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妻の返した言葉を読み飛ばした俺が、自分で集まりの延期を書き込むまで

  • 2026.9.13
ハウコレ

買い物かごを手に、妻任せにしていた準備を初めて数えました。並べてくれると思っていた皿も、確認してくれると思っていた飲み物も、自分では数えていませんでした。

「任せて」と書いたあとのことを考えていませんでした

友人夫婦2組との集まりをうちでやろうと言い出したのは俺です。

日取りを決めるグループチャットで、

「準備は全部やるから任せて」

と書き込みました。友人夫婦からは、感謝のメッセージが届きました。

そのとき、料理を何にするかも、飲み物を何本買うかも決めていませんでした。それでも、そう書けば話がまとまると思っていました。

妻からは、

「わかった、お願いね」

と返ってきました。

いつもなら、そのあと妻から「飲み物どうする?」と聞かれます。俺が「あとでやっとく」と言っているうちに、妻が必要なものを確認してくれていました。

今回は、それがありませんでした。

確認が来ないのを「まだ大丈夫」だと思っていました

当日までの数日、妻から準備について聞かれることはありませんでした。その時点で自分から確認すればよかったのに、俺はまだ余裕があるのだと勝手に考えていました。飲み物くらいは妻が買っているかもしれない。皿くらいは出してくれているだろう。そう思っていた気もします。

当日は用事があり、家を空けていました。買い出しに一度も行っていないことを思い出したのは、帰る途中です。集まりが始まるまで、もう40分もありませんでした。

慌てて店へ向かい、

「悪い、今から買い出し行く」

「先に何か作っておいてくれない?」

と妻に送りました。

返ってきたのは、

「準備は全部やるから任せて、って書いてたよね」

という言葉でした。

「全部」の中に、妻の手まで入れていました

買い物かごを持ったまま、俺は妻へ何と返すか考えました。

材料はまだ買っていない。飲み物もない。皿も出していない。それなのに俺の頭の中では、妻が皿を並べてくれることも、足りない物を確認してくれることも、最初から予定の中に入っていました。

妻がいつも先に気づいて動くことまで、自分の段取りの一部のように考えていたのです。

このままでは間に合わないと思い、6人のグループチャットを開きました。

「今日は延期にさせてください」

そう書き込みました。妻が何もしてくれなかったからだと書きかけて、消しました。やると言ったのは俺です。

そして...

今は「任せて」と言う前に、いつ何をするのかまで決めるようにしています。買い物が必要なら、冷蔵庫にメモを貼って、行く日も自分で書きます。終わったものから線を引きます。

妻はそこに何も書き足しません。以前なら、その空欄を妻が埋めてくれるのをどこかで待っていたのだと思います。

(30代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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