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市川市動植物園のパンチくん ぬいぐるみを使わず仲間と遊んだ一日、心配の声にも回答

  • 2026.9.16
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サル山の群れ入れを目指して奮闘するニホンザルのパンチくんで注目を集める、市川市動植物園(千葉県)。パンチくんが大きな話題になって以来、同園では、飼育担当者の視点から見たサル山やパンチくんの様子を公式Xで発信してきました。ここでは、そうした投稿のひとつを振り返ります。今回取り上げるのは、2月26日に投稿された、パンチくんの一日の様子を伝える報告です。

「ぬいぐるみは使わず」 仲間と遊んだ一日

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ぬいぐるみのオランママから少し離れて、ほかのサルと過ごしていたパンチくん=市川市動植物園公式Xより

この日、市川市動植物園の公式Xに投稿されたのは、以下のような報告でした。

公式Xより:「2/26(木)のパンチ 飼育員『ぬいぐるみは使わず他の子ザル達と遊んでいました。左腕について「怪我しているのでは?」とご心配の声をいただきましたが、念のため獣医にも診てもらい、特に異状なく元気に過ごしていますよ』」

いつも一緒の「オランママ」ことオランウータンのぬいぐるみから少し離れ、ほかの子ザルたちと遊んで過ごした一日だったようです。

パンチくんの成長を伝える報告とともに、左腕をかばうような仕草を見て心配していたファンの声を受け、念のため獣医師の診察を受けたことも伝えられました。

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少しずつサル山のほかのサルとの距離も近くなったパンチくん、じゃれ合う様子も=市川市動植物園公式Xより

ファンから寄せられた、安心と喜びの声

この投稿にも、パンチくんの様子を見守るファンから、多くの声が寄せられていました。

「心配してた左腕、大丈夫でホッとしました 飼育員さんの丁寧な説明と毎日のお知らせ、いつもありがとうございます」

「子ザルとはすぐ仲良しになれるといいな 左腕に異常がなくてよかったです」

「やはり、今日はオランママと分離行動出来ていたんですね。いつもありがとうございます」

「ぬいぐるみと一緒の姿は可愛いけど、パンチくんの為にはぬいぐるみに頼らずとも群れに馴染めるのが1番 本来の姿に1日も早く戻れますように」

ほかのサルと順調に交流するパンチくんを励ます声と、健康を気づかう安堵の声。どちらも、パンチくんをわが子のように見守るファンならではの反応でした。

翌日には、これまでの経緯を伝える声明も

この投稿の翌2月27日、市川市動植物園は「パンチの人工哺育とこれまでの経緯について」と題した「声明文」を公式Xに投稿しました。国内外から寄せられた人工哺育や群れ入れに関する数多くの質問に答える形で、パンチくんが生まれてから群れ入れに挑戦するまでの経緯を丁寧に説明する内容です。

生後3カ月ごろから柵越しにほかのサルと触れ合わせ、生後4カ月を過ぎたころからは担当者とともにサル山で過ごすなど、段階を踏んで群れに慣らしてきたこと、そして群れ入れの前には、優しくしてくれる若いメスと一定期間を過ごさせた上で決断したことなどが記されていました。

あわせて、2009年に同園で人工哺育から群れ入れを果たした「オトメ」という個体が、成長とともに自然とぬいぐるみを卒業し、その後4度の出産をすべて自分の力で育て上げたという事例も紹介されており、パンチくんの将来への期待を感じさせる内容でした。

■市川市動植物園公式X:2月26日の投稿

ライターコメント

ぬいぐるみを使わずに過ごした一日と、心配された左腕の「異状なし」の報告。どちらも小さな出来事のようで、パンチくんを見守ってきた人にとっては、胸をなで下ろす大きな知らせだったのではないでしょうか。また翌日の声明にあった「オトメ」の話は、とても参考になりました。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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