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「すっげー、ブス」容姿への否定から始まった14歳の決断→整形費用は総額700万円…果てしない「理想」への渇望

  • 2026.9.11
画像提供:(C)うみの韻花/KADOKAWA
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「すっげー、ブス」。エレベーターのすれ違いざま、見知らぬ男性から投げられた言葉だ。14歳で二重整形をし、社会人になってからもほうれい線やシミなどを除去。「かわいい」と言われるための努力を続けてきたのに、なぜなのか。うみの韻花(@umino_otoka)さんの実体験を描いたコミックエッセイ『14歳で整形した私 「ブス」の呪いから解けて自分を好きになる日まで』を紹介するとともに、本作に込めた思いを作者のうみのさんに聞いた。

画像提供:(C)うみの韻花/KADOKAWA
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※本作は著者の闘病体験を描いたコミックエッセイです。紹介している病状や治療の経過には個人差があり、医学的な見解を代弁するものではありません。気がかりな症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。

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成長期に容姿を否定された経験

成長期に容姿を否定された経験は、心に大きなしこりを残す。うみのさんもその1人だ。美容外科医だった父親からの「今はブスだが、将来は美人になる」という言葉が呪縛となり、14歳で初めて二重整形を経験した。その後、見知らぬ男性から浴びせられた暴言を機に2度目の施術へ。さらに交際相手から「胸がない」と指摘され、豊胸手術にも踏み切った。いじればいじるほど理想から遠ざかる、深い整形の沼にはまっていったのだ。

費用は総額700万円を超える

目、鼻、輪郭、胸など、これまでにかかった費用は総額700万円を超える。本作を描いたきっかけについて、うみのさんは「モラハラの彼と別れたことをきっかけに人生をやり直そうと一念発起し、幼い頃からの夢だった漫画家を目指しました。整形をテーマにしたエッセイならリアルで目を引くのではないかと考え、誰かに批判されたとしても、ありのままの体験を描こうと決めました」と振り返る。

整形は「自分を好きになるため」の人生の勲章

作中には、整形後も交際相手に容姿を否定される凄惨な描写がある。「整形しても自分をかわいく思えない」という苦悩について、外見に執着するあまり心が歪んでしまった当時の自分を、客観的な恐怖や異常性を感じさせる姿として描いたという。「つらかった記憶を呼び起こし、泣きながら描いたこともありました」とうみのさんは明かす。

それでも、整形をしたこと自体に後悔はない。「鼻の整形では左右差ができてしまい気になっている部分もありますが、整形前のコンプレックスは解消され、自分に自信を持てるようになりました」。胸を張って歩けるようになり、「かわいい」「きれい」と言ってくれる人もいる。「心を病んでしまうことは何度もありましたが、その経験を経て、少しずつ自分で自分を認めてあげられるようになりました。整形は『自分を好きになるために勇気を出した証』であり、人生の勲章だと思っています」と力強く語った。

取材協力:うみの韻花(@umino_otoka)

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