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夫「家のことは全部任せた♪」→妻が高熱で動けなくなった朝、何もできなかった事実が義母にバレた話

  • 2026.9.17
SHUFUFU

結婚して5年、私はずっと「助かってる」と思いながら生活していた。でも本当は、助かっていたのは夫のほうだったのだと、ある朝、痛いほど気づかされた。

「俺が外で稼いでるんだから、家のことは任せた」

夫は残業の多い仕事をしていて、最初は「大変なんだな」と思っていた。

でもいつしか、「仕事が忙しい」は魔法の免罪符になっていった。

保育園の送り迎え、役員のお知らせ、予防接種のスケジュール、子どもが夜中に熱を出したときの対応——全部、私がやる。やって当然。

「ゴミ出しだけでもお願いできる?」と頼むと、「俺だって疲れてるんだけど」と返ってくる。

「家のことをもう少し一緒にやりたい」と伝えると、「じゃあ働かなくていいのか? 感謝してないの?」と、会話の矛先が私に向く。

——感謝。その言葉が、いつも壁になった。

「○○保育園だっけ? △△だっけ?」本気で言ってた

月日だけが過ぎた。子どもが2歳になり、3歳になり、保育園の生活にも慣れてきたころ、夫は保育園の名前すら曖昧になっていた。

「○○保育園だっけ? △△だっけ?」

冗談かと思ったら、本気だった。

担任の先生の名前も、緊急連絡先の手順も、子どもが仲良くしているお友達の名前も——何も知らない。

義母が遊びに来て保育園の話になったとき、夫はスマホを見ながら「ふーん」と一言だけ言った。義母は少し困ったような顔をしていたけれど、私は何も言わなかった。

——言っても変わらないことは、もう学習していたから。

「番号、どこ?」熱でぼんやりする私に夫が矢継ぎ早に聞いてくる

それは、平日の朝のことだった。

目が覚めたとき、体が鉛みたいに重くて、起き上がれない。体温を測ると39.8度。頭が痛くて、立っているだけでふらつく。

「……今日、ちょっと無理かもしれない」

夫を呼んで、子どもの保育園の送りを頼んだ。夫の顔が、みるみる青くなっていった。

「え、保育園……何時に行くんだっけ」「連絡帳ってどこ?」「靴下はどこにある?」「バッグは?」

矢継ぎ早に聞いてくる。私は熱でぼんやりしながら、一つひとつ答えた。

保育園の電話番号を知らなかった夫は、「遅れる場合って連絡いるの?」と聞いた後、「番号どこ?」と続けた。

スマホで調べればいいじゃないかとも思ったけれど、公式サイトには代表番号しか載っておらず、クラスへの連絡方法がわからない。連絡帳アプリのIDもパスワードも、夫のスマホには入っていなかった。

——5年間、私がひとりでやってきたことが、そのままここに出た。

「なんにも知らないのね、あの子」義母の一言が5年分をさらした

結局、夫は保育園の門の前で担任の先生に声をかけ、「妻が急病で……」と説明した。

その日の夕方、義母から私に電話があった。夫が義母に助けを求めていたらしい。

「○○から電話があってね、保育園のお迎えをどうすればいいかって。なんにも知らないのね、あの子」

義母の声は穏やかだったけれど、その言葉は静かに重かった。

「あなた、いつもひとりでやってたの?」

「まあ、そうですね」とだけ答えた。泣きそうだったけど、熱のせいにした。

義母はその後、夫にかなり強い言葉で話をしたらしい。「子どもの保育園の電話番号も知らない父親って、どういうこと」と。

夫は帰宅してから、ひどく静かだった。いつものように「俺は疲れてる」とも「感謝しろ」とも言わなかった。

「俺、何も知らなかったな」夫が初めて認めた夜

子どもが寝た後、夫が珍しく自分から話しかけてきた。

「……俺、保育園のこと、全然知らなかった。先生の名前も、アプリのことも」

「うん」と私は答えた。

「感謝しろって言ってたけど、俺のほうが全部やってもらってたんだな」

——5年かかって、やっとそこにたどり着いた。

怒る気力も、もうなかった。ただ、「そうだよ」とだけ言った。

それからは少しずつ変わった。夫がアプリのアカウントを作り、連絡帳を自分でチェックするようになった。完璧ではないけれど、「知ろうとする」姿勢だけは出てきた。

変わったきっかけが私の高熱だったことは、皮肉としか言いようがない。でも——5年間、私が積み上げてきたものの重さを、夫はあの朝はじめて実感出来たと思う。

さいごに

「稼いでいるから」という言葉が、いつの間にか家庭の中の見えない壁になる——そんな状況、思い当たる人は少なくないはず。妻が倒れて初めて「自分は何も知らなかった」と気づく夫の姿は、笑えないけれどリアルな話です。もしものとき、あなたの家ではふたりで動けますか?

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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