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毒母「誘拐で通報しますよ!」親友宅で夕食を食べる娘を連れ戻しに来て…友情は最悪の結末へ

  • 2026.9.12

小学生のトモちゃんには、1年生からずっと一緒に過ごしてきた親友・カノコちゃんがいました。しかしトモちゃんの母は、親友との約束や楽しみをことごとく否定。お揃いの服を勝手に捨てたり、カノコちゃんからもらったシール帳を破ったりと、友だちとつながる小さなきっかけまで奪っていきます。そんな中、カノコちゃんの家はトモちゃんにとって唯一安心できる場所になっていき……。

カノコちゃんの家で過ごすうちに、「この家の子どもになりたい」と思うほど安心感を覚えたトモちゃん。カノコちゃんママは、トモちゃんのつらさを受け止め、気分転換に夕食へ誘ってくれました。

母には電話でなんとか許可を取り、ようやくあたたかい食卓についたトモちゃん。けれど、その幸せな時間は長くは続きませんでした。

怒った母親が突然友だちの家に上がり込んできて

カノコちゃんの家で夕食を食べ始めたトモちゃん。しかし、幸せな時間はわずか数口で終わってしまいます。突然やって来た母は、カノコちゃんママの制止を振り切って家に上がり込み、「とっとと帰るよ」とトモちゃんを連れ戻そうとしました。

「帰りたくない」と泣くトモちゃんに、母は弟の食事を理由に怒鳴り、さらに手を上げます。その様子を見たカノコちゃんママは、無理やりご飯を作らせていることや持ち物を破いたことも含め、「虐待です」と母に訴えました。

ところが母は、窓を開けて「誘拐で通報しますよ」と大声で叫び始めます。カノコちゃんママはこれ以上関わることはできないと涙ながらに告げ、カノコちゃんもトモちゃんとの絶交を受け入れることに。トモちゃんは、心の支えだった親友を失ってしまいました。

◇ ◇ ◇

家庭の外に、安心して過ごせる場所や気持ちを受け止めてくれる大人がいることは、子どもにとって大きな支えになります。だからこそ、そのつながりが大人同士のトラブルによって断たれてしまうと、子どもはさらに孤立感を深めてしまうこともあるのではないでしょうか。

一方で、異変に気づいた大人がひとりで抱え込むことにも限界があります。助けたい気持ちがあっても、自分の家庭や子どもを守らなければならない場面もあるからこそ、学校や専門機関など、複数の大人につなげる視点が大切です。

児童虐待を受けたと思われる子どもを発見した場合は、速やかに通告することが法律で定められています。「これは虐待かもしれない」と感じたときは、児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」などに相談・通告しましょう。匿名での相談・通告が可能で、通話料も無料です。

また、こども家庭庁が運用する「親子のための相談LINE」では、子育てや親子関係の悩みをLINEで相談することもできます。子どもの安全を、社会全体で守っていけるようにしたいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ

ベビーカレンダー編集部

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