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義母「タワマンには私たちが住む♡」夫からも離婚宣言→「いいけど…家賃払えるの?」黙って従った結果

  • 2026.9.12

夫は少し大雑把ですが前向きな性格で、細かいことを気にする私と欠点を補い合える関係だと思っていました。そんな私たちは、結婚を機に、生活費を抑えるために夫の実家で義両親と同居することになりました。

義父は小さな町工場を経営しており、初めのころは義両親との関係も良好でした。しかしある日、義父から「お前の父親に頼んで、うちの工場に仕事を回してもらえないか」と頼まれたのです。

私の父は地元で不動産関連の会社を経営していますが、業種がまったく違うため力にはなれません。事情を伝えて丁重に断ると、義父は「家に住まわせてやっているのに、少しの融通も利かないのか」と激怒し、私をにらみつけました。

義両親の豹変と、楽観的すぎる夫

それ以来、義両親の私に対する態度は一変しました。私だけ夕食のおかずを極端に減らされたり、生活費を必要以上に要求されたり、何かと理由をつけてお金をせびられたり……嫌がらせが始まったのです。義両親が私にやさしかったのは、経営者である私の父のツテや資金援助をあてにしていたからだと気づきました。

限界を感じた私は、夫に愚痴をこぼしましたが、夫は「自分で好きなものを買って食べればいいじゃん」と能天気な返事をするだけでした。夫は楽観的すぎる性格ゆえに、私の気持ちをまったく理解してくれなかったのです。

このまま同居を続けるのは精神的に持たないと考えた私は、家を出ることを提案しました。夫も「通勤がラクになるなら」とあっさり同意し、私たちは駅前にあるセキュリティーのしっかりしたタワーマンションの一室を、夫名義で借りました。

こうして、ようやく夫婦2人での生活が始まったのです。

突然のマンション乗っ取りと離婚宣言

新居で生活し始め、数カ月が過ぎたころ、夫が突然、義両親を連れて帰宅しました。聞けば、工場の経営が悪化し、借金返済のために義実家の土地と建物を売却したとのこと……。

夫は、住む場所がなくなった義両親を、私に何の相談もなくマンションへ連れてきたのです。義母は悪びれる様子もなく、「ここは息子の家なんだから、今日から私たちが住むわ。あなたは邪魔だから出てって」と言い放ちました。

夫に助けを求めましたが、夫は「親が困っているんだから一緒に住むくらいいいだろ。親と仲良くやれないなら離婚だな」と言い、私に背を向けたのです。夫婦でいるための条件が「義両親の要求に従うこと」だなんて、到底受け入れられません。

私はその場で離婚に同意し、自分の荷物をまとめ始めました。荷造りをしていると、リビングから義母の楽しげな声が聞こえてきました。

「これで家族水入らずで暮らせるわね」
私が出ていくことを喜んでいるような言い方に、私はイライラが募りました。夫も義母をたしなめるどころか、「まあ、これで丸く収まるだろ」と笑っています。この状況のどこが「丸く収まった」のか、私には理解できませんでした。

これまでは私も家賃や生活費を負担していました。それなのに、これからは夫ひとりの収入でマンションの家賃を払いながら、義両親の生活まで支えるつもりなのでしょうか。私は「いいけど……ひとりで家賃払えるの?」と言いかけましたが、もう何を言っても無駄だと思い、何も告げずにそのままマンションを出て、実家に戻りました。

その後、夫との離婚手続きを進め、ほどなくして正式に離婚が成立しました。

妻を追い出した元夫一家の末路

それから半年ほどたったある日、元夫から突然電話がかかってきました。

「頼む、少しでいいから金を貸してくれないか」
あまりにも都合のいい言葉に、私は耳を疑いました。事情を聞くと、私が出ていった後、元夫の生活は急速に苦しくなっていったそうです。義父の工場は以前から経営難で、義実家を売却しても借金の問題がすべて解決したわけではありませんでした。

義両親には十分な収入もなく、マンションの家賃だけでなく、食費や光熱費など、3人分の生活費を元夫がひとりで負担することになっていたのです。それまで夫婦2人で負担していた生活費を、元夫ひとりの収入でまかなわなければならなくなったうえ、義両親からは「あれが必要」「これも買ってほしい」と次々に頼まれたとのこと。

最初のうちは「人生なんとかなるさ」と笑っていた元夫も、貯金が減っていくにつれて、ようやく事態の深刻さに気づいたそうです。家賃の支払いにも困るようになり、生活費を補うために借金までしているというのです。

「お前がいたころは、こんなに金がかかってなかったんだ。戻ってきてくれないか?」

思わずあきれてしまいました。私がいたから生活が成り立っていたことに、今さら気づいたのでしょう。しかし、私を追い出したのは、ほかでもない元夫です。私は静かに言いました。

「あなたたちが望んだとおり、親子3人で暮らせているじゃない。私が戻る理由はないよ。それに、あんなにひどい扱いをした私にお金まで借りようとするなんて、お気楽すぎるんじゃない?」

私はそう伝えて電話を切り、そのまま着信拒否に設定しました。後から共通の友人から聞いた話によると、元夫は結局、マンションの家賃を払い続けることが難しくなり、義両親とともに家賃の安い古いアパートへ引っ越したそうです。

一方の私は実家に戻り、父の会社で働き始めました。今では、自分のために時間とお金を使える、穏やかな毎日を送っています。

◇ ◇ ◇

「親が困っているから」という理由で、妻の気持ちを無視して同居を押しつけ、さらには離婚まで迫った夫。家族を助けることは大切ですが、それはパートナーに一方的な我慢や負担を強いていい理由にはなりませんよね。

生活には家賃以外にも、食費や光熱費などさまざまなお金がかかります。「なんとかなる」と楽観視して、将来のことを考えなければ、生活は簡単に崩れてしまうのではないでしょうか。家族間で大きな問題が起きたときこそ、誰かひとりに負担を押しつけるのではなく、状況をきちんと確認し、お互いが納得できる解決策を話し合っていきたいですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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