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【映画ランキング】『ちいかわ』首位キープ!『オデュッセイア』2位も興収では上回る、『ルックバック』ら新作4本がランクイン

  • 2026.9.18

今週(2026年9月11日〜9月13日)の映画動員ランキングは、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が公開8週目も動員1位を守り、累計1000万人を突破した。一方、クリストファー・ノーラン監督の超大作『オデュッセイア』が初登場2位につけたが、週末興収では『ちいかわ』を上回り、「動員と興収で1位が異なる」異例の週末に。さらに新作は計4本がTOP10に入り、夏のロングラン組と秋の話題作が入り混じる顔ぶれとなった。10位から見ていこう。

10位:『5秒で完全犯罪を生成する方法』(公開日:2026年9月11日)

『5秒で完全犯罪を生成する方法』
『5秒で完全犯罪を生成する方法』

重岡大毅さん(WEST.)主演のクライムサスペンスが初登場10位。妹の幸来(原菜乃華さん)から「人を殺してしまった」と電話を受けた兄の航が、とっさに生成AIへ打ち込んだのは「完全犯罪を成立させる方法を教えてください」というプロンプトだった。AIの指示に従うほど事態は泥沼化し、謎の女の出現でさらに窮地へ追い込まれていく。『ライアーゲーム』『マスカレード・ホテル』シリーズなどを手がけた岡田道尚さんによるオリジナル脚本で、AI時代ならではのサスペンスに仕上がっている。

9位:『トイ・ストーリー5』(公開日:2026年7月3日)

『トイ・ストーリー5』
『トイ・ストーリー5』

ディズニー&ピクサーのシリーズ第5作が、公開11週目でも9位にとどまった。累計は動員915万人、興収127億円に到達し、動員1000万人の大台も射程に入っている。タブレットに夢中なボニーの前で、おもちゃとしての存在意義を問われるウッディやバズの物語。テクノロジーがあふれる時代に“おもちゃの本当の役割”を問いかける物語が、子育て世代を中心に共感を集め、粘り強い興行を支えている。

8位:『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(公開日:2026年7月31日)

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』

トム・ホランドさん主演の「スパイダーマン」シリーズ第4作が8位に。記録面では大きな動きがあった。世界興行収入は約24億5200万ドルに達し歴代3位に浮上。さらにホランドさんは、本作と2位の『オデュッセイア』の2作に出演したことで、俳優別の累計興行収入でも歴代トップに立った。本作は世界中から自分の記憶を消したピーターが、孤独にニューヨークを守る中、新たな脅威や自身の体に起きていく異変に立ち向かう物語だ。

7位:『最終楽章 響け!ユーフォニアム 後編』(公開日:2026年9月11日)

『最終楽章 響け!ユーフォニアム 後編』
『最終楽章 響け!ユーフォニアム 後編』

吹奏楽にかける高校生の青春を10年以上にわたり描いてきた京都アニメーション制作の人気シリーズが、完結編として初登場7位。2024年放送のテレビアニメ第3期を再構成し、新規シナリオと新たな演奏シーンを加えた。関西大会を突破し全国を目指す北宇治高校吹奏楽部で、“みんなが楽しい”演奏を信じる転校生・真由(声:戸松遥さん)と、実力主義を掲げる部の方針が静かにぶつかる。部長の久美子(声:黒沢ともよさん)は全国金賞の悲願を胸に、ソリストを決めるオーディションへ臨む。

6位:『バックルームズ』(公開日:2026年9月4日)

『バックルームズ』
『バックルームズ』

ネット発の都市伝説を映画化したスリラーが、公開2週目で6位。日本での興行収入は5億円を突破した。劇場には親子連れや中高生グループ、20代の若者たちが友人同士やカップルで訪れる姿が目立ち、世代を超えた動員につながっている。現実の裏側に広がる、出口のない空間「バックルームズ」に迷い込んだ家具屋の店主と、その行方を追うセラピスト。2026年9月18日(金)からは第3弾入場者プレゼント「黄色い防護服ステッカー」の配布も始まる。

5位:『ルックバック』(公開日:2026年9月11日)

『ルックバック』
『ルックバック』

『チェンソーマン』で知られる藤本タツキさんの漫画を、是枝裕和監督が実写化した本作が初登場5位。4コマ漫画で校内一の人気者だった藤野が、圧倒的な画力を持つ不登校の京本と出会い、やがて一緒に漫画を描くようになる。かけがえのない日々を重ねた2人を、やがて大きな出来事が襲う。成長した藤野を出口夏希さん、京本を蒔田彩珠さん、子ども時代を七瀬ふうりさんと岡田六花さんが演じ、漫画編集者役で菅田将暉さんも出演。漫画への情熱がつないだ13年間を、秋田の四季とともに描く。

4位:『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』(公開日:2026年8月28日)

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』

テレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の劇場版第4作が、公開3週目で4位に。まどかへの想いから世界を書き換えたほむらは、「悪魔」としてすべてを手にしたはずだった。だがその歪んだ日常を終わらせる存在が現れ、魔法少女たちの運命が再び動き出す。2026年9月19日(土)からはまどか役の悠木碧さんらキャスト3人によるオーディオコメンタリーの配信と、キャラクター原案の蒼樹うめさんが描きおろした最新ビジュアルのポストカードの配布も始まる。

3位:『白鳥とコウモリ』(公開日:2026年9月4日)

『白鳥とコウモリ』
『白鳥とコウモリ』

東野圭吾さん原作のミステリーが、公開2週目で3位。興行収入は10億円を突破した。善良な弁護士が刺殺された事件で「すべての事件の犯人は私です」と自供した男。その息子・和真(松村北斗さん)と被害者の娘・美令(今田美桜さん)が、それぞれの父の言動に違和感を覚え、真相を追い始める。SNSでは「伏線がつながった瞬間に鳥肌が立った」「真相を知ってから観ると別の映画に見える」とリピーターの声が相次ぎ、世代を問わず劇場へ足を運ぶ観客が続いている。

2位:『オデュッセイア』(公開日:2026年9月11日)

『オデュッセイア』
『オデュッセイア』

クリストファー・ノーラン監督が長編映画史上初となる全編IMAXフィルム撮影に挑んだ超大作が、初登場2位。週末3日間の興収は4億5200万円で、動員では首位の『ちいかわ』に届かなかったが金額では上回り、プレミアムシアターの客単価の高さが際立った。トロイア戦争を終えたイタケの王オデュッセウス(マット・デイモンさん)が、妻ペネロペ(アン・ハサウェイさん)と息子テレマコス(トム・ホランドさん)の待つ故郷へ帰る旅路で、神々に翻弄される。世界興収は16億8000万ドルに到達し、『ジュラシック・ワールド』を超えてユニバーサル作品の歴代最高を塗り替えた。

1位:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(公開日:2026年7月24日)

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』

「ちいかわ」の劇場版が公開8週目も首位を譲らなかった。週末3日間で動員27万1000人、興収4億2700万円。累計は動員1009万人、興収146億円に到達し、公開52日で1000万人を突破した。入場者特典の狭間にあたる週にもかかわらず動員1位を守った地力が光る。2026年9月19日(土)からは入場者特典第5弾として、全52ページの豪華冊子「ひみつ本」の数量限定配布が始まる。ナガノさんが「セイレーン編」構想時に描いていたストーリーイラストや、描きおろしエッセイ「むちゃうま日記」を収録しており、ファンにとっては見逃せない1冊だ。

今週のTOP10は、夏休みから走り続ける『ちいかわ』『トイ・ストーリー5』『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』に加え、ノーラン監督の神話大作、是枝監督の実写ドラマ、10年続いたアニメシリーズの完結編と、毛色の異なる秋の新作がいっきに流れ込んだ。それぞれに熱い支持層を持つ作品が並び、夏のファミリー興行から秋の鑑賞スタイルへ、切り替わりが進んでいる。

2026年9月18日(金)には、織田裕二さん演じる青島俊作が14年ぶりにスクリーンに帰ってくる『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』が公開される。同日には横溝正史さんのミステリーを完全新作として映画化した『八つ墓村』も控える。シルバーウィーク目前のこのタイミングで、国民的シリーズの帰還がランキングをどう動かすか、来週の行方に注目したい。

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(C)ナガノ / 2026「映画ちいかわ」製作委員会

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