1. トップ
  2. 「悩んじゃダメなの!?」ミスコンに出場させられる、モテるのが辛い…美少女の息苦しさを描く【著者取材】

「悩んじゃダメなの!?」ミスコンに出場させられる、モテるのが辛い…美少女の息苦しさを描く【著者取材】

  • 2026.9.14
「かわいそうな私たち」 画像提供:乃田ユウキさん
「かわいそうな私たち」 画像提供:乃田ユウキさん

大学生の頃に漫画を描き始めた乃田ユウキ(@nd___yk)さんは、X(旧Twitter)を中心に漫画を公開している。2024年1月にはくらげバンチにて「かわいそうな私たち」が掲載。かわいくて勉強もできる藤島さんはクラスでも人気者!けれど、外見だけで幸せ者だと勝手に判断されてしまい、本当の幸せについて考え始めていく青春物語だ。本作が誕生した理由や裏話などについて、乃田ユウキさんにインタビューした。

他人の幸せと比べてしまうSNS時代、自分の悩みを認める難しさ

「かわいそうな私たち」 画像提供:乃田ユウキさん
「かわいそうな私たち」 画像提供:乃田ユウキさん
01 画像提供:乃田ユウキさん
01 画像提供:乃田ユウキさん
ミスコンの準備を手伝おうとするクラスメイトだが…!? 02 画像提供:乃田ユウキさん
ミスコンの準備を手伝おうとするクラスメイトだが…!? 02 画像提供:乃田ユウキさん

かわいくて勉強もでき、クラスでも人気者の主人公・藤島さんがミスコンへの出場を決めたのは、「出場したい」という自分の意思からではなかった。周囲の期待や視線を無意識に考えて行動する癖があり、出場しなかったときに周りからどう思われるかを考えたうえで、最終的に参加したのではないかと作者の乃田ユウキさんは語る。

本作「かわいそうな私たち」が生まれた背景には、乃田さん自身が感じた現代社会の息苦しさがあるそうで、「自分のことを『かわいそう』と認めてあげるのが難しい時代だなと感じ、その息苦しさを漫画にしました」と振り返る。SNSを通じて、自分より恵まれている人やそうでない人の暮らしが見えるようになり、自分の幸せ度まで相対的にわかりやすくなったなかで、悲しい出来事があったときに「今とっても悲しい気持ちだ。今の自分はかわいそうだ」と自分を慰めることも、真面目な人ほど難しいのではないかと考えたという。

登場人物にモデルがいるのか尋ねたところ、「でもこんな悩み、ほかの人に比べれば大したことないから」と笑顔で話す友人と、「これが私がしたいことだから」と自分の信じる道を突き進む友人の姿をもとにキャラクターを考えたと教えてくれた。

今後は「生きづらさの中で一生懸命生きる人たちを描きたい」と話し、挑戦と失敗を重ねながら前進したいと意欲を見せる乃田さん。誰かから見た幸せと自分が感じる幸せは同じとは限らないことを考えさせてくれる本作を、ぜひ読んでみてほしい。

取材協力:乃田ユウキ(@nd___yk)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ