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男性社員全員に愛嬌を振りまくマウント女子。「誰からもモテる人」だと周りの女性に思われたい【著者インタビュー】

  • 2026.9.15

【漫画】本編を読む

仕事も恋愛も、何もかも自分が一番じゃないと気が済まない! 社内で自分が一番可愛い、誰よりもモテていると思っている女性社員・桑野真由香。そんな自分の天下だと思っていた社内に、育休から復帰してきた雪平まゆが現れる。男性社員とも顧客とも仲が良く、細かい気配りで仕事もできる雪平は桑野のマウントも華麗にスルー。そんな雪平が気に入らない桑野は、どうにかして雪平を陥れようとするものの……。

そんな残念なマウント女子・桑野を主人公にした物語『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』(白金ゆい/KADOKAWA)。桑野のモデルとなった人物についてから、人はなぜマウントを取るのか、取られて不快になるのかという話まで。著者である白金ゆいさんにさまざまなお話を伺った。

――桑野の恋愛面について、「好きな人にモテたい」ではなく、自分が見下している相手にさえ好意を向けられたいという描写が印象的でした。桑野にとって恋愛は承認欲求を満たすための手段ということでしょうか。

白金ゆいさん(以下、白金):そうですね。興味のない男性から好かれること自体を求めているのではなく、「誰からもモテる」と周りの女性から見られたい気持ちのほうが強いんです。

――女性読者から見ると、「あ、媚びてるな」とすぐ分かるのに、男性社員はあまり気づいていない。この温度差の描写がすごくリアルでした。

白金:桑野は、自分の利益になるなら媚びを売ることもいとわない人なんですよね。モデルになった人もそうでしたし、実際、「この人にモテても嬉しくないはずなのに、どうしてここまで愛想よくするんだろう」と思うような人を見かけることってありますよね。

――確かに。しかも作中、男性社員はみんな桑野に好意的ですよね。男性が明らかな媚びやあざとさに気づかない場面って、日常でも見かける気がします。なぜ気づかないのでしょうか。

白金:毎回笑顔で話を聞いてくれて、自分の話に大きくリアクションしてくれる人がいたら、誰だって嬉しいと思うんですよ。もし自分が男性だったとしても悪い気はしないと思うし、同性同士でも、自分の話を楽しそうに聞いてくれる人がいたら嬉しいと思います。だから「男性だから騙される」ということではなく、人は好意的に接してくれる相手に自然と好感を持つものなんだと思いますね。

取材・文=原智香

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