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「夢だった景色がここにある」CORTIS初のワールドツアーを完走──千秋楽で見せた希望に満ちあふれた輝きに感激

  • 2026.9.17

9月4日から6日にかけて、神奈川・ぴあアリーナMMにて、CORTIS初となるワールドツアー『2026 CORTIS TOUR <PUT YOUR PHONE DOWN > IN JAPAN』が開催。7月の仁川公演を皮切りに、北米、ソウルを巡り、世界中に熱狂の渦を巻き起こした彼らの記念すべき初のワールドツアーは、ここ日本で幕を下ろした。

過剰なセットや演出は必要としない。ただ彼らが存在するだけで成立する空間。そこにあるのは、純粋に音楽とCOER(ファンの愛称)と、今を楽しむための尊い時間だった。1stEPでリリースされた『FaSHioN』の歌詞にある「I make them famous I call that, Fashion」──それを体現するかのように、ライブの構成、舞台セットまで極めてシンプル。衣装のチェンジは一度も行われず、KPOPアイドルという枠を大きく超えた、彼らにしか作ることができないクリエイティブな表現だった。

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

ライブの幕開けは、メンバーが手持ちカメラで撮影するバックステージの映像からスタート。リアルタイムでステージへと向かう姿がモニターに映し出されると、会場はCOERの大きな声援で包まれた。気心の知れたメンバーたちによるリラックスしたトークで和やかに始まったステージだが、パフォーマンスが始まると、彼らの表情、そして会場のボルテージは一瞬にして最高潮へ。

スマホを置き、今この瞬間を全身で味わう

「PUT YOUR PHONE DOWN」というツアータイトルの通り、会場はメンバーとCOERがお互いの存在を確かめ合うように激しく揺れるペンライトの海のなかで、『YOUNGCREATORCREW』から『FaSHioN』『REDRED』のパフォーマンスを披露。会場の外まで響き渡るような力強いチャント(かけ声)と彼らのエネルギーが共鳴していた。

今回のライブで特筆すべきは、「PYPDアプリ」の存在だ。“スマホはポケットにしまい、ただライブを楽しむ”というコンセプトのもと、会場でチェックインを行うと、観客の歩数やジャンプ、ダンスの動きがリアルタイムで計測されるという革新的な試みが導入された。COER一人ひとりが全力で楽しむことそのものが、ライブを共に作り出す演出になるのだ。

メンバー全員が作詞・作曲から映像、ダンスの振り付けに至るまで、すべて自ら手掛けるセルフプロデュース集団であるCORTIS。その独自のクリエイティビティは、ステージ上でのパフォーマンスにも色濃く反映されていた。

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

モニターに映る映像と、メンバーの掛け声で行われた「When I say Joy, you say Ride!」のコール&レスポンスの次は「JoyRide」へ。それまでの空気とは一変し、『Lullaby』『Blue Lips』『Wassup』のパートでは、おだやかな時間が流れた。ステージに寝そべったり、ファンと同じ目線になるよう座り込んで歌うシーンも。モニターには必ずしも彼らの姿が映し出されているわけではなく、演出の一部として使用されることが多く、音楽に集中し楽しめるような空間が作り出されていた。

中盤に差し掛かり披露された『What You Want』では、アリーナ席とスタンド席でメロディとコーラスのパートを分け、会場全体で大合唱。全員の心がひとつになったところで、さらに会場の熱気は上がっていく。

『MONEYMONEYMONEY』、そしてまだ未発表の楽曲『NANI (Demo ver)』のパフォーマンスから、彼らのスタートでもある『GO!』のリミックスバージョンまで。

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

約2時間にわたり、MCやVCRの時間も比較的短く、全力で汗を流しステージの上の時間を楽しむ様子は、彼らのあふれ出る創作活動への熱量が流れているようだった。

CORTISがいる現在地、次なるステージへ

最後のMCでは、メンバーひとりひとりが韓国語と日本語を織り交ぜながらこのツアーを振り返った。

JUHOON (P)&(C)BIGHIT MUSIC

JUHOON「もう最後ですね。僕たちはデビューしてから1年も経たず、早い段階でツアーを始めたじゃないですか。それにもかかわらず、多くのCOERの皆さんが客席をびっしり埋め尽くしてくれる姿を見て、本当に感慨深いものがありました。ツアー中、僕はこうすればよかったなと、常に何か物足りなさをいつも感じることもありましたが、このステージに立っている時というのは、幸せな感情だけを常に感じていましたし、皆さんにとっても幸せな時間になっていたらいいなと思います」

KEONHO (P)&(C)BIGHIT MUSIC

KEONHO「このツアー期間を振り返ってみると、本当に学ぶことが多かったです。僕がツアー前にけがを負い、メンバーと一緒に100%のダンスを踊ることができなかったにも関わらず、合わせてくださった4人のメンバーに本当に感謝しています。そしてこういったことに迅速に対応してくださったスタッフの皆さんにも感謝しています。そして心配と、たくさんの応援を送ってくださり光栄でした。本当にありがとうございました」

SEONGHYEON (P)&(C)BIGHIT MUSIC

SEONGHYEON「3日間、COERの皆さんがよく遊んでくれて、僕たちに最高の思い出を作ってくれました。一生一緒だよ! 今回、ツアーを回りながら本当にたくさんの地域に行き、その先々で本当に素晴らしいエネルギーをもらった感じがします。この思い出は一生忘れることができないと思います。これは僕たちにとって初めてのツアーでもありましたから。この先、辛い時にもこの記憶を思い出したいです。このツアーは終わりましたが、僕たちCORTISは終わっていないから! これからも見守ってください」

JAMES (P)&(C)BIGHIT MUSIC

JAMES「今回が初のツアーでしたが、この短い時間の中で、メンバー全員が大きく成長することができたと思います。そしてサポートしてくださるスタッフや周りのみなさんは、僕たちにとって本当に大切な方々です。いつも言っているのですが、CORTISは僕たち5人だけではなく、共に悩み、そして音楽を作ってくれる皆さん、そして楽しんでくださるCOER、全員がこのメンバーの中に含まれています。皆さんが幸せだったなら、僕も幸せです。本当に忘れられないツアーになりました。次のツアーも待っていてね!」

MARTIN (P)&(C)BIGHIT MUSIC

MARTIN「出会った頃、僕たちは幼い子どもだったように思います。それから素晴らしい友人になり、そして一緒に音楽を作り、デビューをすることになりました。今回のツアーのタイトルが<PUT YOUR PHONE DOWN>なのですが、皆さんがスマホを置いてペンライトをもって楽しんでいるなかでパフォーマンスをするというのが、僕の夢でした。みんなが僕たちの夢を叶えてくれました。ありがとうございます。愛してるよ!」

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

フィナーレでは、足を運んでくれたCOERとの時間を惜しむように、一人ひとりとしっかりと目を合わせるメンバーたち。メインステージから花道の隅々まで、上層階のファンにも大きく手を振ったりお辞儀とともに感謝を伝えた。

「また会おう!」そう約束を残してステージを後にした彼らの表情は、充実感と自信に満ちていた。あふれるエネルギーと独自のクリエイティビティを武器に、自らの手で道を切り開いていくCORTIS。彼らがこれからどんな進化を遂げていくのか、今後の活躍から目が離せない。

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