった声も寄せられた。

収入として数字に表れなくても、誰かの日常を支え、家族の生活を回している仕事がある。日々の奮闘を見てくれている人からの言葉が、明日への力になることもあるのだと気づかせてくれる作品だ。

■取材協力:みこまる(@micomalu)

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