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器から溢れるホワイトソース!苫小牧の老舗「ヴァンカム」で絶品ドリアを食べる

  • 2026.9.17

サザンが流れる苫小牧のレジェンド

北海道苫小牧市。

この街の「イケてる大人の原点」とも言える老舗イタリアンレストラン「ヴァンカム」をご存知だろうか。

1979年の創業以来、昭和、平成、令和と地元民の胃袋と青春を支え続けてきたレジェンド店である。

平日の18時にもかかわらず、広い店内はすでにほぼ満席だ。

出典:リビング札幌Web

昭和へタイムスリップ。甘酸っぱい青春の香りがする店内

重厚な扉を開けると、そこに広がっているのはどこか懐かしくも洗練されたノスタルジックな空間だ。

味わい深い木調のインテリア、味のあるレンガ造りのカウンター、そして天井で鈍い光を放つシックなシャンデリア。

そして店内を満たしているのは、BGMとして流れるサザンオールスターズのメロディである。

かつて苫小牧のイケてる先輩たちは、ここで勝負デートを繰り広げていたという噂も納得だ。

サザンをバックにアツアツの洋食を突っつくーーそれだけで甘酸っぱいドラマのワンシーンが完成してしまう。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

迷宮のメニュー表と、悩める男子高校生たち

席に着いてメニューを開くと、そこは「選べない迷宮」であった。

スパゲッティ、オムライス、ピザ、ハンバーグ……どれも魅力的すぎる上に、ドリンクとケーキがセットになった「ヴァンカムセット」など、バリエーションが豊富すぎるのだ。

隣のテーブルにいた男子高校生3人組は、メニューを食い入るように見つめたまま15分間も真剣に長考していた。

「どれが一番お腹を満たせて、かつ最高にウマいか」を賭けた彼らの青春の15分間。

その微笑ましい姿に、心の中で「じっくり悩め若者よ」とエールを送らずにはいられなかった。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

ケーキの誘惑を断ち切り、選んだ「大人の最適解」

ショーケースの自家製ケーキは大人気で、この日はすでに残り2種類という争奪戦状態。

甘党の心が揺さぶられたが、ここで筆者はあえて「ドリア(レギュラーサイズ)+サラダ」という大人の最適解を叩き出すことにした。

運ばれてきた「エビのクリームドリア」のビジュアルは、まさに圧巻の一言。

器の縁からホワイトソースが雪崩のように溢れ出し、こんがり焼き目のついたチーズが「早く食え」と主張している。

まずはサイドのシャキシャキ大根とトマトのサラダで口内を整え、いざ本陣へスプーンを投入した。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

溢れるホワイトソースと隠し味のハーモニー

熱々のスプーンを差し込むと、中から鮮やかなサフランライスが顔を出す。

一口頬張って驚いた。ライスのうえに「ツナ」がふんわりとまぶされているのだ。

この絶妙なアクセントが、濃厚でなめらかなホワイトソースと合わさることで、深いコクとうま味を生み出している。

さらに、どこをすくってもプリプリのエビがゴロゴロと登場する大盤振る舞い。

容赦なくかかったチーズと濃厚ソース、そしてツナ×サフランライスの立体攻撃に、一口食べるごとに多幸感が脳内を駆け巡る。

レギュラーサイズを選んだ自分を心から褒めてあげたいボリュームだ。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

時代を超えて愛される理由がそこにある

食後にマグカップのスープを飲み干し、ふうと息をつく。周りを見渡せば、カップルやファミリー、仕事帰りの会社員、そして未来の「イケてる先輩」を目指す高校生たちが、笑顔でテーブルを囲んでいる。

美味しい食事と、気取らないけれど特別な雰囲気、そして変わらないサザンの歌声。

ヴァンカムが長年この街で愛され続ける理由は、胃袋を満たすだけでなく、誰もが少しだけドラマの主人公になれる場所だからなのかもしれない。

苫小牧に足を運んだ際は、ぜひお腹を空かせてこの「溢れるドリア」に溺れてみてほしい。

出典:リビング札幌Web

レストランヴァンカム
住所 〒053-0022 北海道苫小牧市表町5丁目5−1
駐車場あり
TEL 0144-36-4434
営業時間 11:00~20:00
定休日 水曜日
https://www.instagram.com/vankam_1979/

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください

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