1. トップ
  2. ヘルスケア
  3. 「疲れが抜けない」「イライラする」「眠れない」その不調、プレ更年期かも…? 30代からはじめるゆらぎケア 婦人科医の高尾美穂先生に聞く

「疲れが抜けない」「イライラする」「眠れない」その不調、プレ更年期かも…? 30代からはじめるゆらぎケア 婦人科医の高尾美穂先生に聞く

  • 2026.9.11

30代のInRed世代が徐々に感じはじめるさまざまな不調。そんな心や体が感じる“ゆらぎ”症状はプレ更年期が原因かもしれません。上手に向き合い、その後の更年期を健康的に過ごすために正しい知識を身につけましょう。

心も体も“ゆらぎ”のサインを感じたら 睡眠と自分をいたわる時間を優先して

 “更年期”という医学用語はあるけれど、“プレ更年期”は医学的に定義されているわけではありません。症状に個人差はありますが、30代〜40代前半で更年期と同じような不快な症状を感じている女性がおられます。生理は来ていて卵巣機能は保たれている一方で、疲れやすい、よく眠れた感じがしない、風邪をひくと治りにくい、ちょっとしたことでイライラしやすいなど更年期のようなゆらぎの症状が気になりはじめたら“プレ更年期”のサインかもしれません。生活習慣を見直したり、気持ちを整えておくと安心です。 日常で現れる不調にとまどいや不安を感じると思いますが、このゆらぎ症状と賢く向き合い快適に過ごすためには、まずは時間の使い方を見直し、睡眠時間を確保することが大切です。メンタル不調の原因に睡眠不足が潜んでいることが多く、約7時間の睡眠時間確保が理想的。また、リフレッシュを兼ねた自分をいたわる時間を持つことも大切です。ストレッチやヨガなどで体を動かしてみたり、気分転換にお気に入りのカフェへ出かけてみたり、自分自身が気分転換できる方法をもち、アクションをすることが大事ですね。自分に目を向けられている、という自信が心の満足感やポジティブな気持ちにつながるのです。 「仕事や育児に追われている」「気軽に悩みを打ち明けられる相手がいない」など、そんなストレス自体が不調を生んでいる可能性も。InRed世代の方は特に、1日24時間という限られた時間の中で、仕事、育児、家庭のことなど役割が多く、時間がない、余裕がないなど自分自身が納得できるような時間の使い方がなかなかできていないことが多いと思うんです。そんな社会的、環境的な要因も背景にあるということを知り、一人で抱え込まずに旦那さんや家族、会社など全体でヘルスリテラシーを高めることが重要です。専門家に相談をすることもひとつの手立て。「周りを巻き込んでいい」「完璧主義じゃなくていい」、そういう意識でいることでプレ更年期を無理なく過ごせますし、その先の更年期症状も軽く、自然体で過ごせるようになるはずです。

知らないうちにやってない? “ゆらぎ症状”を悪化させる習慣CHECK

日常生活の中でついついやってしまいがちなその行動、実はプレ更年期のゆらぎ症状を悪化させてしまう原因になっているかも…!?

☑︎ ストレスを自分だけで抱え込む
☑︎ 運動不足
☑︎ ついつい飲みすぎてしまう
☑︎ 完璧主義
☑︎ 忙しくて夜更かしをしてしまう
☑︎ 寝落ちしてしまう
☑︎ 好きなものばかり食べてしまう
☑︎ 眠れず深夜までスマホを見てしまう
☑︎ 気合いでなんでも乗り切ろうとする

教えてくれたのは…

婦人科医 高尾美穂先生

女性のための総合ヘルスクリニック「イーク表参道」副院長。婦人科診察を通し、女性の健康で幸せな人生と前向きな選択を後押しすることをライフワークとして、テレビや雑誌など数々のメディアにも出演。

Illustration_huhu. Edit & Text_Maiko Watanabe

※InRed2026年8・9月合併号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

この記事を書いた人

InRed編集部

「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。

X:@InRed_tkj
Instagram:@inrededitor
 

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ